知らないと危険!クレジットカードを利用する際の注意点

クレジットカードの注意点

大学生以上になってくるとクレジットカードで支払いをするようになる人が増えてきます。社会人はほとんどの方がクレジットカードを持っているのではないでしょうか。

ですが、間違った使い方をしてしまうと返済ができずに信用が低下することになりかねません。

今回は知らないと危険なクレジットカードの注意点をまとめました。


支払いに関する注意点

1.支払いの目処が立たないなら使わない

カード決済は信用によって行なわれます。支払いができないにも関わらず決済する人はカード会社からも信用されません。大学生は支払いができずに手数料の支払いに追われると、友達か親か学生ローンに泣き寝入りせざるを得なくなります。

借金を積み重ねる悪循環に陥らないためにも支払いの目処が立たない買い物はしないことを徹底しましょう。

2.支払い期日には遅れない

カードの信用情報は信用機関に蓄積されていきます。支払い期日に遅れるとあなたの信用を傷つけることになり、カードの利用に制限がついてきます。

きちんと支払いをしないということは、友人にお金を借りて「来月返すわ。」と啖呵を切ったくせに何ヶ月も返さないダメ人間と同じことだとを理解しましょう。

3.分割やリボ払いはなるべく使わない

分割払いは商品ごとに選択できるので便利な使い方もできますが、リボ払いは高い金利を払う代わりに引き落とし額を一定にする支払い方法です。

常に未決済の支払いに金利が付いてしまうので実質的な負担が増大するにも関わらず、引き落とし額は少額になるので「まだ買い物ができる」と思ってしまう人が出てきます。

リボ払いで引き落としを分割した場合の金利はアコムやレイクといった消費者金融業者と同程度に高利です。金利以上の利益が見込めない場合にはリボ払いを利用するのは控えてください。

もし決済が難しい支払いがあるのならば、個々の商品・サービスごとに分割払いを設定するようにしましょう。

4.無闇にキャッシング機能を使わない

キャッシング機能を利用すると、クレジットカードの信用でATMから現金を引き下ろすことができます。このお金はカード利用によって得た借金であり、消費者金融からお金を借りるのと代わりはありません。

こういった機能は海外で現金が足りなくなった場合などに便利ですが、日常で利用してしまうと痛い目に遭うことがあります。

5.限度額を把握しておく

大学生のクレジットカードだと支払い限度額はだいたい10万円から始まります。この10万円まではカード会社に支払いを代わってもらえますが、限度額以上の利用はできなくなります。

例えば、デートでちょっと高級な料理店に行った際の支払いの時に限度額の問題でカードが利用できないと恥ずかしかったりするので、現在のカード利用状況を確認しておくようにしましょう。

6.いつ締めいつ払いは把握しておく

どのクレジットカードを選ぶのかによって支払いの締め日と支払い日(引き落とし日)は異なります。締め日が近い時にはカード利用をちょっと遅らせて、締め日が過ぎてから買い物を済ませるなど工夫すると余裕を持った支払いをできる状態を保てます。

カードの引き落とし日と給与日を把握してカードを活用していくことは、基本です。

サービスに関する注意点

1.カードのサービスを把握しておく

カードによってサービス内容が大きくことなります。ポイント還元率やお得情報などを比較して自分に合ったカードを選ぶようにしましょう。

また、カードによっては一括で支払っていると思っていた決済が「リボ払い」で行なわれるサービスもあるようです。そういった悪徳カードを選んでしまわないためにもサービス内容の確認は重要です。

2.ポイントには有効期限がある

クレジットカードはポイントが貯まって現金と同じように使えて便利ですが、ポイントには有効期限が存在します。期限が過ぎてしまうとせっかく貯めたポイントが無駄になってしまうので、有効期限を把握して上手にポイントを活用していきましょう。

3.自身の支払い能力を把握する

カードの活用で失敗してしまう唯一の原因は「自身の支払い能力を上回った買い物をしていまうこと」です。支払う目処がないなら使わないという当たり前のことを理解しておきましょう。

4.絶対になくさない

クレジットカードはお金と同様に大事なツールなので、なくさないようにしましょう。もしもクレジットカードの紛失・盗難・不正注文をされたときは、無料で再発行や不正利用額の返金をしてもらうことができるので慌てず速やかに対処してください。

※クレジットカードの裏面に自身のサインを記入する欄があります。ここに名前を書いておかないと各種補償が受けられないこともあるようなので、必ず記載しておいてください。

5.カードを作り過ぎない

カードを申し込むと入会特典が得られるので、それ目当てで5枚・10枚とカードを作る方もいますが、カードを作りすぎると管理が面倒なのとカードそれぞれに限度額が設定してあることで支払い能力以上の買い物ができてしまうので注意が必要です。

6.他人に貸さない

なるべく他人にクレジットカードや自分の名義を貸すことはおすすめしません。お金の問題で人間関係を台無しにしたくなければ、特に友人同士のお金の貸し借りは極力控えましょう。

まとめ

クレジットカードは間違った使い方さえしなければ、非常に便利な決済ツールです。

カードを使ったらきちんと支払うという当たり前のことと、カードのサービス内容を理解して効果的に活用していくことが大切です。

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