一人暮らしの学生は他の学生がどの程度の物件に暮らしているのかって少し気になりますよね。
月2,3万円の賃貸に暮らしている学生もいれば、月10万円前後の賃貸に暮らしている学生もいます。
ここでは、大学生の一人暮らしにかかっている平均家賃や間取り、男女別の違いはどうなっているのでしょうか。
大学生の一人暮らしにかかる家賃
平均家賃
- 平均家賃:56,551円
- 平均管理費:2,975円
首都圏で一人暮らしをする大学生の家賃平均はだいたい5.6万円であり、23区内では62,698円と高くなります。紹介する物件や引越しにかかる費用など、業者によって全然違って賃貸を選ぶのは面倒ですが、家賃は生活費の中で最も高額な固定費だと思いますので、経済力に合った賃貸を選択する必要があります。
参考:学生WALKER『みんなの家賃どれくらい?2016新入生の平均』
男女別の家賃差
- 男性:54,725円(2,760)
- 女性:58,630円(3,219)
※カッコ内は管理費平均
女性の場合は賃貸のきれいさやセキュリティを重視する傾向にあるため、男性と比べて家賃が高くなるのではないかと思います。
一般的な間取り
1R・1Kが大半
学生の多く(特に都市部の学生)は1R・1Kの賃貸に暮らしています。1Kでロフト付きであれば「良いね!」って感じです。
大学生は学費や家賃以外の生活費でもお金がかかる上にきちんと働けるわけではないですから、生活する上で必要最低限の間取りで考えることになります。
ただ、交通の不便な地方だと5万円あれば 2LDKの物件に住める所もあったりするので、広い賃貸に住みたければ、あえて地方の大学に通うなんてことも良いかもしれませんね(笑)
賃貸選びで重視する点
価格を除けば、大学に近く、買い物に便利で、最寄駅までの距離も近く治安の良い物件が非常に人気です。
大学までの距離が近ければ、大学には自転車で通うことで毎月の交通費が浮きます。これで月数千円の節約になりますね。また、満員電車に乗ることもないし、朝ギリギリに目覚めても授業に間に合うなどとメリットが盛り沢山。
そこにコンビニやスーパーが近くにあって最寄駅までも近ければ快適なこと間違いなしです。大学まで20分圏内(移動手段は問わない(できれば自転車))・最寄駅まで徒歩10分圏内の物件は非常に人気であり、探してもすぐ埋まってしまいます。
一般的な一人暮らしの大学生の生活費をシュミレーション
アパートやマンションに暮らす一般的な学生の月間生活費(学費を除く)をより細分化してシュミレーションしてみます。
生活費
- 食費:30,000
- 家賃:50,000
- 水道費:2,000
- ガス代:2,000
- 電気代:4,000
- 通信費(スマホ+ネット):5,000
- 交通費:5,000
- 書籍(参考書等):3,000
- 交際費:15,000
- 服飾:5,000
- 理髪代:2,000
- 娯楽・嗜好費:10,000
- その他:10,000
小計:143,000
※交通費は学費に入りますが、生活の中で支払われるものなので計算しています。
収入
- 仕送り:30,000
- 奨学金:70,000
- アルバイト:50,000
合計:150,000
生活費に関してはどうしてもかかってしまうお金であり、節約したとしても10万円〜15万円程度かかってしまうことがほとんどだと思います。
それをまかなうためにはアルバイトだけではやはり難しく、仕送りや奨学金に頼らざるを得ません。
まだ自立して生活できているわけではないので、その点を理解して一人で生活していけるよう研鑽を積んでいきましょう。
まとめ
大学生の一人暮らしにかかる平均家賃
- 平均家賃:56,551円
- 平均管理費:2,975円
男女別の家賃差
- 男性:54,725円(2,760)
- 女性:58,630円(3,219)
※カッコ内は管理費平均
一般的な間取り
- 1R・1Kが大半
狭いと感じるかもしれませんが、これから社会人になって給与が増えてくれば広い家にも住めるようになります。現状に不満を感じるだけではなく、成長していける楽しさを知り、それを実感していけたら良いですね。