いざ就職活動が始まったら、どのサイトを利用して情報を集めますか?
マイナビやリクナビはどこよりも広告を流しているので、知らない学生はいないと思いますが、就活生はどのようなサイトを利用して就活に関する情報を得ているのでしょうか。
今回は、一般財団法人 雇用開発センター『2016年卒大学生就職活動調査』のデータを参考にして、就活生の利用する就職情報サイトの人気ランキングを見ていきます。
- どの就活サイトが人気なの?
- 就活生におすすめのサービスはある?
- 就活情報を集める方法って何がある?
就活サイトランキング
1位マイナビ
2016年卒大学生の利用率:79.7%
マイナビとリクナビは新卒求人サイト最大手の就活サイトです。毎年企業登録者数などで競い合っています。
公式サイト:https://job.mynavi.jp/2018/
2位リクナビ
2016年卒大学生の利用率:77.9%
マイナビとリクナビは新卒求人サイト最大手の就活サイトです。毎年企業登録者数などで競い合っています。
3位日経就職ナビ(現キャリタス就活)
2016年卒大学生の利用率:43.5%
現在はキャリタス就活という名前のサービスになっています。サイトのカラーが特徴的でデザインも良い感じです。
公式サイト:https://job.career-tasu.jp/2018/top/
5位あさがくナビ(朝日学情ナビ)
2016年卒大学生の利用率:21.6%
マイナーな就活サイトですが、こうしたサイトにしかない求人情報があります。
6位ダイヤモンド就活ナビ
2016年卒大学生の利用率:16.1%
マイナーな就活サイトですが、こうしたサイトにしかない求人情報があります。
公式サイト:https://navi18.shukatsu.jp/18/
7位ブンナビ(文化放送就職ナビ)
2016年卒大学生の利用率:7.3%
マイナーな就活サイトですが、こうしたサイトにしかない求人情報があります。
公式サイト:https://bunnabi.jp/2018/
8位JOBRASS(アイデム)
2016年卒大学生の利用率:5.5%
ジョブラスはプロフィールを登録しておくと、企業から選考オファーのくるサイトです。怪しい企業が利用していないか心配です。
公式サイト:https://jobrass.com/
9位アクセス就活ラボ
2016年卒大学生の利用率:2.4%
マイナーな就活サイトですが、こうしたサイトにしかない求人情報があります。
公式サイト:https://www.ac-lab.jp/2018/top/
10位アスリート就職ナビ
2016年卒大学生の利用率:2.0%
体育会限定の就活サイトです。「ここに内定承諾していい?」という相談ダイヤルを設置しており、ブラック企業の登録が多いのではないかと勘ぐってしまいます。
- その他:3.3%
- 就職サイトに登録したことはない:12.8%
就活生が知っておきたい就活サービス
Wantedly
共感による採用を進めるサービスです。掲載費用が安価で小規模ベンチャーなども広告を出していたりします。就活生だけが利用するサービスではないですが、就活生としては掲載企業の質が高いので登録することをおすすめします。
企業のほとんどは大手就職情報サイトに掲載されていない。
日本だけでも400万社を超える企業が存在しますが、マイナビやリクナビに掲載されている企業は2万社程度です。つまり、99%以上企業はここには掲載されていません。
その理由は、小規模企業にとってマイナビやリクナビの掲載費用に150万円程度かかり、採用の効率も良くないからです。逆に、多くの人材を確保しなければならない大手企業はほとんど掲載されていると思って良いでしょう。
大手企業の求人を探す際には、マイナビやリクナビは役立ちます。ただし、掲載されている企業はごく僅かです。多くの選択肢を持ちたいのであれば大手新卒求人メディアを利用するのではなく、新興サービスや業界特化型の求人サイトなども利用するのがおすすめです。
就活情報を得る方法まとめ
就活で情報を集める時に使うのは、就活サイトだけではありません。他にも様々な方法があります。
- キャリアセンターに通う
- 学内の就職ガイダンスに出席する
- 先輩や友人と情報交換し合う
- 本や雑誌を読む
- 企業のホームページから採用情報を見る
- SNSで検索
- 新卒応援ハローワークを利用する
- 教授に相談する
- 家族に相談する
- 民間の就職エージェント、アドバイザーを利用する
就活サイトを利用することに囚われず、このような方法も活用しましょう。
最後に
選択肢は、就職だけではない
多くの就活生は、新卒採用の流れに乗っかって何となく就職しますが、選択肢は就職だけではありません。
- 就職せずにぶらぶらしてみる
- 夢を追いかける
- 起業や独立する
- フリーターとして生活する
視野を広く持って自分にあった道を探してみてください。