数をこなせ!?簿記2級に効率よく合格するための3つのコツ

簿記2級に効率よく合格するための3つのコツ

事務系の資格を取ろう!と思うとまず真っ先に挙がるのが簿記資格です。

簿記検定試験は事務系の職種に就きたい人がまず取得を検討する資格の代表例と言っても過言ではありません。特に簿記3級は簿記資格の中でも初級の位置づけで、取得する人も大勢いますが、さらに他の人と差をつけたい場合は3級よりも難易度の高い2級にチャレンジしてみるのもおすすめ。

今回は簿記2級に効率よく合格するためのコツをお伝えします。

簿記資格って?

簿記資格は、日本商工会議所が主催する日商簿記検定の取得者に与えられる資格のことです。検定試験は1級から4級まで実施され、1級が最も難易度が高い内容になっています。

企業の経営の成績表である財務諸表に関する知識や会計処理の知識について問われ、実際に財務諸表を作る問題もあるため、事務や経理の職を志す人にとっては必須ともいえる資格です。

簿記2級はどんな内容?

簿記3級と簿記4級は小売業やサービス業などの商業簿記が出題範囲でしたが、簿記2級からは商業簿記に加えて、製造業などで使う工業簿記が出題範囲に入ってきます。

簿記3級よりも難易度の上がる商業簿記への対策をしつつ、新たに出題される工業簿記の基本もしっかりと押さえておく必要があります。

簿記2級も100点満点中70点以上が合格点になっており、商業簿記が60点、工業簿記が40点の配点で、合格率は4割程度です。

簿記2級に効率よく合格するための4つのコツ

簿記検定試験では簿記に関するすべてを網羅することを目的としていません。これから会計や経理を本業としていこうという人ならば簿記の理論などを知っておく必要がありますが、あくまでもざっくり簿記の知識をつけて資格の取得ができればいいという人は、効率よく勉強する必要があります。

ここでは、簿記2級に効率よく合格するための勉強法や考え方についてご紹介します。

1.大問1の仕訳問題は満点を狙うこと

大問1はほぼ例外なく仕訳問題が5問出題されます。仕訳問題は、取引を記録する上で最も基礎的なスキルを試される問題でもあります。

しかも大問1は5問出題されて20点の配点なので、1問が4点の配点になります。1問に4点も配点される問題は簿記2級の問題の中でもここしかありません。ほかはすべて1問が1~3点の配点であるため、この項目で8割以上得点できない場合は簿記2級に合格することは難しいと言っても過言ではありません。

反対に、大問1で満点を取ることができれば、簿記2級に合格することはさほど難しくはないでしょう。

簿記2級の学習を始めるときは、まず仕訳問題を完璧にこなせるように何度も練習しましょう。簿記3級と比べるとさらに使う勘定科目が増えて複雑になりますのでひとつひとつ整理しながら解きましょう。

また、大問1はあらかじめ与えられた語群の中から勘定科目を選んで記入するよう指示されます。これまで勉強してきた勘定科目と同じ意味の違う単語(たとえば「当座預金」だと勉強したのに語群では「当座」となっているなど)で出題されることも稀にあります。

語群をよく見ずに勉強した通りの勘定科目を書いてしまうだけでも失点になるので注意深く問題と語群を読みましょう。このひっかけに引っかかってしまう人は意外と多いので気をつけたいですね。

2.工業簿記は絶対に落とさないこと

2級から出題範囲に入る工業簿記。大問4と大問5は大抵工業簿記の問題が出題されます。ここの配点は合計40点です。

商業簿記に慣れていると工業簿記なんて難しいと最初からあきらめてしまいがちですが、それは非常にもったいないことです。何回か続けて解いてみると意外と簡単だということに気付くのでぜひあきらめずにチャレンジしてみてください。

2級で出題される工業簿記は商業簿記と比べれば非常にシンプルで難易度が低いのがポイント。コツさえ押さえておけば工業簿記はパターンが少ないので簡単に解くことができます。

コツを習得するためには、ひたすら工業簿記の過去問に当たることが何よりも大切です。過去問を何度も解くと問題の傾向やパターンがわかってくるので、工業簿記が怖くなくなります。

工業簿記で満点を取り、大問1の仕訳問題で満点が取れればそれだけで60点。あとは大問2と大問3の商業簿記で10点をとれば合格できるのです。

3.毎日少しでも簿記と向き合うこと

簿記を勉強するにあたって最も大切なことは、毎日少しでも問題を解くことです。

簿記はパターンや考え方にある程度の慣れが必要なので、毎日続けて問題を解くことで簿記ならではの考え方や解き方が身についてきます。毎日問題を解いていたのに急に2~3日問題を解かない日があると、せっかく習得した解き方を忘れてしまい、元の感覚に戻るのに時間がかかってしまいます。

簿記の勉強には反復練習が欠かせないので、毎日問題集を開いて1問でも問題を解いておきましょう。

特に必ず高得点を取りたい仕訳問題については、勉強を始めるときに毎日数問ずつ解く習慣を身につけましょう。どの問題を解くにも仕訳の知識が不可欠なので、準備運動として仕訳問題を解いてからほかの問題の勉強を始めることをおすすめします。

4.問題演習は過去問だけでOK

簿記は非常にポピュラーな資格なので、各社からたくさんの問題集や参考が出ています。2級を取得しようという人は大半の人が3級を取得済みなので、簿記の基本はしっかり押さえられていることと思います。

そのため、2級の勉強は過去問を何回も回すのがベストです。予想問題集や演習問題の問題集もたくさんありますが、出題パターンがそんなに多くないので過去問を5年分回せばある程度の傾向がつかめるはずです。

過去問をやれば受かると断言はできませんが、過去問をやらないと合格もありえません。過去問で常に8割~9割取れるようになれば、本番の試験でも合格できる確率が高くなります。

まとめ

さて、今回は簿記検定2級に合格するコツをご紹介しました。2級は税理士や会計士などの国家資格に比べれば難易度が低いと言える資格です。誰でも取得できるのに、履歴書に書けば自己アピールになるコスパのいい資格です。就職にも転職にも強いので、取得しておいて損はありません。

難しいと敬遠していた人でも勉強しているうちに楽しくなってくることもあります。そうなれば合格したも同然ですよね。

しっかりコツを押さえて勉強すれば難なくクリアできるものなので、ぜひチャレンジしてみましょう。

簿記2級に効率よく合格するための3つのコツ

ABOUTこの記事をかいた人

さた なつみ

大学卒業後、団体職員として就職。文章を書くことが好きで、3年前より副業としてwebライターに。学業、恋愛、友人関係等で修羅場を経験しながらもキャンパスライフを隅々まで楽しみ尽くし、戻れるなら戻りたいと願うアラサー。大学は人生の夏休み!