4月から大学生になった新入生。4月のうちは大学の履修選択やサークル選び、友達作りなどで忙しく、アルバイトまで決めている人は少ないのではないかと思います。
そこで、これからアルバイトを始めようと考えている大学生に向けておすすめのアルバイトを紹介していきます。
大学生に「超」おすすめのアルバイト
1位:飲食店(カフェ・喫茶店>>ファミレス>居酒屋>牛丼チェーン)
まずおすすめなのが飲食店です。特にスタバなどのカフェは難しい仕事はなく、接客が主な仕事です。ファミレスや居酒屋は幅広い料理を作る・運ぶことになり、混む時間帯は本当に忙しいです。
牛丼チェーンといった少人数で作業を回すタイプのアルバイトは、アルバイト同士で楽しく働来づらい環境なのであまりおすすめはしません。
飲食店のアルバイトは多くの学生が従事するので、学生同士の出会いも盛んです。接客も学ぶことができ、学生同士で和気あいあいと働ける飲食店は初めてのアルバイトに非常におすすめです。
2位:小売店(アパレル・雑貨店・本屋>コンビニ・スーパー)
小売店は接客によって売上に影響を与えることができ、働きがいがあります。特にアパレルや雑貨店では、自分の接客によって直に顧客が喜ぶ姿を見ることができます。
本好きであれば本屋で色んな本を知ることができ、好きな商品を取り扱っているお店では毎日の仕事がきっと楽しみになってしまうはずです。
ただし、コンビニ以外の小売店は夜遅くまでやっていないので、日中忙しい学生にとってはシフトを合わせるのが大変かもしれません。
3位:学習塾・家庭教師
人に何かを教えることが得意な学生は、学習塾や家庭教師で勉強を教えるのも良いでしょう。高学歴であれば、高収入も期待できます。
注意しなければいけない点は、学習塾の場合、コマ給といって授業時間当たりの給与が支払われることです。コマ給で時給1,500円程度だったとしても準備時間やその他事務時間を加えると、実質的な時給が数百円なんてこともあります。
勉強のできない生徒は塾や家庭教師の先生頼りになることが多いです。あなたがどう接するかでその後の進路に英橋を与えてしまうことになるので、やる場合や責任感を持って取り組みましょう。
おすすめしないバイト
重労働・「超」単純労働系のバイト
引っ越しや工場での梱包・組み立て作業といった力仕事であったり「超」単純労働はおすすめしません。職場のコミュニケーションが希薄で良い人間関係を築くことができず肉体的にも精神的にも辛い職場が多いです。
ガラの悪い人がいるバイト先
バイト先の店長や職場にいる人間に恐くてバカっぽい印象を感じたら、要注意です。どうしてもそこで働きたいと思わないのであれば、相性の悪そうな責任者がいる職場では働かない方が良いです。
労働者は雇用者の指示に従うことが求められ、その対価として給与が支払われます。また、アルバイトを始めた最初のうちは職場の先輩の言うことを聞くように命じられます。
責任者・職場の人間のガラが悪いと感じたら、そこでは働かない方が良いでしょう。(素敵な人たちのいる職場もたくさんあります。)
アルバイト選びのポイント
1.前提条件を抑える
アルバイトの前提条件としては、シフトの融通が効くか・時給・自宅や学校から近いか・十分な金額が稼げるかといったものがあると思います。気になるアルバイトがあったら、その前提条件に沿うか考えましょう。
2.成長できる職場か
接客の仕事であれば、仕事での言葉遣いやマナーが身につきコミュニケーション能力が向上します。お金も稼げてスキルアップもできるアルバイトなら一石二鳥ですよね。
ただ楽に働くことではなく、成長のできる仕事をしましょう。同時給で何も身に付かないアルバイトと比べたら時間効率が2倍なわけですから、絶対にその方が良いですよね。
3.素敵な人との出会いがありそうか
どんなアルバイトも、仕事をしているだけでは楽しくありません。職場の人間関係は非常に大切です。好きな人と一緒にいたら、たとえ話ができなくてもドキドキして楽しいですよね。
素敵な出会いがありそうなアルバイトを探してみてください。優しいタイプの人と出会いたければカフェや喫茶店。ちょっと強引なタイプの人と出会いたければ居酒屋な気がします。(適当…)
4.働きたいと思えるか
働くなら仕事内容に興味を持てるアルバイトが良いでしょう。働くことへのモチベーションが出てきます。
「お金のためだから」と興味のないアルバイトをするのは、精神的に辛いこともあります。例え生活のためのアルバイトであっても、本当は働きたくないような仕事に就くのは止めましょう。
働くことが辛いと、学業にもやる気が起きなくこともあります。
Column
「超」楽なバイト
働いてみて一番楽だったのは深夜のマンガ喫茶です。労働時間の約半分は実質的に休憩時間でした(職場によっては忙しいらしい)。店長のいないところであればマンガは読み放題でドリンクも飲めて、仮眠をとることもできて時には勉強をすることもできます。
毎週のジャンプやマガジンといった週刊誌はもちろん、マンガの最新刊も日々更新されていくので、マンガ好きにとってはありがたい環境でしたね。
インターンシップもおすすめ
アルバイトという選択肢だけではなく、インターンシップという選択肢もあります。イメージとしてはアルバイトはマニュアルに則った肉体労働で、インターンシップは企業内での実務をする知的労働といった感じです。
「学生 インターンシップ」と検索するのと「学生 アルバイト」と検索した場合では、出てくる情報が全然違います。
人気のインターンシップはアルバイトと比較して採用は厳しいですが、やる気のある学生は歓迎されます。
例えば、パソコン操作が得意な学生はWeb関連企業のアルバイト・インターンシップに参加することがおすすめです。社会に出て稼ぐために必要なスキルアップも図りつつ・高時給で働くことも可能です。
まとめ
初めてのアルバイトは失敗がつきもの
なんでもそうですが、初めから上手くいくことよりも上手くいくことの方が少ないです。アルバイト選びも最初は変なアルバイトを選んでしまうかもしれないし、職場ではミスを連発してしまうかもしれません。
とはいてそれが普通ですから、気にし過ぎてはいけません。失敗経験を積んで慣れていかないと社会に出てやっていけないですから、失敗してその経験を小さな成功体験へと結びつける習慣をつけていきましょう。
失敗したその後が大事です。
アルバイトは複数経験しよう
同じアルバイトを4年間続けるのも良いですが、それよりもいくつかアルバイトに挑戦してみて、仕事経験を積みましょう。アルバイトは1年もすれば仕事内容はほぼ身につき、2年もすれば新人に教えるのも慣れてきます。
違うアルバイトを経験してみると、様々な気づきもあり、自己成長へとつながります。アルバイトに慣れてきたら、より高度なスキルが求められるアルバイトにキャリアアップしてみるなんてことも良いかもしれません。