大学4年生は就活や卒論で忙しくなりますが、それさえ除けば基本的に暇です。
では、そんな暇な4年次には何をするのが良いのでしょうか。
大学4年生がすべきこと
1.卒業後の進路を決定する
就活する、大学院に進学する、起業する、フリーターとして働く…どのような選択をするにしても卒業後の進路を決めましょう。進路を決めなければ卒業した途端に何もやることがなくなってしまいますからね。
2.卒論を書く
ゼミに参加せずに卒論を書かないで卒業する学生もいますが、卒業するために卒論を書かなければならない学生の方が多いと思います。
卒業のためというのもありますが、【テーマを決める→調査・分析→自分の考えを論理的にまとめる】という一連の流れは社会人になってからも役立つので、真剣に取り組みましょう。
3.卒業旅行に出かける
定番ですが、大学を一緒に過ごした友人と卒業旅行に出かけるのは学生時代の最後の思い出として一生残ります。
もし卒業が危うい友人がいるなら、単位取得のサポートをして何とか一緒に卒業できるよう協力しましょう。気まづい思いをさせるのは何だか気が引けますしね。
4.卒業後の目標を定める
卒業後には何を目標に努力するか決まっていますか?内定をもらってどこで働くのかが決まっていなければ、目標を定めづらいこともあります(企画職か営業職に就くかでやることが全然違う)が、就職後の職種が決まっていれば考えられますよね。
目標を持たず働いているとやる気が起きませんし、業務内容がつまらない・人間関係にストレスを感じる職場に当たると精神的にどんどん落ち込んでいきます。
5.最悪の事態を考える
就職したものの、もし…
- 仕事先がブラックな職場だったら
- 成果が全然出なかったら
- 仕事内容が超つまらなかったら
- 退職させられてしまったら
- 大怪我をしてしまったら
起こり得るリスクを考え、その事態を回避するには何が必要なのかや、その事態に直面した時にはどのように対処すべきなのかについて事前に考えておきましょう。
楽観的に過ごしていて急にこれらの事態に直面してしまうと、対処する前に精神的なストレスに押しつぶされ、うつ症状を引き起こす人が多いです。
上記は誰にでも起こり得る出来事なので、他人事ではありません。最悪の事態とその回避策・対処法について考え、回避策については実行できるものは早めに手をつけていきましょう。
6.やり残したことをやる
大学生のうちにやり残したことはありませんか。3年次までに単位をきちんと取得できていれば、4年次はかなり時間に余裕があるはずです。
意中の相手への告白、海外旅行、自動車免許や専門資格の取得、プログラミングの勉強…4年次は大学生のうちにやろうと思っていたことを実行する最後の機会です。
7.引っ越しの準備をする
大学を卒業したら引っ越す予定の学生は多いです。不動産業会の繁忙期である1〜3月(特に2,3月)に物件を探すと、なかなか良い物件は見つからない、見つかっても既に成約済み、内見後数日経つと埋まるなんてことはザラにあります。
既に勤務先が決まっているなら、遅くとも1月辺りから物件を探すのがベストです。
(企業の福利厚生で家賃補助金等が出ることもあるので、その確認も怠らず)
また、引っ越し業界は3月末〜4月初が最繁忙期であり、早めに予約しておかないと予定日に引っ越しできないこともあります。引っ越しの1ヶ月前までには引っ越し業者を選んで予約しておいた方が良いです。
引っ越しは、物件探しに時間がかかりますし、引っ越し代や家電・家具を揃えたりするので非常にお金がかかります。後回しにしてしまうと痛い目を見ますよ。
8.ビジネス書を読む
社会人になる前に経営やマーケティング…ときには自己啓発関連のビジネス書を読むのは非常に有益です。経済がどのような理論のもと回っているのかを知ることで消費者目線から脱却し、生産者目線でビジネスを回していくための基礎を学びましょう。
できたら…
どのような企業に就職するかにもよりますが、社会人になる上で広く必要とされる知識・技能についてはあって損はありません。(むしろ超得です)
- 語学力を向上させる
- お金の勉強をする
- プログラミングの勉強をする
上記のように、今の時代特に重要となるスキルはぜひ勉強しておきましょう。(プログラミングはできなくとも、パソコンの基本的な使い方くらいは分かっていてくださいね。)
まとめ
大学4年生がすべきことは以下になります。(もちろん絶対的なものではないです)
- 卒業後の進路を決定する
- 卒論を書く
- 卒業旅行に出かける
- 卒業後の目標を定める
- 最悪の事態を考える
- やり残したことをやる
- 引っ越しの準備をする
- ビジネス書を読む
- 語学力を向上させる
- お金の勉強をする
- プログラミングの勉強をする
当たり前のことも書いていますが、最悪の事態を考える必要性などはあまり聞かないことではないかと思います。人生何が起こるか分からないので、どのような課題に直面しても対処できる柔軟な思考を身につけていきましょう。
遊びは社会人になってからもできる
「自由に遊べるのは大学生のうちだけ」と考える人はまだいますが、数ヶ月単位の長期休暇がないことを除けば社会人の方が自由に遊べます。だってお金があるわけですから、できることの範囲は増えますよね。
社会人は時間的に余裕がないと思うかもしれませんが、効率良く働けば十分な時間ができます。近年は週4日労働の企業も増えていますし、在宅で仕事をさせてもらえる企業もあります。
ただし、大学時代に遊んでばかりだった人ほど社会人になってから遊べる時間は少ない傾向にあります。その点をきちんと踏まえた上で、今何をすべきかについて真剣に考えてみてください。