失敗は当たり前!海外留学で後悔しないために、心がけたい4つのこと

海外留学で後悔しないために、心がけたい4つのこと

近年、海外留学は珍しいものではなくなり、留学することを学生時代の一つの目標として考えている大学生も少なくありません。

せっかくお金も時間もかけて海外へ行くのだから、充実した時間を過ごしたいですよね。そこで、今回は海外留学で陥りがちな失敗例を踏まえながら、あなたが気持ちの良い留学生活をスタートし、充実した生活を送るために心がけたい4つのことをご紹介します。


1.海外での生活への憧れだけで留学しない!

海外生活

まず大切なのが、なぜあなたは海外留学に行きたいのか、と言うことです。ただ単に海外で生活してみたい、と言う気持ちだけでは留学をする意味はありません。なぜなら、それだけのためだったら“留学”と言う形をとる必要がないからです。

留学とは、自国以外の国で学術や技芸を学ぶことを言います。つまり、なにかを学ぶ目的をもって海外へ行くことを留学というのです。このことをしっかり理解していないと、いざ現地へ行った時にも学校での勉強が二の次になってしまいます。

私生活を充実させることは大切ですし、世界中に友人ができるというのももちろん海外留学の魅力の一つであるということは間違いありません。しかし、それが留学の第一目標であるべきではありません。学んでいく過程で仲間ができたり、その息抜きで遊びに行ったり旅行したり、その結果世界中に友達ができるのです。

近頃はこの考え方が逆転していて、海外で生活するための手段として留学を考えている人たちが増えていると思います。留学は手段ではなく理由です。

このことをはき違えず、しっかりとした“留学”のビジョンを描くことができているか再度自分自身に問いかけてみましょう。

2.間違いや失敗を恐れない!

挑戦

ほかの国の学生たちと一緒に授業を受けていくと気づくことですが、彼らは発言することに抵抗がなく間違いを恐れていません。それは間違い=恥ずかしいというような日本人が持ちがちな概念を持っていないからです。間違えたからと言ってクスクス笑われたり茶化されたりすることはありません。

ここでは自分の意見をしっかりと伝えることが、コミュニケーションの第一歩です。教授から指名されたら恐れずに自分の考えていることを言ってみましょう。

日本人の悪い癖でもありますが、わからないときに黙ってしまうというのは一番よくありません。日本では黙っているのはわからないからだ、とあうんの呼吸でわかってもらえるところがありますが海外ではそうはいきません。

わからないときは「わかりません」と言うことも自分の意見を伝える、ということと同じことなのです。はじめは慣れないかもしれませんが、このことを頭に入れて授業に臨むことで気持ちの切り替えがスムーズにいきます。

最初からすべてわかっていたら授業を受ける必要はないし、わからないことを学ぶためにあなたは授業を受けているのです。間違うことやわからないということを恥ずかしがらず自信をもって授業に臨みましょうね。

3.行き詰っても一人で抱えない!

留学先で道先を相談

家族や友人に囲まれた日本での生活から、誰も知っている人がいない、言語も違う環境へ行って最初から違和感なく馴染める人はいません。それは、どんなに海外留学に憧れ、出発当日までわくわくしていたとしても、いざ現地に着くとホームシックになったりやっていけるのだろうかと思ったりする瞬間が来るものです。

そこで「自分はなんて意志が弱いんだ」と負の感情へ引っ張られてはいけません。それはあなたの意志が弱いからではなく、当たり前の感情です。あなただけではなく、ほかの国から来ている学生も同じような経験をしています。

そんな時は一人で解決しようとせず友人や教授、学校のカウンセラーに話してみましょう。大げさな相談じゃなくても、そうやって不安に思う気持ちを持っているということを共有していくことで、周りもあなたのことを気にかけて学校であった時に「最近どう?」と声をかけてくれたり、息抜きに連れ出してくれたりするようになります。

4.勉強以外のことにも目を向けよう!

パーティーに参加

最初に述べたように、留学とは学ぶことを目的として海外へ行くことです。しかし、勉強だけをやっていれば良いというわけではありません。勉強を頑張ることで派生的に得られることがたくさんあります。そして、そこに目をやる余裕を持つことが大切です。

例えば、息抜きで金曜の夜みんなで飲みにでかけてみたり、春休みに現地でできた友達と旅行に出かけてみたり。“留学の第一目標は学ぶこと”ということは忘れてはいけませんが、それを唯一の目標とする必要はありません。

まずは学ぶという一本の太い幹を立てて、そこから枝を伸ばしていき色々なことを吸収していってください。友人関係を広めていくもよし、学外でなにか趣味を見つけるのもよし。

幹さえしっかりとしていれば、たくさんの枝を伸ばしていったとしても揺いだり倒れたりすることはありません。帰国するころにはたくさんの枝を伸ばし、葉をつけて、1本の大きな木へと成長して日本にいる家族や友達をびっくりさせちゃいましょう。

最後に

いかがでしたでしょうか。海外留学を意味のあるものにするために、心がけたい4つのことをご紹介いたしました。留学を控えている人も、すでに出発した人も、この4つのことを心がけて留学生活を送ってみてください。留学で得られるものは無限大です。ぜひ素敵な留学生活を送ってくださいね!

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