大学生になると、レポートを書くためとか何やらでパソコンを買うことになると思います。
この時、どういったパソコンを選べば良いのでしょうか?
何も考えずに大学の生協にあるようなパソコンを選んだり、単純な安さやスペックで選んでしまうと後々後悔することになることがあります。
今回は、大学生がパソコン選びで後悔しない方法を徹底解説していきます。パソコンは高い買い物になるので、パソコンの正しい選び方を覚えておきましょう。
パソコンの選び方
パソコンを選ぶ際には、基本的にこの4ステップで進めていきます。
- パソコンの型を選ぶ
- OSを選ぶ
- メーカーを選ぶ
- 価格・スペック・デザインを比較する
まず大枠として、どういったタイプのパソコンが必要なのかを絞り込みます。その上で、自分に合ったものを決めていくのですが、消去法で不要な選択肢を排除していき最終的にベストなパソコンを選んでいくことになります。
1.パソコンの型を選ぶ
まずは、どういったタイプのパソコンを選ぶかです。
パソコン選びでは基本的に、
- デスクトップパソコン
- ノートパソコン
- タブレット
の3つの中から選ぶことになります。(タブレットを選択肢に入れる方も多いので、入れてあります。)
どういったものかは分かると思いますので、その説明は省きます。
とりあえず、デスクトップパソコンはなしです。大学生活では、持ち運びに便利なパソコンを重宝することになるので、持ち運びができるノートパソコンかタブレットにしましょう。デスクトップパソコンは、ノートパソコンやタブレットとの兼用として家で使うのが良いです。(パソコンを良く使う人向け)
そして、ノートパソコンかタブレットかという話ですが、僕はノートパソコンの方をオススメします。その理由は、主に3つです。
- ライティングがしやすい
- ソフトウェアが充実している
- 拡張性があり、周辺機器が充実している
ノートパソコンはタブレットよりもライティングがしやすいというのが、僕の中では一番の理由です。また「あれがしたいな。」と思ったときに、タブレットだとできないことが多いですが、ノートパソコンでできないことはほぼないので、ノートパソコン推しです。正直、タブレットなんてスマホがあればいらないし…。
タブレット端末のデメリットを挙げた方が分かりやすいかもしれません。
- 高度なソフトウェアが使用できない/し辛い
- 一部のウェブサイトの閲覧に支障がある
- USBポートがないものが多い
タブレットでは、別途Bluetoothキーボードを買って文章を書く人もいますが、書きやすさはやはりノートパソコンには劣ります。また、機能面でも不都合があるので、文章を書いたり資料作成をする機会の多い大学ではノートパソコンがオススメです。
一応挙げておくとノートパソコンのデメリットは主に、
- 起動が遅い
- 電池の持ちがタブレットと比較すると悪いこと
- 画面をタッチして使えないこと
ですが、こういったデメリットを踏まえても、ノートパソコンを選んだ方が良いと思います。僕は普段スマホ3台タブレット1台ノートパソコン1台デスクトップ1台で使ってますが、大抵スマホかノートパソコンで済ませるので、タブレットは全然使いません。
なお、15インチ以上のノートパソコンは持ち運びに不便かつダサいので、検討外です(基本的に重たいデータを処理するプロ仕様or家のみの利用を推奨)。また、起動に時間のかかる(目安は1分程度)ノートパソコンはストレスが溜まるのでなしです。
最近では、WindowsのSurface Pro(リンク)のような2in1=ツーインワンパソコン」(ハイブリッドPC)といって、タブレットの持ち運びやすさとノートパソコンの高性能を兼ね備えたパソコンが登場しています。コスト的には高いですが、予算に余裕のある方にはおすすめです。
2.OSを選ぶ
OSは基本的に、WindowsかMacかの2択です。それぞれの特徴を見ていきましょう。
Windowsの特徴
- 使っている企業や個人の数が多い
- パソコンの種類が豊富で選択肢が多い
- 価格帯も2万円台〜10万円を超えるものまで様々
- 画面のデザインがダサい
- 音がうるさいものが多い
Macの特徴
- デザインが洗練されている
- 直感的に使えて動作も速い
- 音が静か
- バッテリーの持ち時間が長い
- パソコンの種類が少ないので、悩まない
とにかく価格を安く抑えたいというのであれば、Windowsの海外製パソコンがおすすめです。パソコンを大事に使っていきたい気持ちとデザインに拘りたい気持ちがあるのであれば、Macが良いでしょう。使ってみると分かりますが、慣れるともうWindowsには戻れない快適感があります。
互換性について不安がある方もいるかもしれませんが、WindowsのソフトもMacでは使えますし、MacのデータもWindows用に変換できたりするので、問題ありません。
3.メーカーを選ぶ
メーカーは大体このような所があります。
国内メーカー
- 富士通 ( 日本 )
- Panasonic ( 日本 )
- NEC ( 日本 )
- 東芝 ( 日本 )
- SONY ( 日本 )
- エプソン ( 日本 )
海外メーカー
- Apple( 米国 )
- DELL ( 米国 )
- HP ( 米国 )
- ASUS ( 台湾 )
- Lenovo(中国)
それぞれ比較するのは大変なので、国内メーカーと海外メーカーで比較することにします。
国内メーカー
- 価格が高い
- サポートがしっかりしている
- デザインがダサい(SONYを除く)
海外メーカー
- 価格が安い
- サポートが万全ではない
- デザイン性が高いものが多い
国内メーカーと海外メーカーとの大きな違いは、やはり価格面です。日本メーカーのパソコンは、無駄なソフトウェアがたくさん詰め込まれていて高いものが多いです。最近の日本メーカーは海外メーカほどパソコン事業に力を入れてないので、本気でパソコン制作に取り組んでいる海外メーカーを選んだ方が良いと思います。
4.価格・スペック・デザインを比較する
最後に、価格面・スペック面・デザイン面を比較して、自分に合ったパソコンを決めましょう。
ノートパソコンから選ぶとするなら、価格は2万円台〜10万円を超えるものまで様々です。価格は各々の予算に応じてだと思いますが、パソコンは一度買ったら少なくとも2年ほどは使うことになるので、安さだけでは選ばないようにしましょう。
スペックに関しては、基本的に安いパソコンほど低スペックです。4万円以下のパソコンを選ぶ際には、スペックを気にして選びましょう。
一応できたら確保しておきたいスペックをまとめたので、参考にして下さい。
■CPU
Core i3~Core i7CPU
高い処理能力を持っていればサクサク操作できます。
■メモリー
2~4GB
できたら4GBあった方が安心。
■ストレージ
128~500GB
どれくらいのサイズのデータを使っていくかによります。
■ディスプレイ
13インチ以下
バッグに入れて持ち歩くのに適しています。これより大きいものは、家専用に向いています。
■重量
1.5kg以下
バッグに入れて持ち歩くなら、軽い方が良いです。
これはWindowsのパソコンを利用する場合のスペックです。Macのパソコンを選ぶ際には、基本的に高スペックなので、気にする必要はありません。Apple製品を既に使っている方はMacBook Airを買って、Apple製品で身の回りを揃えるもの良いかも。
あとは、デザインの問題ですね。デザインが良くても性能が悪ければ買うと後悔します。最低限のスペックを持ったパソコンの中からデザインの気に入ったものを選ぶのが良いと思います。
ノートパソコンはサイズが大きいほど性能が高いと言われますが、13インチを超えるようなサイズのものを選ぶのはナンセンスです。理由は単純で、持ち運びが不便かつダサいからです。大きいノートパソコンを買ってしまうと、大学の授業で恥ずかしい思いをすることもある(これ本当)ので、気をつけましょう。
でも、何を買うか迷う…
そんなあなたにオススメのパソコンベスト3を紹介しておきます。
1位:MacBook Air(11インチ)|Apple
価格 | ¥ 100,000 (amazon) |
サイズ | 11.6インチ |
OS | MacOS Yosemite |
CPU | Core i5 |
処理速度 | 1.6GHz |
総合性能 | ☆☆☆☆☆ |
デザイン | ☆☆☆☆☆ |
発売日 | 2015/3/9 |
CHECK NOW
2位:MacBook Pro(13インチ)
価格 | ¥ 148,800(amazon) |
サイズ | 13.3インチ |
OS | MacOS Yosemite |
CPU | Core i5 |
処理速度 | 2.7GHz |
総合性能 | ☆☆☆☆☆☆ |
デザイン | ☆☆☆☆☆ |
発売日 | 2015/3/10 |
CHECK NOW
3位:Inspiron 11 Pentiumモデル|Dell
価格 | ¥ 49,980 (amazon) |
サイズ | 11.6インチワイド |
OS | Windows10 |
CPU | Pentium N3700 |
処理速度 | 2.4GHz |
総合性能 | ☆☆☆ |
デザイン | ☆☆☆☆ |
発売日 | 2016/2/9 |
CHECK NOW
最後に
やっぱりお勧めのパソコンはApple社製品のMacBookシリーズです。その他のパソコンの紹介など、詳しくはこちら↓にまとめているので、ぜひ参考にしてみて下さいね。
また、価格重視でノートパソコンを選びたい方はこちらを参考にしてください。
パソコン選びは迷うかもしれませんが、大事なツールなので自分に合ったものを選んでいきましょう。