今のままで大丈夫?安定志向の大学生に良くある3つの勘違い

安定志向の間違い

今回は、これからの社会を生きていく上で、本当の安定とは何かについて考えてみました。

最近の若者は安定志向でリスクをとらなくなったと世間では言われていますが、その考え方が少しズレていると感じたので安定とは何なのか? どのように手に入れるのか? について考えていきます。

そもそも安定とは何か?

学生が考える安定と言えば、この3つが大きな割合を占めるのではないかと思います。

  • 生活の安定:衣食住が満足にある環境にいられるかどうか
  • 仕事の安定:就職して安心した生活ができるだけの収入が毎月入ってくる状態を保てるかどうか
  • 精神の安定:人間関係などでストレスのない生活が送れるかどうか

中でも仕事は生活にも精神にも大きく影響を与えるので、社会環境はどうなのかや収入はどれくらい入ってくるのかを軸にどういった職業につくのかには重点を置いている人が多いです。

確かに、収入というのは職業によって左右されますし、どのような職業・会社で働くのかはとても重要です。考えるべきです。しかし、多くの人が安定という部分について少しズレた考え方・見逃してしまっている考え方があります。

安定を求める人が陥りやすい間違った3つの考え方

1.お金を貯めることが安定だと考える

貯金にいくらお金があるのかで安定か不安定かを考えてしまっていませんか? 結論から言ってしまうと、お金はあるに越したことはありませんが、経済がいつ破綻してしまうか分からない中でお金だけ持っていても無意味です。

お金は資産を得るためのツールでしかありません。

「30歳になって貯金が1000万円あるが価値あるスキルも資産も全くない人」と「30歳で貯金は100万円しかないが社会に圧倒的な価値を与えるスキルや資産を持っている人」ではどちらが今後の人生を安定的に過ごせるのかというと答えは明確です。

お金だけでは人は安定にはなれません。ただお金に左右される人生が待っているだけです。しかし、どのような状況でもお金を生み出すことができる社会に価値あるスキルや資産をたくさん持っていれば、それらを活かして生きていくことが可能です。

ここがポイント!
お金の価値は簡単に変動します。同じ1000万円でも数年後には今の数分の1の価値しかなくなってもおかしくありません。お金に対して正しい認識を持ちましょう。

2.今の生活の現状維持を求めたがる

今が良ければずっと安心して生活できると根拠が曖昧なまま思いがちな人が多い気がします。社会や市場が変化しないのであれば、現状維持で安定した生活を営めますが現実はそううまくはいきません。

C.ダーウィン
『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である』チャールズ・ダーウィン(生物学者)

最も安定した生き方ができるのは社会の変化に対応できる人間です。なので、いかにして今の生活を維持するのかを考えるのではなく、どのようにして変化に対応できる人財になるのかを考えて行動するかを考える必要があります。

現状維持は退化です。日々成長していきましょう。

ここがポイント!
社会の変化の流れを掴むには、やはり本を読むことがおすすめです。IoTでモノの在り方がどう変わるのか? ロボットが世界をどう変えるのか? 専門家の質の高い情報が満載。

3.社会の常識に囚われている

「皆こう言っているからこれさえしていれば大丈夫。」と理由を突き詰めずに周りの話を聞いて安心していませんか?

  • 公務員なら一生安泰
  • 国家資格を持っていれば生きていける
  • 英語さえしゃべれれば良い
  • ・・・

本当にそうでしょうか?

  • 公務員は無駄が多いと言われる中、人員削減は行われないと言い切れますか?
  • 弁護士になっただけで仕事が自然と入ってきますか?
  • 英語だけしかできない人財は必要とされるでしょうか?

意外と理由を突き詰めていくと根拠が曖昧だったり言葉足らずな場合がほとんどです。常識に囚われずになぜそう言われているのか? もしこうだったらどうなるのか?など、根拠についてや仮説立てて考えてみることが必要です。

ここがポイント!
社会に出たら全てが自己責任です。「誰も教えてくれなかった。」なんてことでは済まされないので、自分の頭で考える習慣をつけましょう。

安定を維持した結果どうなるのか?

安定志向の結果

安定ほど不安定なモノはありません。社会は常に動き続けています。例えば、20代で安定志向で何も成長しない生活を送っていたらどうなりますか? 20代を目的意識を持って成長し続けた人には勝てるはずがないと思います。

現在安定と言われていることは時とともに不安定な存在になります。明治維新の時に今の地位に固執した武士はどうなりましたか? プライドを捨ててもちょんまげを捨てた武士こそ社会に適応して新たな安定を手に入れたはずです。

世の中何が起こるか分かりません。だからこそ、変化が起こった時のための準備を怠ってはいけないのです。

本当の安定を手に入れるためには…

安定を手に入れたいのであれば、個人として社会に圧倒的な価値を与えられる人財になりましょう。そうすれば、就職して会社に就くことも起業して会社を立ち上げることも選べるはずです。

個人として圧倒的な価値を社会にもたらすためにはそれなりのスキルが必要です。一つのスキルがずば抜けているだけでは意味がありません。専門分野を持ちつつ社会に必要なスキルは最低限持ち合わせておきましょう。

最後に

この世の全ては変わっていきます。なので、安定した生き方がしたいのであれば、社会の流れに敏感になり、個人として社会から必要とされる人財となりましょう。そのためには、「これさえあれば大丈夫。」という価値観に囚われずに幅広い視野を持つことが大切です。目の前の現実に囚われずに価値あるスキルを身につけていきましょう。

P.ドラッカー
『21世紀に重要視される唯一のスキルは、新しいものを学ぶスキルである。それ以外はすべて時間と共にすたれてゆく。』ピーター・ドラッガー(経営学者)
安定志向の間違い

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