どこに消える?大学生のアルバイト収入の使い道

大学生のアルバイト収入の使い道

アルバイトで稼いだお金の使い道は学生によって様々です。

一人暮らしで仕送りの少ない学生であれば、アルバイト収入のほとんどを生活費等に捻出している。実家暮らしでお小遣いまでもらえるような学生であれば、遊びや旅行、貯金等にお金は流れていくでしょう。

大学生はアルバイト収入をどのような形で使っているのかについて、全国大学生活共同組合連合会の『第51回学生生活実態調査の概要報告』を参考に少し見ていきます。


平均給与は3.85万円

リクルートキャリアの『大学生の実態調査2016』によると、大学生がアルバイトで稼ぐ毎月の収入は平均3.85万円だそうです。お小遣いや仕送り、奨学金も合わせると9.63万円にまで登るそうですが、このお金はどのように使われているのでしょうか。

大学生のアルバイト収入の使い道

1位:旅行・レジャー

最も多くの学生にとってアルバイト収入は、旅行やレジャーなどの娯楽に費やされます。海外に出かけてみる、国内を回ってみるなど、旅行やレジャーに費やしたお金や経験は自らの価値観を広げてくれますし、将来について考えるきっかけにもなります。

ただ友達と遊びに出かけるのではなく、せっかく遠くに出かけるのですから、知見を深めることや将来について考えるなど思索していきたいですね。

2位:生活費のゆとり

普段の生活よりも少し贅沢をしようと外食をしたり、お金が入るとついつい少し贅沢をしてみたいと思いますよね。

たまには良いですが、こうした出費のほとんどは単なる浪費です。「お金があったら使ってしまう」生活をしている人は、その出費が消費・浪費・投資のどれに当たるのかを考え、できたら消費や浪費は抑えてなるべく投資にあてるようにしていきましょう。

どうしてもお金が消えていってしまうような人は、毎月5,000円は残すなど決めてお金が入ったら別口座へ移行するなど工夫してみてください。

3位:生活費の維持

一人暮らしをしているとなると、学費や生活費で年間200万円程度かかる大学費用。一人暮らしをする学生の多くはアルバイト収入を生活費に充填させています。

遊びばかりに精を出している大学生もいれば、大学に通うことで精一杯の学生もいます。

4位:サークル費用

飲み代、遊び代、合宿…サークル活動はなんだかんだお金がかかります。そして時間もとられます。

無駄でしかない活動に時間とお金を費やすサークルも多いので、そうしたサークル・出費には細心の注意を払っておかなければ、4年間で相当な損をすることになるかもしれません。

5位:衣類・バッグ

おしゃれも気になる大学生。都心の大学に通っていると、周囲みんなが着飾っているので自分もおしゃれしなきゃと衣服にもお金を使うようになります。

特に青山学院大学の学生はおしゃれな学生が多く、素敵なお店も近くにあるので、ファッションにはまってしまうとお金がかなりかかります。

最後に

使えるお金の総量が少ないからこと、お金を使う際には「その支出は本当に必要なものか?」を考える必要があります。

自分の身になる投資であれば、たとえ失敗したとしても、その経験によって後の失敗を避けることができるようになります。また、必然的に後のお金の使い方も上手になっていきます。

逆に、浪費ばかりしてしまっているとお金がなくなる一方で、得られるものは非常に少ないです。

生活する上でお金の問題は一生つきまとうものですから、早い段階から少しずつ金銭感覚を養っていきたいものです。

 

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