高校を卒業して大学生になったものの、出会いがないと悩む学生が増えています。
- なぜ、大学生に出会いがないのか?
- どうすれば出会いが増えるのか?
ここでは、学生時代の恋愛経験を元に学生の出会いを分析してみました。ぜひ参考にしてください。
本記事は、出会いがないと悩んでいる方向けの記事です。告白されることはあるけど素敵な異性に巡り会えない、というモテ体質の方向けの記事ではありません。
この記事の目次
大学生の交際率はなんと36%!?
大学生の交際状況
- 大学生の36%(3人に1人)は交際中
- 恋人がいない大学生の77%(5人に4人)は恋人募集中
Oceanizeの調査によると大学生の3人に1人が交際中であり、恋人がいない男女の5人に4人は恋人募集中であるそうです。
大学生の3人に2人が交際相手が存在せず、そのうち5人に4人は恋人募集中ということは、大学生の半数が【交際中でない、恋人募集中の学生】であるということです。
また、恋人がいない人のうち好きな異性がいる確率は16%であり、ほとんどの学生は「少し気になっている相手がいる」「好きな人はいない」といった状況です。
恋人を作るには絶好の機会であるはずですが、出会いがないのはどうしてなのでしょうか。
なぜ、大学生に出会いがないのか?
・「大学に入ると、学部で固まって過ごすようになるから、文学部のような男子が少ない学部だと出会いがない」(大2女子・東京)
・「クラスがなくてみんな授業がバラバラ。毎日顔を合わせるわけじゃないから友達以上になりにくい。しかも、みんなそこまで積極的じゃない」(大1男子・千葉)|スタディサプリ
出会いがない理由は様々ですが、「大学生であれば仕事で忙しくて人と会う時間が取れない」という問題ではないはずです。
ここでは大学生に出会いがない理由を2つの側面から探っていきます。
環境的問題
高校生の頃とは違い、大学生はクラスという概念が希薄です。男女の交友の場であったクラス活動がなくなるので、大学生が異性と出会うには自分から異性のいる環境に足を踏み出さなければなりません。
自由度が増す分、出会える学生と出会えない学生の二極化が生まれます。出会いのない学生は、具体的には以下の問題を抱えています。
これだと出会いないよ!
- 生活習慣が固定されている
- 異性の少ないサークルやバイトに所属している
- 出会いのあるイベントに参加していない
こんな感じになってない?
- 人との付き合いが限られている
- 同性ばかりと付き合っている
- 特定の人間とばかり付き合うことになる
そもそも出会いのある環境にいないのですから、これでは出会いがなくて当たり前ですよね。
出会いがないあなたは、こうした環境的な問題を抱えてはいませんか?
後ほど説明しますが、環境的な問題を抱えている方は、新しいサークルやバイトを始めたり、出会いのあるイベントに参加することが必要になってきます。
心理的問題
次に、心理的問題です。こちらも同様に高校の時とは違ってクラス活動等による学友ができないので、大学生は自分から異性にアプローチする必要が出てきます。
環境的な問題は心理的な問題から引き起こされていることが多いので、原因を知ることで対策を立てることができます。
自分の殻にこもりがち
- 新しいことを始めるのが怖い
- 人見知りで初対面の人と話をするのが苦手
- 出会いや恋愛に積極的になれない
- 異性に求める理想が高過ぎる
自意識過剰になってない?
- 異性のいる環境に足を踏み出せない
- 自分から異性に話しかけることができない
- 自分から相手に連絡を取るのが苦手
- 目当ての異性に巡り会えていないと思い込む
これらは要するに、慣れの問題です。どんな人間であっても対人コミュニケーションは数をこなすことで慣れていきます。
いつまで経っても苦手意識が抜けない人もいますが、話しかけ方や話題の振り方など、自然と立ち振る舞いを覚えているものです。
また、人間関係の親密度は接触回数に大きく影響されます。何度も顔を合わせるうちに自然と打ち解けていくものなので、最初から自分にはできないと諦めるのは間違っています。
出会いがないと言う人の最悪の習慣
出会いがないという人は、最悪の2つの習慣を抱えています。
- 新しい出会いを避けている
- 異性との会話を避けている
要するに、【出会い待ち】の状態です。
受動的な生活の中で素敵な異性との出会いがあって付き合うようになる確率はかなり低いです。(あなたがイケメン(美女)であったり、魅力的な才能に満ち溢れているのであれば話は別ですが…)
逆に考えると、この2つの習慣を改善することで、出会いはいくらでも生み出すことができます。
大学生には出会いが満ち溢れている
普通に大学生活を送っていれば、出会いの場はいくらでもあります。
大学生なら確実に存在する出会いの場
- 講義やゼミ
- サークル、学生団体
- バイトやインターン
- 各種イベントへの参加
これだけでも、年間数十人から100人以上との出会いがあるはずです。また、SNSを見れば何万・何十万の人とコミュニケーションを取ることができますし、社会人と違って学生はいくらでも時間があります。
しかし、出会うチャンスがあっても、それをものにできなければ意味がありません。
男女が同じ環境にいれば、自然と男女の会話はあるので、特に異性のいる環境から無意識に足を遠ざけてしまっていませんか?
実は、大学生が出会うのは超楽勝だった
大学生は【恋人がいない歴=年齢】であることに不安を感じたり、そろそろ【童貞・処女を卒業したい】と思う年頃です。なのに、若者の草食化によってイケメンや美女にも関わらず、異性からのアプローチがない男女が大勢います。
この恋愛感情と時代のギャップを利用すれば、いくらでも異性と出会うことができるし、恋人を作ることもできるわけです。
では、どうすれば出会えるのか?その必勝法を解説します。
1.環境を変えて、出会いの絶対数を増やせ
出会いがないなら、まずは環境を変えるべきです。むさ苦しい同性同士の付き合いの頻度を減らして、新しく異性の多いサークルに入ったり、外部の学生団体に所属してみてください。
また、出会い系アプリを利用する、街コンや趣味コンといった出会い系イベントに参加することもおすすめです。
これだけで出会いの環境的問題は解決できます。これができないなら今の環境に異性を引き寄せるしかないですが、めちゃくちゃ労力がかかるのを覚悟してください。
私の経験上、出会いやすさでは人数多めのサークルや学生団体が圧倒的に優れています。
2.恋愛イベントに参加せよ
ここでの出会い系イベントとは、サークルの旅行や合宿などの男女で出かける系のイベントのことです。
人間は無意識に社会的な姿とプライベートな自分の姿を使い分けています。その人の社会的な部分に触れるだけでは仲良くなることはできません。
そこで日常の社会的空間の外に出かけることで、開放的な気分になり、素の自分をさらけ出してもらいやすくなります。つまり、距離が縮まる絶好のチャンスなわけです。
会話のテクニックとして、共感点からプライベートを引き出すこともできますが、親密になれるイベントに参加することが手っ取り早いです。
3.勉強会に誘え
大学生であれば、サークルに所属したりすれば、自然と異性のLINEを知ることができますよね。
また、学生同士がLINE IDを教え合うことハードルはさほど高くないので、「LINE交換しよ」で9割以上の確率で異性とLINE交換できるはず。
そこで、試験前になったら気になる異性を勉強会に誘ってみてください。
なぜ、勉強会なのか?
勉強会が最強である理由を説明します。
勉強会は相手がどんな状況でも誘いやすい
- 相手が勉強できる人の場合:「お願い!!勉強教えてm(_ _)m」
- 相手が勉強できない人の場合:「どうせ勉強しないでしょ、勉強会開かなイカ?」
学生の本分は学業であり、単位を落としたいと思う学生は皆無であるので、勉強会はどんな学生でも誘いやすいです。
他にも様々な利点があるぞ!
- 単位獲得という明確な開催意義が存在する
- 少人数での勉強会でも怪しくない
- 遊びと違って誘いやすく、お金がかからない
- 自宅に誘いやすい
- 身体距離が自然と縮まる
- 勉強は間違いなく飽きる(高確率で恋愛話になる)
このように、勉強会であれば誰でも参加しやすい上に、お金をかけずに距離を縮められる最強の恋愛必勝法なのです。
もし断られたとしたら、それは脈なしです。もう少し仲良くなれるよう頑張るか、その人は潔く諦めましょう。
速攻で出会える!大学生の出会いの場16選
環境を変えて出会いを増やすのは面倒だ!手っ取り早く彼氏・彼女が欲しい!という人もいると思います。
そんな方におすすめの出会いの場をまとめました。
1位サークル|大学生の恋愛はここから始まる
大学生にとってサークルは最も都合の良い出会いの場です。というのも、大学のサークルは同程度の学力を持った同じ趣味趣向の恋愛に飢えた学生が集まる場だからです。
また、他大学との交友の深いサークルであれば、他大生との出会いもあります。
あなたの知人が恋人の知人という関係になるので、情報が回りやすいです。最近では告白の内容がSNSでシェアされるなんてこともあるようなので、後腐れのない方法を選ぶようにしましょう。
2位インカレ/学生団体|他大学生との繋がりができやすい
学外の共通の価値観を持った異性と出会いたいなら、学生団体に参加するのがおすすめです。活発で優秀な学生が多く、一緒に頑張っていける関係を築きやすいです。
学生団体は様々な大学から人が集まるので、別れた後の学生生活に支障が出にくいです。また、人脈も広がったりするので便利です。
3位アルバイト|異性の多い職場を選択しよう
アルバイトは居酒屋やカフェなどの接客業が出会いの場として有名です。仕事中に自然と会話が生まれ仲良くなれますし、たまに「みんなで飲みに行こう」という話になって自然とプライベートな話ができてきます。
バイトはある程度の期間を通じて働くことが多く、もし目当ての異性がいなければそのまま何もなく進みがちです。
4位イベント・交流会(出会い系イベントを除く)|広く浅く出会おう
お互いに話しかけやすい環境のイベントや交流会は出会いの場ともなりますが、がっつく感じの場ではないので恋愛に発展させるまでに少し時間がかかります。まずはLINE交換をして友人関係を築くことを目標にするのが良いでしょう。
イベントや交流会での出会いは、二度目の出会いを作れるかがポイントです。自分のイベントに招待したりするここで次に繋げましょう。
5位合コン/街コン|大人な出会いの新常識
合コンや街コンといった出会いのためのイベントは、そもそも出会うことが目的であり、どうしても出会いが欲しい学生にはうってつけです。
多くの異性と出会うことには向いていますが、じわじわ恋を深めていくタイプの恋愛には発展しにくいです。出会ったその日にホテルに直行したという話も良く聞くので、楽しく出会いたい方におすすめです。
6位オフ会|同じ趣味の人との非日常な出会い
アニメや映画などの趣味から恋愛に繋げるにはオフ会への参加が一番です。同じ趣味を持った異性との出会いが待っています。年齢層も様々で興味深い話を色々と聞けます。
オフ会はネットで調べれてみると結構開かれています。気になった方は一度参加してみると良いと思います。
7位出会い系アプリ|効率的に出会いたいならこれ
pairsやタップル、tinderといった出会い系アプリから恋愛に繋げるのも経験してみてはどうでしょうか。出会い系アプリは出会い目的での利用が普通なので、効率的に異性とのコミュニケーションを計ることができます。
出会い系アプリは顔が良いとコンタクトも多いですが、ちょっと残念な感じだと連絡が全然きません。顔で勝負できない場合は戦略が必要です。
おすすめ:心理学×統計学
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8位習い事|好きこそものの上手なれ
語学や資格、カメラなどの習い事には独り身の男女が入り乱れます。楽しい趣味に没頭しつつ恋愛もできて一石二鳥の出会いの場です。
習い事は少人数で行うものが多く、男女比が偏りがちです。異性の多い習い事に通うのは若干ハードルが高いかもしれません。
9位同窓会|昔好きだったあの子との再会
大学生になると小学校や中学校の同窓会も開かれることもあると思います。同窓会では過去に仲の良かった異性と恋愛に繋がることも良くあります。
当時は子どもの付き合いだったけれど、同窓会で再会して大人な付き合いをしてみるのはドキドキします。
10位インターンシップ|仕事と恋愛のドキドキを味わえる
インターンシップでは学生同士だけでなく企業で働く社会人との出会うことができます。どういった企業のインターンに就くかによりますが、交流の盛んなインターンもあり、恋と仕事を楽しむことができます。
多くのインターン生を抱える企業は少ないので、学生同士は巡り合わせが良くないと機会がないし、恋愛をしてる場合でないことが多いです。
11位国際交流イベント|文化の壁を超えた出会い
海外の人と恋愛がしたければ国際交流イベントに参加するのがおすすめです。男性はコミュニケーション能力が求められますが、日本人女性は海外でも人気なので恋愛まで発展しやすいです。
海外の異性との恋愛はカルチャーショックの連続です。文化の違いを楽しみましょう。
12位留学|海外での運命の出会い
同じ留学先になった日本人学生はもちろん、現地の学生とも恋愛に繋げられます。留学では様々な困難がありますが、相手も同じような経験をしているので分かりあうことができます。
地元が近くないと留学から帰省した後は遠距離恋愛になりがちです。
13位友達の紹介|相性抜群の異性との出会い
第三者からの紹介からも恋愛に繋がることも良くあります。交友関係の広い友人を持っておくと相性の良い異性を紹介してもらえることがあるかもしれません。
この場合は友人に自分の評価を持ち上げておいてもらえば第三者効果で恋が成就する確率が高まります。
14位シェアハウス|同じ屋根の下で始まる恋愛模様
最近ではシェアハウスが流行っていますが、そこから恋愛に繋がることも多いそうです。学生向けのシェアハウスもあり、寂しい一人暮らしも楽しいものになります。
シェアハウスでは毎日顔を合わせて生活することになり、同棲に近い恋愛になります。いちいち恋人の家まで出かける必要がなくて楽ですが、人によっては重たいと感じる人もいるかもしれません。
15位クラブ|外見が良くてノリの良い異性と出会える
クラブではノリの良い男女が音楽に合わせてその空間を楽しんでいます。異性に話しかけてもそんなに違和感ないので「どこから来たの?」といった会話からでも恋愛にも繋がりやすいです。
クラブは夜遅い時間帯が活発であり、夜は性欲が高まりやすい時間帯です。男性としてはセクシーな女性も多いので、視覚的にも楽しめます。
16位【女性限定】パパ活|出会いと稼ぎを両立させたいならこれ
女性限定とはなりますが、恋愛対象が大学生でなくても良いならパパ活がおすすめです。最近では、ドラマ化されて認知度が向上し、専用のアプリも出てきました。
出会いにも繋がって食事や映画鑑賞、買い物に付き合いながらお金がもらえる女子大生にとっては理想の方法ではないでしょうか?
参考:ユニバース倶楽部
参考:paters(ペイターズ)- 秘密のオンラインラウンジ
良い出会いにはリスクヘッジが欠かせない
例えば、サークルを変えただけで素敵な出会いがあるのかというと、必ずしもそうはなりません。なぜなら、あなた好みの異性がいるかどうかは確率的な問題であるからです。
10人の異性がいれば恋人ができるかもしれませんし、1,000人いてもできない可能性もあります。
なので、もし良い出会いを高確率で実現させたいのであれば、出会いの質を上げ、回数を増やすことが欠かせません。付き合える確率を向上させるには、外見にも気を使った方が良いでしょう。
労力はかかりますが、様々な場所に足を運んでたくさんの人と出会うことは、あなたの人生においても貴重な経験となります。狭い社会で生きるのではなく、最初の一歩だけ勇気を出して外のコミュニティに参加してみましょう。
まとめ
受動的な出会いから、主体的な出会いへ
高校まではクラスがあって何もしなくてもクラス活動や委員会、部活、文化祭といった男女のコミュニケーションの場が用意されていたし、狭いコミュニティだったので同学年であれば顔と名前を覚えてもらえてました。
毎朝決まった時間に教室に入るので、自然に異性と挨拶する習慣もできていたはず。(共学の場合)
ですが、大学生になってからはクラス活動のような受動的に異性とコミュニケーションを取れる空間がなくなったので、主体的に出会いの場に足を踏み出す必要が出てきました。
もし出会いがないと悩んでいるのであれば、まずは環境を変えること、そして異性を勉強会に誘うことを実践してください。
好きな人ができれば、勉強や就活のモチベーションも変わりますし、毎日がとても楽しくなります。出会いがない…と諦めずにぜひ頑張ってみてください。