高校生から大学生になって一番違うことは出会いの差です。
高校時代での出会いというと、同じクラスや部活、塾や文化祭などが一般的ですよね。しかし、大学での出会いは同じ学科や講義別の教室、部活・サークルは勿論のこと、食堂などの大学施設内や、コンパ、バイトなど、出会いの数は高校時代とは比べ物にならないほど。
出会いのチャンスが増える、ということは勿論「恋愛」のチャンスもいっぱい。しかし、大学生では高校時代と違う出会い方や自由な選択肢が増える分、恋愛において戸惑う部分もどんどん増えていくばかりで、どうしたらと悩む学生も多いでしょう。
あなたも1度は迷ったことがありませんか?彼女との食事は男が奢るべきなのか、それとも割り勘でもいいのかということを。
世間では、「ご飯は男性が奢るべきもの」なんてイメージが未だに蔓延していますが、実際男性が食事を奢ったときと割り勘のとき、その行動に対しての女性の本音やあなたの好感度のこと気になりませんか?
意外と難しい「奢る・奢らない」のタイミングどころ。今回はそんなタイミングを女性の本音とともにお伝えします。
デートの食事代は割り勘派?それとも奢る派?
マイナビ学生の窓口の調査によると、学生の8割は「必ずしも男性が奢る必要はない」と回答しており、割り勘でも構わないと考えている男女が多いことが分かります。
■デートは絶対男性が奢るべきだと思いますか?
- はい:77人(19.3%)
- いいえ:321人(80.7%)
出典:マイナビ学生の窓口『【学窓総研】ワリカンでもいいの? デートの支払い、大学生の80.7%は「男性が奢らなくもいい」』
下記は22~34歳の働く女性を対象とした調査結果ですが、初デートでは「多くの女性は男性に多めに代金を支払って欲しい」と考えています。
Q.初めてのデートをするとき、食事などの代金はどうしたいですか?
- 男性が全額負担:39.9%
- 男性が多めに負担:34.6%
割り勘:25.5%
出典:マイナビウーマン『割り勘はたったの〇〇%……。女子が希望する、初デートでの食事代の負担割合!』
お互いの収入や価値観などによってどのような対応が適切かは変わってきますが、女性としては「男性に奢ってもらえる=大切にされている」と感じることができて嬉しかったりするようです。
付き合い始める前&後の初デート
正直言うと、たとえお互い学生であっても、せめて最初は見栄を張ってほしいのが乙女心。なので、このタイミングで迷うなんて選択肢はありません。あなたが誘ったのであればなおのこと、ここは男らしくどーんと払いましょう。
相手の女性を手に入れたいのにケチケチしていたら、女性側にガッカリされるのは当たり前です。
まず、付き合う前というのは、女性を手に入れる側の男性は手に入れられる側の女性に品定めされている最中なのだということを忘れてはいけません。
けれど、品定め最中であってもデート代全てを奢る必要はありませんから、お金に余裕があまりない学生も安心してください。大事な事はタイミング。
奢るタイミングを見計らうだけであなたの印象は、「全部は奢ってくれないケチな男」から「キメるときはキメてくれる男性」とガラッと変わりますよ。
そのためにはまず「奢ることは特別なことである」ということを女性に思わせましょう。女性は「特別感」が大好きです。そして、その感覚を感じさせるのはデート終盤の食事のときだけでOK。それ以外も全て奢ってあげようなんていうのは社会人になってからで十分です。
デート中全てを奢って金欠になり、次のデートが先送りになるより、部分的に奢って近い周期で頻繁にデートに行くほうが女性の心は動きやすいものです。
初めにも言いましたが、社会人、学生関わらず多くの女性は最初のデート、且つ男性から誘ったものであれば奢るべきだという本音を隠し持っています。「奢ることと本気度は違うのに」と男性は言いたい気持ちも痛いほど分かりますが、残念ながら女性は違います。
俺は奢らないけどあなたに対して本気なんだとがんばって伝えるよりも、無理してでも最初のデートぐらいはスマートに支払う方を選ぶ方が得策です。
気をつけるポイントは、『奢りが驕り』にならないように、奢った後に金額は絶対に言わないこと。聞かれても上手くごまかす技術を覚えましょう。細かい値段を言われると、奢られた女性もいい気がしません。
むしろ、「奢ってやった」感丸出しの押し付けがましさを感じる女性の方が多く、2度目のデートは遠ざかってしまうでしょう。
2回目以降
付き合っていない状態で2回目のデートなら、前回と同様にあなたが奢った方が良いでしょう。2回目のデートに来ている時点で、相手の女性はあなたにかなり興味アリアリ。
なので、少し強引に距離を縮めてもいっても大丈夫ですが、品定め期間が相手の女性の中でまだまだ続いているのでやり過ぎには注意が必要です。
一方で、付き合ってから2回目以降のデートなら、1円単位ではなくざっくりした割り勘であったり、7:3や6:4で男性が少し多く出すぐらいで良いでしょう。
付き合った時点で彼女の厳しい品定め期間は一旦終了していますから、奢らなければ好感度大幅ダウンなんてことにもなりません。なので、恐れずに支払いについて提案しても大丈夫ですよ。もう彼女の評価目線はあなたの中身にシフトチェンジしていますからね。
経済観念のある女性でしたら自分からデートのやりくりの仕方を提案してくれるかもしれません。大学生ですから、お財布と相談して、彼女とも相談して無理のない範囲で、デート代をコントロールしていきましょう。
最後に
現代では、いつでも常にデートは男性が奢るべきだと考える女性は少なく、特に大学生同士なら割り勘で十分と考える女性も多いです。しかし、それでも付き合う前のデートぐらいはやはり奢ってほしいのが女性の本音。
「俺は平等主義なんだ」と言いたい本音もひとまず蓋をしてください。女性と男性の発想は根本的に違いますから。
あなたがその出会いや恋を絶対に失敗したくないのなら、特に初デートは奢るつもりで、割り勘でいいならラッキーくらいの気持ちでいきましょう。
最初くらいは愚痴も言わずに、格好つけて粋な男の演出なんていかがでしょうか。