大学生になると高校時代よりも活動範囲が広がります。ただ、学生の間では狭い地域で活動している人もいますし、そうでない人もいます。
ここでは国内に目を向けて大学生が国内旅行に出かけるメリットとデメリットをまとめていきます。
大学生が国内旅行に出かけるメリット
1.気軽に行ける
国内旅行ならさほど手荷物を準備することなく、気軽に出かけることができます。1日あれば行って帰ってくることも全然できますよね。
2.旅費を押さえられる
国内旅行なら行き帰りの交通費が安いです。海外に行くと往復で数十万円することもありますが、国内なら北海道や沖縄に行くとしても5万円あれば往復運賃を確保できます。
3.日本を知ることができる
日本人として日本のことは知っておいた方が良いです。国際交流の場では、その人の国や文化について語る機会が絶対にあります。その時に相手の外国人の方が自分よりも日本に詳しかったり、日本について聞かれて何も答えられないなんてことは恥ずかしいですよね。
せっかく日本にいるのですから、実際に様々な場所に足を運んでその地域の文化や歴史を学び、魅力を伝えられるようになりましょう。
4.コミュニケーションに困らない
極めて特殊な場所に出かけない限り国内旅行に出かけた先も日本人だらけです。よって日本語が普通に通じるのでコミュニケーションに困ることはありません。
5.治安が良い
海外旅行に出かける際は治安を気にされる方は非常に多いですが、日本は世界でも有数の安全国家です。荷物を少し放置したくらいでは盗難の危険はないですし、落し物を交番に届けてくれたり、困ったら親切に助けてくれる人もたくさんいます。
6.衛生面を気にかける必要がない
海外に行くと食事やトイレ、ホテルの衛生面が非常に気になりますが、日本ならそうした心配をする必要がありません。強いていうなら、汚い公衆トイレは嫌ですよね。
7.友人や恋人も誘いやすい
高額な旅費がかかるわけではないので、友人と旅行に行きやすいです。海外旅行はお互いにお金を貯めるのも大変ですし、よほど仲の良い関係でないと行けないですよね。
旅行は友人や恋人と一緒に行くことで、楽しさが何倍にも膨れ上がります。気の合う相手との旅行は良い思い出にもなりますし、誰かと一緒に行きやすい国内旅行は魅力的です。
8.何処へでも行きやすい
日本は全国の交通が整っていますから、行きたいと思った場所に行きやすいです。車の免許がなくとも飛行機・新幹線・電車・バスを利用していくことで、あらゆる地域に足を運ぶことができます。また、パスポートの取得やVisaの発行などの面倒な手続きがありません。
9.携帯がそのまま繋がる
海外に出かけた際にはネットに繋げるためにWi-Fiを探す、SIMカードを購入する必要があってネット環境を整えるのに少し面倒です。日本にいれば全国ほとんどの地域で電波が通っていてネットが使えるので非常に便利です。
大学生が国内旅行に出かけるデメリット
1.国際交流がない
知らない土地の知らない人や文化に触れるのは旅行の醍醐味ですが、国内旅行ではどこもかしこも日本人ばかりで(稀に素敵な出会いもありますが)退屈です。国際的な交流もなく狭い文化圏での旅になってしまいます。
2.旅行している感じがしない
旅行の目的の一つに「非日常感覚を味わう」ことがありますが、国内旅行では非日常感をあまり感じることはできません。確かに世界遺産に訪れたり、飛行機に乗って遠くに出かけることでいつもとは違う日常を過ごすことになりますが、結局どこも日本なんですよね。
3.刺激が少ない
日本で過ごしてきた学生にとって日本は何十年と住んでいる国であり、始めて訪れる地域であっても「何度もテレビで観たことがある」などで目新しさを感じることができません。
4.物価が高い
新興国と比べると日本の物価は2,3倍しますから、その分お金を使ってできることが限られます。例えば、宿に泊まる際に新興国であれば2,000円もあれば良さげなホテルに泊まれますが、日本であればマンガ喫茶に行くしかないレベルですよね。
まとめ
社会人になってくると長期休暇を取りづらいので、旅行をするにしてもたくさんの国や地域を回ることはできません。その点、大学生なら夏休みなどを利用して全国一周してみるなど、時間の優位性を利用して旅行を楽しむことができます。
国内旅行のデメリットは大してありませんが、その分刺激が少ない感じです。
ただ、グローバルな時代だからこそ日本人として日本のことを知っておくのは大切ではないかと思っています。日本の魅力を上手に伝えられるようになって、海外の人と自国の良さについて語れるようになったら楽しいと思いませんか?
良いところに泊まったりすると、なんだかんだ費用がかかったりしますから、宿泊先はAirbnbで探すなど工夫しながらいくと良いと思います。
ぜひ旅行を楽しんでください。