リゾバをしていると、ホームシックに陥る人が続出します。
- 一人で寮暮らしするのは寂しい
- 仕事も大変でもう家に帰りたい
こうなった時は、どうするのが良いのでしょうか?
今回は、リゾバ先でホームシックになった時の対処法と、そもそもホームシックにならないための予防策について解説していきます。
この記事の目次
そもそもホームシックとは?
ホームシックは、慣れ親しんだ家や家族の元から離れた時に、異常なまでに故郷を恋しがり、寂しさを感じる病的な心理状態のことです。
安心、幸せな環境から離れることで精神ストレスが蓄積し、負の感情が故郷を恋しがる気持ちとして現れます。
故郷を愁う気持ちをノスタルジアと言いますが、ホームシックとは分けて考えます。地元を懐かしむ気持ちはノスタルジア。現在の生活を捨ててでも地元に帰りたいと思うレベルの気持ちがホームシックです。
ホームシックに陥りやすいタイミング
- 海外にホームステイした時
- 泊まりのキャンプに出かけた時
- 一人暮らしを始めた時
- 海外留学に出かけた時
- 結婚して夫婦生活を始まった時
- リゾバで住み込みバイトを始めた時
居心地の良い環境から離れ、このような異なる文化や習慣の生活を始める時にホームシックに陥る人が多いです。大抵は数ヶ月もすれば慣れますが、それまでは泣いてしまうほど寂しい日が続くことがあります。
ホームシックは子供だけの問題ではなく、大人でも陥ることがあります。
田舎から東京の企業に内定をもらって上京して一人暮らしを始めたものの、仕事でうまいかず落ち込んだ時など、新しい環境に身を置いた時に発症しやすいです。
なぜリゾバでホームシックになるのか?
リゾバにはホームシックになりやすい環境が整っています。外的な問題と内的な問題に分けてまとめていきます。
リゾバでホームシックを引き起こす外的な問題
リゾバの周辺環境
- 初めての仕事で覚えることが多い
- 長時間労働で心身ともに疲れる
- 住み込みバイトが初めてで落ち着かない
- 周りが知らない人だらけ
- 頼れる人がいない
- 個室が唯一の落ち着ける場所だが孤独感がある
リゾバでは、リゾート地で働けるとはいっても観光ではなく仕事がメインの活動となります。初めてのリゾバでは、覚えることが多いのはもちろん1日8時間労働が基本となるので、心身ともに疲れます。
知り合いはいないし、知らない土地での仕事は「このまま仕事は続けられるのか?」「勤務先の人たちと上手くやっていけるのか?」と不安になると思います。
こうした不安が寂しさに代わり、実家や家族の安心感を強く求める状態がホームシックです。
その他のリスク
- 職場の人と人間関係が築けないと孤立してしまうかも
- 仕事が辛いとストレスが溜まってしまう
仕事先で同僚と仲良くなれたり、仕事が楽しくできていればホームシックに陥る確率は低くなります。しかし、人間関係が上手くいかない、仕事が辛いと感じてしまうとホームシックになりやすいです。
基本的にリゾバ先の人は良い人が多いですが、リゾバの勤務先には嫌な人がいることがありますし、仕事がつまらないこともあります。
リゾバでは住み込みで働くことになるわけなので、仕事で上手くいかないとストレスが溜まり、ホームシックになりやすいです。
リゾバでホームシックを引き起こす内的な問題
人生経験
- 過保護な親の元で育った
- 家族と離れて暮らした経験がない
- 一人で行動するのに慣れていない
- 初対面の人と仲良くなるのが苦手
何でも親が決めてくれた、危険から身を守ってくれたような過保護な環境で育った人は主体性がなく甘えたがりで寂しがり屋に育つ傾向にあります。
リゾバ先では甘えられる親の代わりがいないので、わがままを聞いてもらえずストレスが溜まっていきます。
修学旅行などの友人との寝泊まりを除いて家族と離れて暮らす経験がなかったり、一人で考えて行動する習慣がない人、普段は仲の良い知人や家族としかコミュニケーションをとらない人はホームシックになりやすいです。
習慣
- 自分の部屋じゃないと寝れない
- 話をするのが好きなのに、夜話す相手がいない
- 帰寮した時に「お帰り」と言ってくれる人がいない
- 朝、親が起こしてくれない
リゾバ先では生活習慣がガラッと変わります。他人に頼りきりの生活を送ってきいたり、生活の変化に順応できない人だとストレスに耐えきれずホームシックになります。
動機
- リゾート地で楽して稼げると思っていた
- お金だけが目的で、できればリゾバしたくなかった
- 親に強制的にリゾバに参加させられた
主体的に目的を持って「リゾバしてみたい」という人は嫌なことがあっても前向きに考えやすいですが、そもそも「リゾバの仕事は大変だなんて思ってなかった」「お金が欲しかっただけで働くのは嫌だ」という人は理想と現実のギャップに打ちのめされるかもしれません。
性格
- 自意識過剰でネガテイブ
- 受動的に考え行動するタイプ
- 思い込みが激しい
- 家族愛が強い
リゾバはリゾート地にあるため良い面もたくさんありますが、悪い面に目を向けると初めてのことばかりでストレスが溜まっていきます。
自意識過剰でネガテイブな人は仕事で上手くいかなかったりすると自分を責めてしまい、「働くのが辛い」と思うようになります。
主体的に問題解決ができる人であれば、仕事や人間関係の問題も自分で解決していけますが、受動的な人は「仕事が悪い」「相手が気に入らない」とマイナス面を見てしまいがちです。
思い込みが激しく仕事が始まってすぐ「私はリゾバに向いていない」と思ってしまう人は、そのままリゾバに馴染めずにホームシックになりやすいような気がします。
また、実家暮らしで家族仲が良く、一人で行動することがあまりない人は気をつけた方が良いです。
ホームシックが発症するのはリゾバ開始から1ヶ月以内
株式会社オウチーノのホームシックに関する実態調査によると、一人暮らし経験者の4割がホームシックになったことがあるそうです。
ホームシックになったことがある人の割合
女性の半数以上がホームシックの経験あり
男性 | 30.7% |
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女性 | 52.5% |
全体 | 40.2% |
男性よりも女性の方がホームシックになりやすい傾向があります。半数以上がホームシックになるようなので、リゾバを始めようと思っている女性はホームシックになることを覚悟した方が良いかもしれません。
男性の場合は意外と大丈夫であるものの、3人に1人近くがホームシックになるようです。
一人暮らしを始めてどれくらいでホームシックになったか?
では、どの程度の期間でホームシックになるのでしょうか。
1ヶ月以内のホームシックが8割
引っ越し当日 | 13.1% |
---|---|
1週間以内 | 31.3% |
約2週間後 | 17.1% |
約1ヶ月後 | 15.2% |
約2ヶ月後 | 3.2% |
約3ヶ月後 | 3.2% |
それ以上経ってから | 13.7% |
2週間以内 | 61.5% |
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1ヶ月以内 | 79.9% |
これは一人暮らしの例ですが、リゾバでも参考になる期間ではないかと思います。リゾバ当日から2週間以内で6割、1ヶ月以内で8割なので、1ヶ月我慢すれば時間が解決してくれる可能性が高いです。
ホームシックの期間についても、1ヶ月ほどで自然と解消されることが多いようです。
初めてのリゾバでホームシックになった時の対処法
どんなに理屈で考えてもホームシックは感情的な問題なので、誰でも発症する可能性があります。そんな時はどのように対処すれば良いのでしょうか。
男女別の対処法の違い
男性のホームシック克服法
1位 | 時間経過とともに解決(49.3%) |
---|---|
2位 | 友人ができた(37.4%) |
3位 | 夢中になれるものができた(35.0%) |
4位 | 家族と頻繁に連絡をとった(28.1%) |
5位 | 頻繁に帰省した(19.7%) |
女性のホームシック克服法
1位 | 時間経過とともに解決(51.3%) |
---|---|
2位 | 家族と頻繁に連絡をとった(45.8%) |
3位 | 友人ができた(40.2%) |
4位 | 頻繁に帰省した(26.6%) |
5位 | 夢中になれるものができた(25.8%) |
先ほどのホームシックに関する実態調査によると、時間が解決することが多いそうです。学園生活でも不安なのは最初のうちだけで1ヶ月もすれば友達ができて楽しく過ごせたりしますよね。
その他の方法も合わせた、リゾバ向けのホームシック対処法はこちらになります。
1.考え方を変える
あらゆる物事は見方次第で良いようにも悪いようにも見えます。例えば、リゾバで仕事が上手くいかなかった時に「私には向いていないから無理」と思うのか「次はこうしたら良くなるはずだ」と考えるかで全然違いますよね。
考え方の違いはとても重要です。
前年にひどいストレスを経験した人たちは、死亡するリスクが43%高かったのです。
しかしこのことはストレスが健康に害を及ぼすと信じていた人たちだけに言えることでした。
ひどいストレスを経験しても、ストレスが無害だと思う人たちの死亡リスクは上がるどころか、ストレスが殆どなかったグループと比較しても研究参加者の中で最も低いものでした。研究者は死亡者数を82年に渡り追跡し、18万千人のアメリカ人がストレスからでなくストレスが体に悪いと信じていた事によって死期を早めたと判断しました。|ストレスと友達になる方法(ケリー・マクゴニガル)|TED
このように、ストレスはネガテイブに考えると有害ですが、ポジティブに捉えれば成長には欠かせない有益な存在です。
リゾバでは慣れない環境に身を置くことになるものの、それらを前向きに捉えてみてください。
2.我慢して時間が解決してくれるのを待つ
ホームシックの多くは時間が解決してくれるので、我慢してみるのも一つです。「親に電話して話せば良いじゃん」と思うかもしれませんが、一人で我慢した方が成長できるのではないかと思います。
電話した時に「大丈夫?辛かったら帰っておいで、迎えに行ってあげようか?」などと子供を甘やかす親がいると思うので…
後々の社会人生活のためにも、親にすぐ甘える癖はできれば解消しておいた方が良いです。
一人で耐えられるレベルは耐えて「そろそろ耐えられなさそう」と思った時に家族や友人に頼ってみると考えてみてはどうでしょうか。
3.家族や友達にLINE・電話する
リゾバでは、若い女の子ほど毎日夜になると親や友達とLINEや電話してます。これは科学的にもストレス解消に効果的です。
親しい人との会話をした際に、エンドルフィンという脳内物質が分泌され、ストレスを軽減し多幸感を感じることができます。
会話が好きな人は、人と話す時間が減るだけでもストレスを感じてしまうことがあると思うので、リゾバの勤務が終わった後に親や友人にLINEでメールや電話をしてみましょう。
4.我慢しないで泣く
泣けそうなのであれば、泣いてしまった方が楽です。涙を流すと脳内への血流量が多くなり、副交感神経が刺激されてストレス解消に繋がります。
副交感神経は、食後や入浴中など、心身がリラックスした時に活発になります。泣くという行為によっても心身がリラックスするということです。
親しい人と話をした時と同じようにエンドルフィンも分泌されます。
リゾバの不安もリラックスして頭を働かせれば、様々な解決策が見えてくるので、泣ける時には泣いてしまいましょう。
5.無理やり笑顔を作る
笑うことは最高の健康法として知られています。ドーパミン、アドレナリン、コルチゾールなどの快楽ホルモンが分泌され、エンドルフィンやセレトニンも分泌されて精神安定や多幸感も得られます。
さらに免疫力の向上やがん細胞を死滅させます。これらは無理矢理口角を上げて笑顔を作るだけでも効果があります。
リゾバで悩み事があったりしても、笑顔を作ってみてください。
6.テレビやネットでお笑い番組を観る
無理矢理笑うのが嫌な人は、お笑い番組を見て笑いましょう。お笑い番組を見ることは夜の寂しい時間の暇つぶしにもなりますし、ストレス解消や免疫力向上などの効果が得られます。
ただし、夜にスマホやテレビ、パソコンを使用してしまうと、脳が活発になり過ぎて眠りが浅くなるといった問題があります。
遅くとも寝る2時間前にはテレビ・スマホ・パソコンは閉じて、読書するなどした方が良いです。
7.本を読む
意外かもしれませんが、読書もストレス解消に効果的です。コーヒーを飲む、散歩する、音楽を聴くといった動作よりも、本を6分間読むことの方がストレス解消に繋がります。
リゾバする際には気になっている本を何冊かカバンに入れて持っていきましょう。電子書籍でも良いですが、紙の本の方が目に良く効果的です。
本を読むのは6分間だけでも問題ありません。
8.現地で友人を作る
リゾバ先でのホームシックは、現地で友人ができると解決されることが多いです。仕事の休憩時間や寮にいる時間、休日を一緒に過ごすこともできる人がいるとリゾバが何倍も楽しくなります。
募集人数の多いリゾバや„であると友達ができやすかったりします。
慣れない環境で友人ができるだけでも気分が明るくなりますし、相手も自分と似たような悩みを抱えていたりするので、安心できたりします。
9.仕事に集中する
リゾバでは仕事がメインの生活になります。そんな中、仕事が上手くできると楽しく、失敗続きだとストレスが溜まります。
仕事は慣れるとできるようになりますし、疲労しにくくなるので、最初のうちは仕事に集中して上手にこなせるようになりましょう。
仕事ができてくると、リゾバ先の人から信頼も得られて仲良くなれますし、他のリゾバ仲間からも頼られるようになったりと人間関係の問題も解決されやすいです。
10.目的を見つめ直す
ホームシックになった時には、「何のためにリゾバしているのか?」を改めて考える良い機会です。
確かに家に帰った方が楽なのかもしれませんが、それは事前に分かっていたはずで【リゾバを始めようと思ったきっかけや目的】があるはずです。
こんなきっかけや目的があったはず
- 観光地で働いてみたかった
- 自己成長したい
- 留学資金を貯めたい
- 学費を支払うため
- 欲しい車を買うためなど…
目的を達成するには困難がつきものです。辛いこともあるかもしれませんが、それを乗り越えることで成長に繋がりますし、次の困難を乗り切る自信にもなります。
11.散歩や観光をしてストレス発散する
運動することはストレス発散に非常に効果的です。できれば有酸素運動するのが良いですが、リゾバ先でランキングするほど意識高い人はほとんどいないはず。
そこで、散歩や観光をしてストレスを発散することをおすすめします。軽い運動であってもエンドルフィンやセレトニンが分泌され、ストレス解消に効果があります。
疲労が溜まっているからといって寮に引きこもるのは良くありません。肉体的には疲労が取れるかもしれませんが、狭い個室で1日中過ごしても精神的ストレスは改善されないのです。
リゾート地は自然豊かなところが多く、散歩や観光をするとかなりリフレッシュすることができます。
12.周囲の人に悩みを相談する
自己開示はホームシックの解消に効果的です。自分の中だけで不安や悩みを抱えているのはストレスですが、他者とストレスを共有することで自然とストレスが緩和されます。
女性が悩みを相談する時は「話を聞いてもらいたいだけ」という話もありますが、話をすることで自分の頭が整理され、解決策が見えてきます。
頭で考えていると同じことを何度もぐるぐると考えてしまいがちなので、周囲に悩みを打ち明けてみてください。自己開示は仲良くなるきっかけにもなります。
あなたが「実は良く眠れなくて…」と話した時に、相手が「私も!なんだかまだリゾバに慣れてなくて…」といった話ができたら仲良くなれそうですよね。
13.休みをもらう
どうしても疲れて仕事をしたくない状態であれば、勤務先の従業員の方に相談して休ませてもらうこともできますし、短時間だけ働いて休憩時間を多くもらうことも可能です。
身体的疲労からくるストレスが原因のホームシックであれば、休みをもらうことで解決できます。また、ゆっくり考える時間がとれるので、精神的ストレスも解消されやすいです。
14.リゾバ担当者に相談し、仕事を辞めて帰宅する
「どうしてももう無理」という場合は、リゾバの担当者に連絡して仕事を辞めましょう。
一旦休止したい場合は一時的に帰省することもできますし、仕事内容が人間関係が原因のホームシックであれば、勤務先を異動してもらうことも可能です。
予定期間に対して早めにリゾバをやめてしまったとしても、働いた時間分の給与は100%出るので安心してください。
リゾバのホームシックを未然に防ぐにはどうすれば良い?
ここまでホームシックの対処法をまとめましたが、できれば未然に防げた方が良いですよね。どのようにすれば、ホームシックにかからず済むのでしょうか?
リゾバのホームシックを未然に防ぐ方法
- 仕事は大変であることを覚悟しておく
- やりたくない仕事はやらない
- 行ってみたい勤務地域を選ぶ
- 行ってみたい観光地をピックアップしておく
- 継続率の高い勤務先を選ぶ
- 友達とリゾバに行く
- 初めてのリゾバは最大でも2ヶ月までにする
- リゾバを辞める場合のことも考えておく
リゾバでは2ヶ月で50万円ほどお金は貯まるものの、楽して稼げるわけではありません。労働の対価としてお金が貯まるわけなので、楽して稼げるとは思はないようにしましょう。
これだけで理想と現実のギャップが生じにくくなります。
仕事については、やりたい仕事を選ぶようにしてください。自分でやりたいと決めた仕事であればやる気もわきますが、仕方なくで決めた仕事だとやる気が出ず苦痛になってしまいます。
勤務先は行ってみたい地域を選ぶと良いです。例えば、温泉街であれば周りに色んな温泉があるので、休日に温泉巡りを楽しめたりします。
勤務先の人間関係が怖いなら、継続率の高い仕事を選ぶと働きやすい職場を選択できます。友達と一緒に行けばなおさらホームシックになりにくいです。(友達や恋人どうしOKの職場もたくさんあります。)
初めてのリゾバは最大でも2ヶ月までにしましょう。それ以上だと先が見えずに精神的に落ち詰められやすい感じがします。また、仕事や人間関係が合わない場合は辞めてしまった方が良いことがあるので、「こんな職場だったら辞めてやる」という条件を最初に設定しておくと気持ちに余裕を持って働けます。
リゾバでホームシックを感じたら成長のチャンス
リゾバでホームシックを感じたら、考え方によっては成長のチャンスです。簡単に諦めてしまうのではなく、続けた場合の利点にを目を向けてみてください。
ホームシックの一番の原因は人生経験のなさ
ホームシックの原因を一言でいうなら、それは人生経験のなさです。
慣れない環境で寂しいと思う気持ちは誰にでもありますが、「家に帰りたい」「家族が恋しい」と異常なまでに思ってしまうのは現地の生活に適応できていないから。
ではなぜ現地の生活適応できないのかというと、それは一人で行動する経験が足りていないからだと言えます。
家族の元を離れて生活するのに慣れていれば、リゾバ先の寮生活は苦になりません。また、働くことに慣れていれば、投げ出したくなるほど仕事がキツいと思うこともないはずです。
人間関係をうまく構築できる人であれば、リゾバ先で友人を作って楽しく過ごせます。
私は、成人したら家族の元を離れて一人でも生きていけるようになるべきだと思います。いつまでの実家暮らしで親に甘えているのは何だかかっこ悪いですよね。
「いつ一人で生きていけるようになるのか?」そのチャンスはホームシックを感じた時にあります。
- 「家に帰りたい」→親に甘えてすぐ帰ってしまう
- 「家に帰りたい」→我慢してやり切ってみる
やり切った場合の経験は一生ものです。自分を変えるチャンスでもあるので、もし得られるものがあると思うのなら諦める前に足を踏みとどまってみたら良いんじゃないかと思います。
※明らかに悪質な職場に当たることもあるので、まずはリゾバ担当者に相談してみてください。
まとめ
リゾバはホームシックになりやすい
見知らぬ土地で見知らぬ人と仕事をするリゾバでは、家族から離れて暮らした経験のない人にとってホームシックになりやすい環境が整っています。
ですが、見方によっては「成長の良い機会である」と捉えることもできます。
ストレスは成長の起爆剤であるので、本記事を参考に対処法や予防策を講じてみてください。