カフェやコンビニや家庭教師、大学生は様々なアルバイトに就きますが、何を基準に職種を選定しているのでしょうか。
- 家から近いかどうか
- 時給は高いか
- 出会いがあるか
人によって色々と基準は違うのは当たり前。ただ、どんな基準でアルバイト先を選んでいる学生が多いのかについて少し見ていきます。
大学生のアルバイト選びの基準
アルバイト選びに最も大切なのはシフトの融通度
大学生のバイト選びの基準
- 1位:シフトの融通度(49.6%)
- 2位:時給の高さ(47.2%)
- 3位:自宅・もしくは学校や遊び場などからの近さ(44.8%)
- 4位:興味のある仕事内容(42.7%)
- 5位:店舗・職場で働いている人の雰囲気がよいこと(42.1%)
- 6位:交通費が支給されること(34.6%)
- 7位:勤務日数・時間数が少なくてもかまわないこと(31.5%)
- 8位:駅からの近さ(お店・職場の立地)(29.5%)
- 9位:店舗・会社のイメージがいいこと(29.0%)
- 10位:職場がきれいなこと(27.8%)
参考:an『若年層白書』
学生のアルバイト選びにおいて最も需要な要素は時間の融通が利くかどうか。週2,3での労働を希望する学生が多く、そうした条件に合う仕事は案外ないものですから、この時点で飲食店やコンビニなど結構限られてきますね。
大学の授業やサークル活動がある中でのアルバイトなので、学業の合間に効率的に働くことを考えた上で、自分になるべく適した職を探しているようです。
大学生するアルバイトの3人に2人は飲食・販売業に従事している
Q.みんなどんなバイトしてるの?
- 飲食業:41.3%
- 販売:25.5%
- 家庭教師:12.3%
- 販売・飲食を除く軽労働:6.8%
- 事務:4.3%
- 重労働・危険作業:1.6%
- 特殊技能:1.3%
- その他:7.8%
参考:独立行政法人日本学生支援機構『平成26年度学生生活調査報告』
実際にどのようなアルバイトをしているのかというと、学生アルバイトの人気職種としては飲食業が圧倒的です。店舗数の多さはもちろん軽労働で時間の融通も利きやすいのがポイントとなっています。
飲食業とコンビニなどの販売業を合わせると66.8%にもなりますから、3人に2人は飲食・販売業に従事していることになります。
となると、あえて別のアルバイトをしてみると他の学生とちょっとした差別化が図れたりするので、一度やってみてはどうでしょうか。
まとめ
楽にお金を稼ぎ、その上何か実りあるアルバイトをしよう
大学生の本分は学業ですから、学業に支障をきたすレベルでアルバイトに従事するのは危険です。アルバイトのせいで単位を落として留年になったらアルバイトで稼いだお金が全部チャラになりますからね。
なので学校や自宅、最寄りの駅近くにあるアルバイトを選んで効率良く稼ぐことやシフトに融通が利いてテスト期間には学業に集中させてもらえるなんてことも大事になってきます。
もう一つ大事なポイントとして、何か実りのある仕事であるかどうかを意識してみて欲しいなと思います。
対人コミュニケーションに自信がないのであれば、接客の仕事についてコミュニケーション能力を向上させるだとか、アルバイトをする中で何かを得ようとしてみてはどうでしょうか。
ただお金のためにアルバイトをしていてもつまらないと思いますが、何か別の目的もあると少しは楽しくなるのではないかと思います。