大学に入学して新生活が始まると、まずは履修科目とサークル選び、そしてアルバイト選びをする学生が多いのではないかと思います。
ただ、大学生になってすぐアルバイトを始める人もいれば、親の仕送りに頼ってアルバイトをしない人もいますよね。
大学1年生はどの程度アルバイトをしているのでしょうか。
大学1年生のアルバイト事情
4割強の大学1年生はアルバイトをしていない
アルバイトをしていますか?
- はい:58.0%
- いいえ:42.0%
参考:就職ジャーナル『Vol.225 大学1年生に聞きました。 週に何時間バイトしてる?』
1年生の段階だとまだアルバイトを始めている学生は半数程度のようです。大学生の9割以上がアルバイトを経験するというデータもありましたら、2年生からアルバイトを始める学生も多いということだと思います。
また、このデータが12月のものなので、1年次を終えて春休みに入ってアルバイトを始める学生も多いと思います。となると、2年次までにアルバイトをする学生の割合は確実に6割を超え、7割程度になるかもしれませんね。
週の労働時間はだいたい20時間以下
週に何時間バイトしてる?
- 1〜5時間:22.2%
- 6〜10時間:28.7%
- 11〜20時間:39.5%
- 21時間〜30時間:8.7%
- 31時間〜40時間:0.9%
参考:就職ジャーナル『Vol.225 大学1年生に聞きました。 週に何時間バイトしてる?』
週の労働時間はだいたい10時間前後ですが、10%程度いる労働熱心な学生はアルバイトに情熱を燃やしているようです。40時間ともなると社員の方と同等程度の労働時間になりますね。
週20時間となると週3日労働で1日6.66時間労働となりますから、1年次で40単位履修しているとスケジュールがかなり埋まってしまいます。
大学1年生のうちは学業も忙しいですし、新しいことにたくさん挑戦する時期なので、週20時間以上をアルバイトに注ぐことは難しいと思います。
大学生は5月・7月・10月にアルバイトを応募する
an reportのデータによると、大学生は7月・5月・10月の順にアルバイトへ応募することが多いようです。
- 5月は大学へ入学し、履修選択やサークル選びなどがひと段落ついた時
- 7月は夏休みを目前として、長期休暇を利用したアルバイトを始める時
- 10月は大学の後期が始まり、履修状況・生活リズムが変化する時
大学生は生活が大きく変化する時にアルバイトを探し、応募するようです。
この時期は応募が殺到するため、アルバイトを探す際にはなるべく早めに応募した方が良いかもしれません。
まとめ
- 1年次の12月時点でアルバイトをしている大学生は58.0%
- 週の労働時間は11〜20時間が最多
- 大学生は7月・5月・10月にアルバイトへ応募する
サークルもそうですが、アルバイトも2年次になってから始めようとすると中々思うように足が進まなかったりします。始めるならなるべく早く始めておくと、たとえ上手くいかなかったとしても次に上手くいく可能性は高くなります。
アルバイトは劣悪な職場に当たってしまうこともあり、稼ぐ必要にかられてから始めてしまうと大きなストレスを抱えてしまうことにもなります。
高校生までにアルバイトをしたことのある学生もいるかと思いますが、まだの学生は、個人的には夏休み期間に短期のバイトをしてみるとかでも良いので早めに一度経験してみることをおすすめします。