一度は授業を受けてみたい!日本の有名な大学教授・非常勤講師10選

日本の有名な大学教授・非常勤講師

みなさん、講義がつまらない…と思うことはありませんか?

教授が池上彰だったらわかりやすくて面白いのになぁ…なんて思ったことがあるのは、私だけではないはず(笑)他にもノーベル賞を獲った有名な教授の講義は面白いか問わず、一度受けてみたい。

日本の大学教授の質は世界的にも低いと言われますが、面白い講義を展開している教授もたくさんいます。

そこで今回は、一度は授業を受けてみたい大学教授・講師をまとめてみました。


山中伸弥|iPS細胞を開発してノーベル賞を受賞した人

『1962年大阪生まれ。日本の基礎医学者。1987年神戸大学医学部卒業,国立大阪病院の臨床研修を経て,大阪市立大学医学研究科を 1993年に修了し医学博士号を取得。1993~96年,アメリカ合衆国グラッドストーン研究所で博士研究員を務める。

その後、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を開発し,細胞の初期化と多能性獲得の発見で 2012年のノーベル生理学・医学賞をイギリスのジョン・ガードンと共同受賞。』コトバンク

iPS細胞は、例えば人間の傷ついた皮膚を切り取って、誘導因子を入れて培養することで、代わりになる新しい細胞が作り出せます。課題はまだ多いですが、そのiPS細胞の実用化に向けた進捗スピードには驚きです。私たちが生きているうちに、iPS細胞に治療は当たり前のものになるかもしれません。

医学界に革命を起こした彼が普段何を考え、どのように研究に取り組んでいるのか気になります。

 内田樹|ブログ更新歴20年近い変わった人

『1950年東京生れ。神戸女学院大学名誉教授。哲学研究者、コラムニスト、思想家、倫理学者、武道家、翻訳家。京都精華大学人文学部客員教授。合気道凱風館館長。

東京大学文学部卒業。東京都立大学大学院人文科学研究科修士課程修了。合気道七段、居合道三段、杖道三段。専門はフランス現代思想だが、取り上げるテーマはユダヤ人問題から映画論、武道論まで幅広い。』新潮社

1999年からブログを続けている超古参のブロガーでもあり、著書は単著で49冊、共著が60冊。合計100冊を超えています。

本は少し難しい書き方をしていますが、そういう考え方もあるのか…と思わず考えさせられるものばかりです。本はブログをまとめたものが多いので、興味があれば本を買う前にブログを読んでみるといいです。

イチロー・カワチ|命の格差問題に取り組む医学者

『1961年東京生まれ。12歳で父親の仕事の関係でニュージーランドに移住。オタゴ大学医学部卒業。同大学で博士号を取得。2008年にハーバード公衆衛生大学院社会・行動科学学部長に就任し現在に至る。

1992年からハーバード公衆衛生大学院にて教鞭をとる。社会疫学の最初の本である「Social Epidemiology」を共同執筆。2013年には、ハーバード大学で行なわれている一般向けの無料のオンラインコース「HarvardX」にて、Health and Society (健康と社会)というコースを開講。世界中から32000名の聴講者が募る人気コースとなる。』Society and Health Lab

収入格差、社会的なつながり、政治参加などと言った社会的な観点だけでなく、近所や職場の環境的な影響、さらには個人的なストレスと言った個人レベルも含め健康に関して幅広く関心を持って研究をしているかたです。ハーバードで教鞭をとる日本人の講義、受けてみたいです。

西野精治|睡眠科学の「エアウィーブ」開発にも協力

『1955年大阪生まれ。1987年、当時在籍していた大阪医科大学大学院からスタンフォード大学医学部精神科睡眠研究所に留学。突然眠りに落ちてしまう過眠症「ナルコレプシー」の原因究明に全力を注ぐ。1999年にイヌの家族性ナルコレプシーにおける原因遺伝子を発見し、翌2000年にはグループの中心としてヒトのナルコレプシーの主たる発生メカニズムを突き止めた。

2005年にスタンフォード大学睡眠生体リズム研究所(SCNラボ)所長に就任。睡眠・覚醒のメカニズムを、分子・遺伝子レベルから個体レベルまでの幅広い視野で研究している。多くのアスリートから支持されている「エアウィーヴ」の開発研究にも携わった。』東洋経済

睡眠の分野で世界トップクラスの研究者です。最近では「スタンフォード式 最高の睡眠」という本も出しています。睡眠に関する、科学的根拠に基づいた最新の情報が載っています。

宮澤 正之(さかなクン)|魚大好き人間

『1975年東京生まれ。2015年3月に東京海洋大学名誉博士に就任。また、2010年には絶滅したと思われていたクニマスの生息確認に貢献。さらに海洋に関する普及・啓発活動の功績が認められ、「海洋立国推進功労者」として内閣総理大臣賞を受賞。』さかなくんオフィシャルサイト

みなさんご存知、さかなくんです。実は大学で教鞭を取っています。学歴は専門学校卒なのですが、大学で教鞭をとっています。魚への愛が強すぎて、勝手に研究をしていたんでしょうね…魚に興味がなくても、さかなくんの授業なら受けてみたい人は多いと思います。

池上彰|日本一有名なジャーナリスト

『1950年、長野県生まれ。ジャーナリスト。東京工業大学教授。慶應大学経済学部卒業後、NHK入局。報道記者や番組キャスターなどを務め、2005年に独立。『伝える力』『おとなの教養』『新・戦争論』(共著)ほか著作多数。2013年、伊丹十三賞受賞。』新潮社

テレビで見る事も多いですね。社会問題や経済をめちゃくちゃわかりやすく解説できる人です。本も多数出しています。社会問題や経済は就活だけでなく、社会に出た後も必要になる基礎知識です。興味がある人は動画や本を見るとよいですね。

秋元康|日本一作詞の速い天才プロデューサー

『1958年東京生まれ。作詞家。高校時代から放送作家として頭角を現し、『ザ・ベストテン』など数々の番組構成を手がける。83年以降、作詞家として、美空ひばり『川の流れのように』をはじめ、中島美嘉『WILL』、EXILE『EXIT』ほか、数々のヒット曲を生む。

2005年、東京・秋葉原で女性アイドルグループ「AKB48」を立ち上げ、総合プロデューサーに就任。京都造形芸術大学の副学長も務める。』AKB48

AKB
48 を立ちあげた日本を代表するプロデューサーです。また、有名曲の作詞は秋元さんであることが多いです。作詞をするにも、アイドルグループを成功させるにも、世間が求めているものを把握する必要があります。秋元さんに時代を読み解く方法を教えてもらいたいです。

北野武|世界のキタノ

『1947年、東京・足立区生れ。浅草フランス座で芸人修業中に知り合ったきよしと漫才コンビ「ツービート」を結成、漫才ブームで一躍人気者となる。その後もソロとして、テレビやラジオの出演、映画や出版の世界などで活躍を続けている。映画監督・北野武としても世界的な名声を博す。1997年には「HANA-BI」でベネチア国際映画祭グランプリを受賞。『たけしくん、ハイ!』『悪口の技術』『間抜けの構造』『新しい道徳』など著書多数。』新潮社

元・東京芸術大学大学院映像研究科特別教授です。お笑い芸人でありながら、映画監督でもあります。ザ・下町の人間って感じですよね。人生戦略も深く考えている方です。

アグネス・チャン|実は元アイドルNo.1

『14才で香港デビュー。1972年、17才で香港から来日。「ひなげしの花」で日本の芸能界にデビュー、一躍アグネス・ブームを起こす。第24回NHK紅白歌合戦に「ひなげしの花」で初出場するなど、トップアイドルとして数多くの功績を残す。

その後上智大学からカナダのトロント大学へ留学、1989年にはアメリカのスタンフォード大学に留学し、教育学博士号を取得するなど向学心も旺盛。1998年には初の日本ユニセフ協会大使に就任し、タイ・スーダン・カンボジア・イラクなどを視察。香港浸会大学の客員教授やニュージーランドの高校の学園長を務める。』CROWN

現役大学生世代だと、名前は聞いたことあるけど見たことない人も多いと思います。スタンフォードで博士号を取得するレベルだと、相当優秀です。子供3人もスタンフォード大学に入学しています。

中村修二|LEDの開発でノーベル物理学賞を受賞した人

『1954年生まれ。1974年日亜化学工業に入社。平成5年大型カラーディスプレーにはかかせない青色発光ダイオード(LED)の実用化に世界ではじめて成功。11年には次世代DVD(デジタル多用途ディスク)の記録用光源となる紫色半導体レーザー(LD)を開発した。

12年カリフォルニア大サンタバーバラ校教授。18年愛媛大客員教授。26年赤崎勇,天野浩とともにノーベル物理学賞を受賞。同年文化功労者,文化勲章。愛媛県出身。徳島大卒。』Chem-Station

ノーベル賞受賞までに裁判などの色々な問題があった方です。現在はアメリカの大学で教鞭をとっています。日本の開発環境などに関してどう考えているのでしょうか。彼の研究に対する考え方などは、学生にとって参考になると思います。

まとめ

世界トップクラスの研究をしている方から、芸能活動の傍ら講義をしている方まで紹介しました。有名な教授で履修科目を抱えている方は一部で、実際に講義を受けられるのは稀だったりしますが、自分の専門外の方の授業は刺激が沢山あるはずです。

今回紹介した10人以外にも、沢山の芸能人の方が客員教授をしています。興味があったら調べてみてください。

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