企業経営は世界に影響を及ぼすことができる上に、たくさんのお金を稼げる魅力的な職業です。
国内外には多数の有名な起業家が存在しますが、どれだけ知っていますか?
今回は、今まさに世界を動かしている有名な起業家・経営者をピックアップしてみました。全員有名な人物なので、知らない人がいたら必ず覚えておきましょう。
この記事の目次
海外起業家・経営者
ヴィタリック・ブテリン
- 影響度:☆☆☆☆☆
ヴィタリック・ブテリン(1994年〜)は、仮想通貨Ethereumの共同創業者。19歳の時にEthereumを発案し、ザッカーバーグを超える21世紀の起業家になるのでは?と期待が寄せられている。現在もまだ24歳と若く、現代の若者にとって非常に身近な起業家。
ビル・ゲイツ
- 影響度:☆☆☆☆☆
ビル・ゲイツ(1955年~)は、アメリカの実業家。1975年にハーバード大学を休学し、Microsoftを創業。その後Windowsを開発。2000年にCEO退任、2014年には会長職も退任。現在はカスケード・インベストメントを通じて資産を運用している。フォーブスの世界長者番付の過去23年間で18回首位に輝いている。ビル&メリンダ・ゲイツ財団を通じて多額の寄付活動や、慈善活動を行っている。
サンダー・ピチャイ
- 影響度:☆☆☆☆☆
サンダー・ピチャイ(1972年〜)は、Google現CEO。大学院を卒業後、アプライド・マテリアルズ→マッキンゼー→2004年にGoogleへ入社。Google入社後はGoogleChromeとAndroidの開発に従事。同氏はAI事業に力を入れている。
ティム・クック
- 影響度:☆☆☆☆☆
ティム・クック(1960〜)は、Appleの現CEO。オーバーン大学を卒業後、IBMのPC事業に12年間携わった。その後、インテリジェントエレクトロニクスのコンピュータ小売部門のCOO、6ヶ月間Compaqの企業資料担当副社長も務めた。1998年にAppleへ入社。2011年のジョブズの引退に伴い、AppleのCEOとなった。
ジェフ・ベソス
- 影響度:☆☆☆☆☆
ジェフ・ベソス(1964年〜)はAmazonの現CEO。プリンストン大学卒業後、ウォールストリートの金融機関でトレーディング・システムの構築に携わる。1990年にD.E.Shaw&Co.に移籍、1994年春に退社。1995年にAmazon.comを創業し、1997年には株式公開を果たす。2000年に民間宇宙開発企業のブルーオリジンを設立。2013年にはワシントン・ポストを買収した。
マーク・ザッカーバーグ
- 影響度:☆☆☆☆☆
マーク・ザッカーバーグ(1984年〜)は、Facebookの現CEO。ハーバード大学在籍中の2006年にFacebookを立ち上げ、大学を休学した後に中退。2010年には、米誌「TIME」により、同年、最も活躍した人を表紙にする「PersonoftheYear」として最年少で選ばれた。2012年には当時売上0だったInstagramを810億円で買収した。
イーロン・マスク
- 影響度:☆☆☆☆☆
イーロン・マスク(1971年~)は、火星植民地化計画を進めている世界最高の起業家。X.com(現PayPal社)を創業しオンライン決裁システムのPayPalを開発→eBayに15億ドルで売却。電気自動運転車を開発するTesla,Inc、ロケット開発を手がけるSpaceX、脳とコンピューターを繋げるNeuralinkの現CEO。
マリッサ・メイヤー
- 影響度:☆☆☆☆
マリッサ・メイヤー(1975年〜)は、Yahoo!の現CEO。スタンフォード大学を卒業後、マッキンゼーに務めた。その後、1999年からGoogleで20番目の社員として働く。Googleで働きながらも、スタンフォード大学でプログラミングを教えていた。2012年よりYahoo!のCEOを務める。週130時間働くなどの逸話で有名。
ジャック・マー
- 影響度:☆☆☆☆
ジャック・マー(1964年〜)は、アリババの創業者であり、元CEO。1998年に杭州師範大学を卒業後、杭州電子科技大学にて講師として英語、国際貿易を教える。後の1999年にアリババを創業。アリババは現在世界最大のB2Bサイトの一つとなっている。2005年にアリババは中国Yahooを買収。2007年、ジャック・マーはソフトバンクの取締役に就任。2014年にはアジア1の富豪になっている。
リチャード・ブランソン
- 影響度:☆☆
リチャード・ブランソン(1950年〜)は、シリアルアントレプレナーであり、冒険家。ヴァージン・グループの創業者で会長を務める。17歳で学校を中退し、雑誌「Student」を創刊。1973年にはヴァージン・レコードを設立。1984年にはヴァージンアトランティック航空を設立。その後も、映画館・鉄道・金融など多くの分野に進出している。
ハワード・シュルツ
- 影響度:☆☆
ハワード・シュルツ(1953年〜)は、スターバックスの会長であり、元CEO。卒業後はゼロックス社にてセールスマンとして働く。1982年からスターバックスのマーケティング責任者として入社。1985年にスターバックスを退社し、自らコーヒー店を立ち上げる。1987年には投資家から380万円を集め、スターバックスを買収した。2015年時点で、スターバックスは世界総店舗数2万2000を達成している。
カルロス・ゴーン
- 影響度:☆☆
カルロス・ゴーン(1954年〜)は、日産自動車・三菱自動車の会長。大学を卒業後、1978年にミシュランへ入社し18年間務めた。1996年にルノーに上席副社長として入社。2001年には日産のCEOとなる。1998年には約2兆円あった有利子負債を2003年には全額返済。2005年には、ルノーの取締役会長兼CEOにとなり、フォーチュン・グローバル500にリストされる2社を同時に率いる世界のリーダーとなった。
日本人起業家・経営者
孫正義
- 影響度:☆☆☆☆☆
孫正義(1957年〜)は、ソフトバンクグループの創業者であり、現CEO。音声機能付き他言語翻訳機をSHARPに1億円で売り込み、手にした資金を元に「ユニソンワールド」「日本ソフトバンク」を設立。1996年には米Yahooとソフトバンクの合弁でヤフー株式会社を設立。2004年には福岡ダイエーホークス、ボーダフォンを買収。現在、ソフトバンクの有利子負債額は14兆円を超えている。
北尾吉孝
- 影響度:☆☆☆☆
北尾吉孝(1951年〜)は、SBIホールディングス代表取締役社長。野村證券で長年に渡って働き、1995年には孫さんに誘われソフトバンク株式会社の取締役としてその成長を支えた。今Rippleネットワークによる金融システムの革新を進めている主要人物であり、世界最大の仮想通貨取引所の設立など、世界的なプロジェクトを率いている。
藤田晋
- 影響度:☆☆☆☆☆
藤田晋(1973年)は就活生にも絶大な人気を誇る株式会社サイバーエージェント社長。青山学院大学からインテリジェンス(現パーソナルキャリア)に就職後、サイバーエージェントを創業。アメブロやAbemaTV、スマホゲームで有名だが、新規事業に次々と取り組む姿勢を見せている。間違いなく21世紀を代表する日本企業の社長。
堀江貴文
- 影響度:☆☆☆☆
堀江貴文(1972年〜)は、元ライブドア代表取締役社長CEOであり、SNSmedia&consulting株式会社ファウンダー。東京在学在学中にオン・ザ・エッヂを設立し、大学を中退。2002年にライブドアへ社名を変更。2005年にニッポン放送の買収を試みるも失敗。また、同年に総選挙にも出馬し落選。その後はライブドア事件で収監される。現在はHIUや宇宙開発事業、Jリーグアドバイザーなど多方面で活躍している。
柳井正
- 影響度:☆☆☆☆
柳井正(1949年〜)は、ファーストリテイリングの代表取締役社長であり、ジーユー取締役会長。早稲田大学を卒業後、ジャスコで働き9ヶ月で退社。その後は実家の紳士服小売店である小郡商事に入社。1984年には同社の社長に就任。1991年に社名を現在のものに変更。2001年にはユニクロの売上げが4185億円にまで達する。その後、海外進出を果たし、現在は海外に958店舗ある。2015年には日本一の大富豪となる。
三木谷浩史
- 影響度:☆☆☆☆
三木谷浩史(1965年〜)は楽天の創業者であり、代表取締役社長である。一橋大学を卒業後みずほ銀行へ入行。1993年にハーバード大学経営大学院を修了、MBAを取得して帰国。1995年に興銀を退社し、楽天を創業し会長に就任した。
豊田章男
- 影響度:☆☆☆☆
豊田章男(1956年〜)は、トヨタ自動車株式会社の11代目社長。バブソン大学にてMBAを取得後、A.G.Becker&Co.に務める。1984年に退社した後、TOYOTAに入社。入社後は、生産管理や国内営業などを担当した。係長から平社員への降格人事も経験している。生産部門だけでなく販売部門にも「カイゼン」を取り入れるよう主導した。2009年に代表取締役社長に就任。
稲盛和夫
- 影響度:☆☆☆
稲盛和夫(1932年〜)は、京セラ・KDDIの創業者であり、JALの名誉会長。1959京セラを設立。1696年に社長に就任。創業12年という異例のスピードで大阪証券取引所に株式上場。1984年には京セラの資金を元にKDDIを創業。2010年には無報酬でJALの会長に就任。着任の翌期には営業利益1800億円の高収益企業に生まれかわせることに成功。赤字続きだったJALを3年足らずで再上場させた。
永守重信
- 影響度:☆☆☆
永守重信(1944年〜)は、日本電産の創業者。経営不振に陥った技術は優秀な企業を買収し、子会社化することで再建を図ることで知られる。2017年の4月には53件目の買収を成功させている。52回の買収で一度も減損損失を計上していない。
原田泳幸
- 影響度:☆☆
原田泳幸(1948年〜)は、Apple、日本マクドナルド、ベネッセの社長を歴任。大学卒業後は、日本NRC・日本HP・シュルンベルジェリミティッドと渡り歩いた後に1990年にAppleへ入社。2004年にはヘッドハンティングされ、日本マクドナルドCEOに就任。7年連続のマイナス成長で赤字転落の状態から、8年連続で既存店売上高プラス成長企業へと押し上げた。
澤田秀雄
- 影響度:☆☆
澤田秀雄(1951年〜)は、エイチ・アイ・エス取締役会長であり、ハウステンボス社長。ドイツ留学中の1973年から3年間で50カ国以上を旅し、帰国。1980年に「株式会社インターナショナルツアーズ」を設立。1990年に社名を現在のものに変更。2010年より、18年連続赤字だったテーマパークハウステンボスの社長に就任し、半年で黒字に転換させた。
まとめ
どれだけの人物を知っていましたか?
世界トップクラスの起業家・経営者と比べてしまうと、日本人は孫さん以外小物に見えてしまいますが、みな日本経済を動かしている中心人物です。
21世紀はテクノロジーが社会を変革する激動の時代であり、情報収集を怠っているといつの間にか世界がガラリと変わってしまっているかもしれません。
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