何個当てはまってる?大学生と社会人の違いを27個まとめ

大学生と社会人の違い

大学生というと学生の中では知識も経験も豊富ですが、社会人と比べてみるとまだまだひよっこです。「俺はできる。」と息巻く大学生も実は足りないものだらけだったりします。

今回は社会人にあって大学生にないものは何かをテーマに、大学生と社会人の違いをリストアップしてみました。社会人や大学生とはいっても様々ですが、いわゆる「できる社会人」と「一般的な大学生」を比較して大胆に考えています。

今回のポイント!
この後紹介する大学生に足りないものが大学生のうちに全て克服できれば就活も楽勝だろうし、社会人になった時に良いスタートダッシュが切れます。一つでも多く足りない部分を補っておきましょう。

できる社会人にあって普通の大学生にないもの

大学生までの当たり前と社会人の当たり前は全然違います。大学生までの人間関係は好きな人とつるんでいれば良いですが、社会人は他人付き合いが基本です。そこで大事なお金に関する話をするわけですから、適当にはやっていけないですよね。

人付き合いにおいて当たり前のことが当たり前にできること。あとビジネスの話に慣れてくれば、社会人としての最低限のことができるようになってきます。

1.マナーがない

マナーがない大学生は本当に多いです。僕は気にしませんが、見ていると「社会人になるまでに直した方が良いな。」と思うこともしばしば。ただ、タバコやゴミを平気でポイ捨てするレベルの人は僕的にも論外。超オリジナルな生き方をしたい人は別ですが、相手を悪い気持ちにさせないだけの社会人としてのマナーは身につけておきたいものです。

2.礼儀がない

挨拶がまともにできないのは重傷ですが、言葉遣いや最低限相手を敬う行動ができなければ社会ではやっていけません。言葉に出す人は少ないですが、会社で働くには協調性も大切なので、上司だけでなく起業家・経営者も礼儀があるかどうかは見ています。礼儀はいらないと思うのであれば、誰にも負けないような圧倒的な知識とスキルを身につけて独立することをお勧めします。

3.敬語が使えなさ過ぎる

20代の社会人で気にする人は少なくなってきましたが、社会に出ると敬語を使わなければならない状況が否応なしに存在します。周りにいる10人の上司みんなが敬語を使っている状況で自分だけおかしな言葉を遣ってしまうと、かなり恥ずかしい思いをするでしょう。状況に応じて言葉を使い分ける技術、結構使います。

4.メールの返信が遅い

仕事のメールなのに返信が2日経っても戻ってこないようではビジネスの現場ではかなり使えない人です。24時間以内に返すように心がけて欲しくて、それ以上遅くなる場合は事前に連絡をしておきましょう。どうしてもという急な事情は仕方がないですが、ビジネスに関わる情報の交換はスピードが重要です。

5.メールの文章力がない

意識は高いけれど、あまりにも文章力のない大学生を良く見かけます。言葉の使い方や構成に関してもそうですが、こちらが聞きたい情報が全然載っていないので、丁寧に聞き返すしかない。メールを送る際には自分が伝えたい情報だけではなく、相手が望んでいる情報は何かを考えて文章を入力して下さい。これは本当にお願いします。

6.時間が守れない

時間が守れないのは大学生にとても良くある欠点です。友人と待ち合わせをしている場合は良いかもしれませんが、目上の人に対してやビジネスの現場で時間にルーズでは信用問題に関わります。「守る時は守る。」ではなく、時間を守るのは習慣にしないと癖になってしまいます。

7.言ったことをやらない

「やります。」「明日までに提出します。」言葉ではこのように言っても実際はやらない人が多いです。できるか分からない難解な目標設定をされている場合は別ですが、できないなら「できない。」と伝えましょう。そうしないと自分の立ち位置が下がってしまうだけです。最終的には自分に責任が返ってきます。

8.行動が遅い

ビジネスは常に時間との勝負なのでスピーディーな行動が必然的に求められるのですが、大学生だと時間があり過ぎて行動せずにだらだらと過ごしてしまっている気がします。思考もそうですが、行動の早さで生産性が変わってきます。早くできることは早く終わらせるようにしましょう。

9.後回し癖がある

やらなければならないのに「後でいいや。」と作業を後回しにしてしまう人は多いのではないでしょうか。タスクは日が経てば増えていくものなので、後回し癖がついてしまうとやるべきことが多過ぎて精神的に辛くなります。60%の成果でも良いので、タスクを貯めないことは大切です。

10.質問しない

分からないことがあっても質問しない人がいますが、それはスゴくもったいないです。質問は人とのコミュニケーションをとる上で非常に重要な役割を果たします。質問して怒るような人がいればその人には質問しなくても良いと思いますが、調べたり自分の頭で考えてみて分からないことは分かる人にすぐに聞きましょう。

11.自我が強過ぎる

正直、大学生のほとんどは社会人からすると経験も知識もないし、思考力も全然ない、ポケモンで言うと5レベくらいの存在です。それなのに他人を批判したり、明確な根拠なしに無理やり自分の意見を押し通そうとしている学生をたまに見かけます。自分があることは良いと思いますが、自分の社会的な立ち位置を理解した上で行動した方が良い場合も多くあるので気をつけてみて下さい。

12.怒られるのに慣れてない

怒られるとすぐに会社に来なくなったり、長い間ヘコんでしまう学生も多いです。怒られることは気にすることありません。自らの問題を知り、その原因を突き止めて解決していくことこそ大切です。怒号を飛ばすような人は無視して良いですが、怒られた時に自分の悪い部分を気づかせてくれていると感謝できるようになれたら良いですね。

13.愚痴が多い

「仕事がつまらない。」「あの人は嫌な人。」などの愚痴をもらすことは受動的に物事を捉えて思考停止してしまっていることと同じです。プライベートならそれで終わっても良いですが、社会の現場であれば「つまらないならどうやって面白くするか。」「嫌な人をどうすれば上手く対処できるか。」など常に頭を動かして愚痴を言う暇がないほど問題解決を行うことが普通です。

14.意識が低すぎる

日本社会の現状を知っていれば、今をただ何となく生きたり遊びほうけていては将来が危ういことは明白です。原因は恐らく社会の現実について情報がないからなのかもしれませんが、意識レベルが低過ぎるのは大きな問題です。今だけを考えるのではなく社会に出た後を見据えた活動をすると良いでしょう。

15.軸がない

大学生とたくさん会っていると社会に出てやりたいことがない人が非常に多いです。それだけなら良いのですが、やりたいことを見つけるための行動や、やりたいことが見つかったときのための準備をしていないのは危険です。大学生はやるべきことはたくさんあるので、軸がないなら軸を見つけることを軸に行動するなど行動を止めないことを考えてみてください。

16.継続力がない

あれもやってこれもやって…と継続して何かに没頭する学生はとても少ない気がします。しかし、仕事は結構同じことの繰り返しであることが多いです。例えば、ライターだったら文章を書き続けるし、デザイナーはデザインをし続けます。もちろん詳細は変わってきますが、やることは一緒です。なので、継続して何かを続けられないと仕事は辛く感じてしまうかもしれません。

17.自己管理ができない

体調管理もそうですが、時間の使い方、スキルの向上、環境、モチベーション維持などの自己管理ができる人とできない人では大きな差ができてしまいます。目標を設定し、そこに向かって自己管理を徹底して早く確実に目標を達成できるよう自己管理ができると社会では強みになります。

18.論理的に物事を考えられない

大学生の中でもロジカルシンキングの重要性を理解しトレーニングに励む人は見かけますが、実際に論理的に物事を考えられている人は少ないように思います。多くの大学生が曖昧な論理で感情優先な意思決定をしています。感情だけでは上手くいかないのがこの世の中なので、感性に加えて論理的に道筋を立てて考えていけるようにしたいものです。

19.社会のことを知らない

学生は社会人との繋がりが少ないからか、実際に働くということがどういうことなのかはもちろん、今の社会がどういった状況にあるのかを理解している人があまりにも少ないです。どん底の日本社会でどんな行動をとっていくのかを常に頭の片隅に入れておけたら良いと思います。

20.言葉を知らない

言葉を知らないと話の中でいちいち意味を説明しながら話さなければならないので、言葉を知らない人と話すのは少し疲れます。常識という言葉は好きではないのですが、社会で良く使われるような言葉は経済誌やビジネス書の中にたくさんあるので、そういった言葉を知っておくのも良いです。社会で使えそうな本を読みましょう。

21.ビジネス知識がない

社会ではお金を稼いでいかなければ生活できないにも関わらず、ビジネスの話に疎い人が結構多いです。ビジネスの仕組みを理解していなければ資本主義社会ではお金を搾取される側に回ってしまいます。必要なビジネス知識を身につけておけば就活での会社選びでも見方が変わってきますし、詐欺まがいのビジネスに引っかかりにくくなるので、あって損することはないです。

22.専門スキルがない

専門分野の知識やスキルがなければビジネスはやっていけません。なので、今後ビジネスをしていく際には自らの専門分野を絞っていくことが必要です。「あなたは何ができる人なのか?」「何ができるようになりたいのか?」この質問にすぐ答えられるようになれば、どのような世界で生きていくのかが見えてくると思います。

23.与えられたことしかやらない

与えられた仕事をこなすのは当たり前として、それ以上の何かに気づいて実行できれば良い人財として評価されること間違い無しです。与えられた仕事だけこなすのではなく、相手の期待を良い意味で裏切ってみて下さい。

24.人とうまく付き合えない

対人コミュニケーションはビジネスの基本中の基本です。単純に人と会話できるということではなくて「良い人間関係」を構築する能力がコミュニケーション力です。無理して話さなくても大丈夫です。嫌な人とでも仕事の会話ができる、無言で俯いてしまうことがない程度の力は欲しいところです。

25.人前でうまく話せない

プレゼンテーションなど、人の前で何かを発表する機会は社会人になると増えてきます。人前で話すと上がってしまって言葉に詰まる人を見かけますが、人前で話すのは慣れでしか克服できません。積極的に人前で話す機会を手に入れて数をこなしましょう。

26.向上心がない

「給料さえもらえれば良い。」「今のままでも大丈夫。」こんな感じで成長意欲や向上心がみられない人が意外といます。現状維持ではすぐに下に抜かれてしまうのは目に見えています。誰のためでもなく自分のために、後になって後悔しないためにも向上心は常に持ち続けることはとても大切です。

27.お金がない

社会人と比べると大学生はお金がありません。なので、買えるものはとても限られています。また、動かしているお金の桁も全然違います。とはいえ、大学生には時間があります。その時間をどう有効的に使うのかが社会人になってからの給与にも関わってくるので、時間を大切に。

まとめ

結構たくさんリストにまとめましたが、社会人と学生を比べてみて如実に感じることを書いてみました。これらに当てはまるのもあれば当てはまらないものもあったと思います。社会人でもできてない人はたくさんいますが、社会で活躍しているような「できる社会人」はどれも当たり前にできています。

社会人になってこれらのことができなければ「へたれ社会人」と言ってもいいくらいです。社会で仕事をする上で最低限できるようにしたい基礎的なことなので、なるべく早くできるようになりましょう。

因みに、これは漫画『スラムダンク』の最初の方で基礎練習をないがしろにした桜木花道にキャプテンの赤木剛憲が言った言葉です。

赤木剛憲
『基本がどれほど大事か わからんのか !!
ダンクができようが何だろうが、基本を知らん奴は試合になったら何もできやしねーんだ !!』赤木剛憲(湘北キャプテン)

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