つまらない大学生活を楽しい毎日へと変化させる10の方法

つまらない大学生活を解決する方法

大学生が大学生活をつまらないと感じる5つの理由と対策』という記事で「なぜ大学がつまらなく感じるのか」について書いたのですが、話が抽象的だと思われる方もいるようでしたので具体的な方法についても記事にしてみました。

確かに抽象論というのはそれを具体化するための知識がないと役に立ちづらいので、具体的な内容と抽象的な内容を踏まえた上で頭に落とし込んでいってくのが良いと思います。

では、つまらない大学生活を楽しくするための、具体的な方法について解説していきます。

この記事は、「大学生活がつまらなくて何か変えたいけど、何をどう変えて良いか分からない」と思っている大学生向けです。(変化を欲していない方はやる必要ありません。また、やりたいことが既にある方はそこに集中すれば良いと思います。)

この記事を読んで分かること
  • つまらない大学生活をやめる方法
  • つまらない大学生活を楽しくする方法

まずは、生産性のない活動をやめる

今のまま何か始めるのではなく、先に必要のない行動をやめてしまいましょう。すると、時間が余るようになり、必然的に新しい行動を起こすことに繋がります。

1.テレビは見ない

大学生がテレビを見ることによって、役立つ情報を得られる可能性は極めて低いです。要はテレビを観ている時間は無駄というわけです。毎日テレビを付ける習慣ができてしまっているのであれば、テレビの線を抜く・リモコンを封印するなどしてテレビのない生活を送るようにしましょう。

2.スマホアプリを削除する

例えば、パズドラ・モンスト・ポケモンGOといったゲームアプリを削除しましょう。このようなアプリは数年後あなたに何のメリットを及ぼすでしょうか。その価値はほぼゼロです。ちょっとした話のネタになる程度。

であれば、そのアプリに費やす時間は無駄以外の何物でもありません。課金して手に入れたレアキャラがいたり費やした時間がパァになることを考えるとつらいと感じるかもしれませんが、それはただ保有効果が発生しているだけと割り切りましょう。

3.SNSから身を引く

TwitterやFacebook、YouTube、InstagramなどのSNSから身を引きましょう。LINEも無駄なグループでのチャットにいちいち返信するのはやめましょう。他人の近況を知ったところで会話のネタになる程度で自分に何か良い影響が得られるわけではありません。

友人が「美味しいパンケーキ屋さんに行った」ことを知って「可愛い❤︎いいなぁ~」なんてコメントしたとして、そんな時間にどんな価値があるのでしょうか。投稿へのコメントが習慣化すると意外と時間をとられます。

また、わけの分からないYouTubeチャンネルを見るのも時間の無駄です。すでに今の生活に満足しているのであれば娯楽として楽しめば良いですが、「何か変えたい」と思っているのであれば観るのをやめる優先度の高いものです。LINEも無駄なグループでのチャットにいちいち返信するのはやめましょう。

1日1時間以上SNSの投稿をみていたとしたら、何かしら変えた方が良いと思います。コツは、スマホを視覚に入らない場所に置くことです。

4.ルーチン化した遊びをやめる

毎週ある飲み会・友人と集まっての雑談やスマホゲーム・トランプ…現在の習慣を振り返ってみて、なんとなくやってしまってる遊びを止めてみましょう。

無意識で行ってしまっている悪習慣をなくすには、一度有意識下に引き上げて「なぜそうしてしまうのか?」を考える必要があります。そして「もうやめよう」と決意するのではなく、行動の原因となっている行動をなくせば自然と悪習慣がなくなっていきます。

5.つまらないサークルから脱退する

今所属しているサークルはどんなサークルでしょうか? まさか、いわゆる「飲みサー」だったりしないですよね。

大学のサークルは種類が豊富なので一概に良し悪しは言えませんが、そのサークル活動が何のためにあるかを考えてみてください。

遊びのため?・異性と出会うのため?・おしゃべりをするため?…

本当にそれが必要かどうか改めて考えてみて、もし今の自分にとって不要だと思うのであれば切り捨ててしまいましょう。(友人との繋がりを切りたくなければ、「自分探しの旅に出るわw」みたいな感じでフランクに退屈な場から離れてみてはどうでしょうか。)

人間は本能で現状維持を望みますから、やめる(今の生活を変える)という行為には不安や恐怖が付きまといます。ここで挙げた行為は一度行動に起こすだけで変化が得られるものなので、頑張って克服してください。

これで何時間つくることができましたか?

これらが習慣化してしまっていた人なら、やめることでかなりの時間が作れるはずです。それぞれに毎日平均1時間程度割いてしまってたら、1日5時間も時間ができます。

何かやめる時のポイントは、「他人の引き留めには決して従ってはいけない」ということです。他人に流されて行動するのではなく、自分の意思で行動するようにしてください。

つまらない大学生活を楽しくする方法

さて、暇だし何をしようか…。

毎日スマホゲームに時間を費やしていたのだとしたら、それを止めると相当な時間が余ります。最初は寝っ転がったり新しい娯楽を見つけようとすると思いますが、ここでルールが2つあります。

  • 過去にやってみて良くなかったことはやらない
  • 非生産的な行為はしない(アニメ・ゲーム漬けになるなど)

分かると思いますが、暇になったからテレビをつけっぱなしにしてぼーっと観ているのが習慣化したら、現状から退化してしまっています。退行していくのではなく、心身ともに前進するための行動を選びましょう。

そこで、具体的にできることはこのようなものがあります。

1.身の回りを変えてみる

何をやれば良いか迷ったらとりあえず近くから変えられるものを変えてみましょう。ヘアスタイルを変える・部屋の掃除をする・通学時間を変える…自分の生活環境・時間の使い方を徹底的に変化させ、無意識に変化の刷り込みを行いましょう。

2.本を読む

本は人間の英知の結晶です。そこには色んな人の人生が詰まっています。本を読んでみて、先人の知恵を取り込み、自己中心的に凝り固まった思考を柔軟にしていきましょう。

3.知らない場所に出かけてみる

今まで行ったことのない場所に出かけてみましょう。近所の気になってたカフェでも良いし、少し飛び出して温泉街でのんびりしたり、お金に余裕があるなら海外へ旅行に行くのも良いですね。

引きこもっていると気が滅入ってしまうので、外に出て色んなことを考えてみてはどうでしょうか。

4.色んな人と出会う

人との出会いは大きな影響力があります。気になった人物に会いに行ってみて、話を聞いてみましょう。近くにも自分とは全然違った価値観で生活している人が大勢います。

ただし、宗教やMLMなどのビジネスに巻き込まれた場合には人生が狂う可能性もあります。自己責任でお願いします。

5.恋をする

大学生のうちに恋愛も楽しんでおきましょう。大学ほど性に飢えて時間を持て余した男女が入り混じっている空間はありません。ウブな恋愛を楽しめる最後のチャンスですし大学の出会いから結婚までいくカップルも多いので、大学時代は恋愛においても特別な時期です。

6.学生団体にでも入ってみる

学生団体は様々な大学から意識の高い学生が集まってイベント活動などを行っています。学生団体の方がサークルよりも外へ向かった活動をしています。

通っている大学の活動がつまらないと思ったら、一度学生団体に目を向けてみるのも良いかもしれません。

参考:『ガクサー』全国のサークルや学生団体を検索できるサイト

7.インターンをしてみる

大学生にインターンはおすすめです。職場にもよりますが積極的に参加してくれるインターン生は会社の経営陣と関わる機会もあるし、少しずつ重要な仕事を任せてもらうことができます。

結果を残すのが難しい業務に対して挫折することもあると思いますが、課題をクリアしていくと達成感を味わえます。

8.留学してみる

通っている大学がつまらないなら、一度海外の大学まで飛んでみてはどうでしょうか。日本の大学生は世界で最も勉強しないと言われていますから、海外の大学に行くと文化はもちろん学業への姿勢の違いに驚くと思います。

0円で始められる短期留学なんてのもあるので、経済的に余裕のない学生も気軽に国内を飛び出して成長することができます。

参考:『0円留学ならアーグス

9.プログラミングを学ぶ

今の時代に英語と同等以上に重要なスキルはプログラミングです。故スティーブ・ジョブズは「プログラミングは一般教養である。」と言っていたくらいですから、どのような職に就くとしても学んでおいて損はありません。

最近は現役のエンジニアからオンラインで学べるサービスも充実してきており、初めてでも学びやすい環境が整ってきています。

参考:『プログラミングのオンラインスクールCodeCamp
参考:『TechAcademy 無料体験

10.情報発信してみる

Twitterでの情報発信もそうですが、ブログを始めてみてたくさん情報発信してみてください。思っていることを文章に書いてみると自分の考えを客観的に捉えて分析することができます。

間違っている場合には他人から指摘がもらえたりもするので、思考がブラッシュアップされていきます。

まとめ

面白くするかは自分次第

大学生活がつまらないということは、やりたいことが見つかっていなくて行動に反映できていない状態であることだと思います。なので、なんでも良いから興味あることに挑戦してみてやりたいことを見つけましょう。すると、やるべきことが見つかって自然と今が楽しくなってきます。

デザイン思考というものを学べば分かりますが、情報を収集することと集約することを繰り返していると、少しずつ小さな点に行きつきます。まさにこれがやりたいことを見つけることに繋がります。

幼少期から「俺はプロサッカー選手になる」とやりたいことが見つかっている人もいれば、社会人になって仕事の中から「あぁ、これが私のやりたいことだ。」と気づける人がいたりします。

結局やりたいことというのはその人の思い込みでしかないので、どうすれば「これが私のやりたいことだ」と納得できるかが問題となります。

  • 理屈で腑に落ちないとダメな人
  • 感情で判断する人

色んな人がいます。

  • 最初から自分のやりたいことを持っている人もいる
  • 好きな人と一緒にいることで何かを好きになる人もいる
  • 相手に説得されて納得してしまう人もいる
  • 周囲に流され続けていたら自然とやりたいことが見つかる人もいる

どうすればやりたいことが見つかるかを考えることも良いですが、今できることを精一杯やってみることも大切ではないでしょうか。今をないがしろにしていると、時間がどんどん過ぎていってしまいます。

有名なロボット工学研究家である石黒浩さん(2007年に英国コンサルティング会社SYNECTICSの「生きている天才100人」で、26位(日本人最高)に選出されたすごい人)はGlobisのインタビューで次のように発言していました。

Q.「やりたいこと」を実現させるために、私たちは日々、何をすべきか?

石黒氏:「そもそもやりたいことっていうのはどうやって生まれてくるのかなってなかなか難しいんですよね。
だから僕よく「夢を持つな」っていうんですけど、夢を持っちゃうというのは、逆に言うとできないことを決めているようなもので、いろいろなことを勉強してればどんどん膨らんでいくはずなんですよね。

やりたいことって1万も2万も出てくる。

とした時に、どれを実現するかじゃなくて、まずはできることをやるってことですよね。できることをちゃんとやれば物事ってちゃんと繋がっているのでそこから新しい可能性が出てくると。

だから、「今できることをきっちりやりなさい」というのが正しい答えで、夢とかそういったものに縛られすぎると、結構ネガティブな、将来が閉ざされてしまう方向にいく。

最も重要なのは、「どれでも良いから我慢して苦労すれば、そこから可能性はもっと大きく広がるんだ」と、そういう体験をさせることなんですね。

そのために「夢を持て」というのは、要するに「色々なことに興味を持って頑張れ」っていうくらいの話だったのに、「夢!夢!!」という言葉が一人歩きして間違ったメッセージになっていると思ってます。

好きなことを探すためには我慢をしないといけないんです。

要するに努力して我慢してはじめて能力が増えるわけで、能力が増えてはじめて好きなことが見つかるわけですよね。

努力も何もしないのに好きなことがあるはずないんですよ。だからやりたいことが最初にあるっていうことの方が間違ってるんですよね。

だからやりたいことを探すために…
例えば、嫌なもんでも知らないもんでも我慢して勉強してその先に何があるのかを見てみろとうのが最も正しい答えだと思います。」』夢は持つな!~石黒浩氏

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