大学生のほとんどがアルバイトを経験することになると思いますが、アルバイトをしている大学生はどの程度いるのでしょうか。
今回は、
- アルバイトを経験する大学生はどれくらいいるのか?
- 現在進行形でアルバイトをしている大学生は何割程度なのか?
を見ていこうと思います。
3割の大学生は現在アルバイトをしていない
現在アルバイトをしている大学生の割合
- 現在アルバイトをしている:70.4%
- 現在アルバイトをしていない:29.6%
データからの考察
長期休業期間に集中してアルバイトをする学生がいたり、就活期間中でアルバイトをしていない等の理由で現在進行形でアルバイトをしている学生は7割程度になるようです。
長期休業期間に集中してアルバイトをする学生がいたり、就活期間中でアルバイトをしていない等の理由で現在進行形でアルバイトをしている学生は7割程度になるようです。
参考:全国大学生活共同組合連合会『第51回学生生活実態調査の概要報告』
アルバイトはできればしない方が良い
大学生にとって学業が本業であり、アルバイトは副業です。生活費や旅費等のためにアルバイトをするのは分かりますが、その他飲み会などの娯楽や貯金のためにアルバイトをするなら、自分のやりたいことのために時間を使っていくべきです。
アルバイトは経験しておくと良いとは思いますが、ほとんどのアルバイトはマニュアル化された仕事をこなすだけなので、身につくものは多くはりません。アルバイトの時間は最小限に抑え、専門分野の研究などの自分が時間を費やすべき事柄に取り組むのが良いでしょう。
9割以上が大学生期間にアルバイトを経験する
バイト経験率
- 高校1年生:27.5%
- 高校2年生:43.8%
- 高校3年生:55.8%
- 大学1年生:73.4%
- 大学2年生:88.4%
- 大学3年生:89.9%
- 大学4年生:92.2%
データからの考察
高校生のうちにアルバイトを経験する学生も半数以上います。大学生になってからは徐々に経験率は高まりますが、11人に1人程度はアルバイトを経験せずに学生生活を送っています。
高校生のうちにアルバイトを経験する学生も半数以上います。大学生になってからは徐々に経験率は高まりますが、11人に1人程度はアルバイトを経験せずに学生生活を送っています。
参考:an『若年層白書2014』
アルバイトを経験できるのは大学生のうちが最期かもしれない
大学を卒業したら、多くの学生が会社に就職します。社会人となると、アルバイトで雇った人材をマネジメントする側に回ることになります。この時にアルバイトの経験をしておくことで、相手の立場に立って上手く回すことができます。
また、大学生のうちにアルバイトをしておかないと、一生アルバイトをする機会はないかもしれません。ちょっとした思い出作りにも経験しておくと、どこかで役立つことがあります。
まとめ
- 現在アルバイトをしている:70.4%
- 大学4年生のアルバイト経験率:92.2%
9割以上の大学生がアルバイトを経験しますが、そうでない学生もいます。そうした学生は学業に専念する、親の金で遊ぶ、自分で事業を興すなど様々です。
アルバイトをしなければならないということはないので、何のためにアルバイトをするのかを考えて、本来すべきことを見誤らずに適度に働くようにしましょう。