大学3年生が優先すべきこと7選!進路選択・就活ネタ作りを攻略

大学3年生がすべきこと

大学3年生は、就活・将来について本気で考え始める時期ですよね。

そんな中で日々の講義やサークル、バイト、遊びにかまけてしまうと後悔することになりかねません。

では、大学3年生が就活をうまく切り抜けるために、将来の不安を希望に変えるためには何をすれば良いのでしょうか。


大学3年生がすべきこと

1.単位を落とさない

なるべく単位を4年次に持ち越さないようにしましょう。卒論も書かなければいけない中で、単位を気にしながら就活に臨むのは嫌ですよね。

3年次は焦ってセミナーやインターンシップを始めたり、所属団体の活動を頑張ろうと学業以外の活動に積極的になりがちですが、学業を疎かにして必要な単位を落としては身も蓋もありません。

2.進路を決める

3年生になったらそろそろ進路を明確にしていくべきです。業界研究・企業研究をしていくのも大切ですが、自分がどのような仕事をしたいのか・どのように働きたいのかがなければ、進路を絞っていくのは難しいです。

進路を考える際には内定をもらうことを目標に考えるのではなく、実際の仕事内容やその先のキャリア設計についても思いを巡らせましょう。

3.就活の仕組みを理解しておく

就活を攻略するにはその仕組みを理解することをおすすめします。

例えば、就活解禁が3月・選考開始が6月の2017年度では、5月時点で4分の1の学生が内定や内々定を獲得しています。額面通りに受け取って就活をしている学生はすでに出遅れているのです。

そもそも就活解禁・選考解禁については経団連の判断で行われているものであり、採用の現場では優秀な学生を見つけたら声をかけていくのは当たり前。それが解禁前かどうかは表上の問題だけなのです。

就活の本当の仕組みを理解せずに情報に踊らされていると、他の大学生と同じように行動することになり、それが多数派ではあるものの内定をもらうのに苦労することとなります。

参考:解禁前に4分の1が内定!?就職戦線はいま|NHK NEWS WEB

4.自己分析で自分の適性を把握する

もしこれまでの人生で自分を見つめ直す機会が少ないようであれば、自己分析を通じて自己理解を深めることは大切です。

自分のことは分かっているつもりでも案外分かっていないものですし、自分に合った企業を探すためにも自己分析は必ず行ってください。

内定をもらうだけであれば気になった企業に応募して内定をもらうよう努力するだけで良いですが、内定先の風土とあなたとの相性が悪ければ働きにくいに違いありません。

就職する上でのミスマッチを避けるためにも自己分析は必須です。

5.インターンシップに参加する

9割の学生はアルバイトを経験しますが、実際に企業で働くこととアルバイトではやることが全然違います。

アルバイトでは受動的にマニュアルをこなすことが求められますが、会社では主体的に問題を発見・解決し成果を出すことが求められます。

できれば長期インターンシップに参加するのが好ましいですが、短期でも良いので実際に企業で働く体験のできるインターンシップに参加してみてください。

6.専門分野を追究する

理系学生であればイメージがつきやすいと思いますが、文系学生でも学部の学習にとらわれずに自分の専門分野を定めて追究していくことは大切です。

例えば、コンサルティング会社に就職したいのであれば、ロジカルシンキングについて徹底的に学ぶ(マインドマップやMECEやフェルミ推定を用いた思考はできた方が良い)など…企業で必要とされるスキルを先んじて学んでおけば就職しやすくなるのは当然として、就職後も仕事で成果を出しやすくなります。

7.就活のネタを作る

就活で学生が特に苦手なのは、ESと面接です。これらは採用担当に価値ある人材と思わせる業界に特化した汎用性の高い就活ネタがいくつかあれば突破しやすくなります。

例えば、広告業界を志望しているのであれば、以下のようなネタがあれば、ESでも面接でもある程度うまくいきそうですよね。

  • 宣伝会議を毎月読んでいる(広告に関する最新動向を理解している)
  • 広告会社でインターンをしていて実績を残した
  • 広告関係の賞を獲得したことがある…

(内定をもらうために必要なのはこれだけではないですが…)

現在何もなければ作れば良いだけです。これは就活が始まってからでは困難であり、行動するのは早ければ早いほど良いです。

上記の例は難しいと思うかもしれませんが、1年かけて就活で活用できる3つのネタを作ると考えれば、全然難しくないのが分かると思います。

1年先のことを1年前から準備する

どれだけ先のことを考えて行動できるかは、人生において非常に重要です。

日々の生活のことしか頭になければフリーターでも良いわけですが、「結婚して家族ができたら?」「30代以降の仕事はどうなるのか?」「老後の自分はどうなっているだろう?」と考えてみると、その危険性に気がつけます。

ところが「将来なんてどうなるか分からないのだから」と未来のための準備を何もしない人は、後になって「○○していれば…」と後悔するしかありません。

まずは1年先のことを考えて行動を見直しましょう。1年あれば大抵のことは準備が間に合います。

できれば5年先10年先、もっと先のことも考えてみてください。

確かに将来ことは誰にも分からないわけですが、ある程度のトレンドの波は掴めますし、自分がどうなりたいのかは自分で決められますよね。

「海外のトップ企業で億単位のお金を簡単に動かせるようになりたい」「アーリーリタイアして悠々自適な海外生活を送りたい」「ヒカキンのような有名YouTuberになりたい」といった願望があった場合、一朝一夕でそれらを達成することはできません。

願望は複数あるのが普通ですし、時には10年以上の歳月をかけないと実現できないようなものもあると思います。現在それらのために動けていないなら、それは時間を無駄にしてしまっているということです。

大学受験の時期に逆算思考を学んだ学生は多いと思いますが、逆算思考でやるべきことを前倒しに終わらせられると人生に余裕が生まれます。

大学1年生の時期から就活や就職後のことを考えて様々な活動をしている学生が就活で苦労する可能性は低くなるのは想像できるはずです。彼らは就活を早期に終わらせ、次にやるべきことに進み続けています。

「大学生のうちは遊んだ方が良い」と考えるあなた、限られた時間を浪費しているのは誰ですか?

まとめ

大学3年生がすべきことは以下になります。

  • 単位を落とさない
  • 進路を決める
  • 就活の仕組みを理解しておく
  • 自己分析で自分の適性を把握する
  • インターンシップに参加する
  • 専門分野を追究する
  • 就活のネタを作る

主に就活のための準備ですね。準備をきちんとして早めに就活を終わらせれば、余った時間を精神的なストレスなく自由に使えるので、時間を投資する価値は非常に高いです。

こうした活動をした場合とそうでない場合をぜひ比較して考えてみてください。(就職を考えていない学生は話が全然変わってきますが…)

4年次の前半には就活を終わらせるイメージで進めていく

イメージとしては4年次の前半には就活を終え、卒業のための準備と自由な時間を好きなように過ごす感じが良いのではないかと思います。

もし就活が前半に終わらなくても、まだまだ時間は残っているわけですから、早めに準備をしておくことで不十分な点を修正する時間がたっぷり残ります。

大事なのは、行動を先送りにしないことです。

大学3年生にもなれば就活について真剣に考え、準備していくのは当たり前です。ですが、「就活解禁はまだだから大丈夫」と何もせずにいる、焦っているだけで行動に移さない学生は非常に多いです。

大学を卒業した後のことを考え、今すべきことを逆算し、実際に行動に移していきましょう。

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