学生や社会人の場合、スマホ一台では何だか不安もあるので、室内&外出先用にタブレットやノートパソコンの購入を考えることがあると思います。
スマホ一台では画面は小さいし、長い文章を書いたり資料作成するのには向いていないので、タブレットやノートパソコンは多くの人にとって必要不可欠ですよね。
ですが、タブレットとノートパソコンはどっちが良いのか? 何を選べば良いのか迷ってはいませんか?
今回は、タブレットとノートパソコンのメリットとデメリットを比較して、それぞれの良さを踏まえた上でどちらを選べば良いのかを考えていきます。ひとまず、それぞれの定義を簡単に確認しておきます。
タブレットとは?
『キーボードがなく画面をタッチして操作するコンピュータのこと。画面タッチで操作するためスマート フォンの親玉と思われがちですが、決してそうではなく、むしろノート PC からマウスやキーボードを取ったモノという方が近いかもしれません。』マイクロソフト公式サイト
簡単に言ってしまうと、「スマホ感覚で使えるパソコン」といったところでしょうか。
ノートパソコンとは?
『モニタなどの表示画面、キーボードやポインティングデバイスなどの入力装置、バッテリー(電池)などがコンピュータ本体と一体化された、ユーザーが任意の場所へ移動させて利用する(持ち運ぶ)ことを前提として設計された、二つ折りで軽量のパーソナルコンピュータの総称である。』wikipedia
名前の通り、「ノートのように折り畳めるパソコン」といった認識で良さそうです。
メリットとデメリットを比較してみる
では、それぞれのメリットとデメリットを比較してみましょう。
タブレットのメリット
- 持ち運びしやすい
- 直感的な操作がしやすい
- 起動が速い
- 電池が長持ちする
- 画面が大きくて見やすい
- かさばらない
- 電車の中でも使える
大きな利点としては、やはり起動が速くてどんな場所でも使える所ではないでしょうか。例えば、電車の中でも立ちながらタブレット端末を使って調べものや読書などできます。
タブレットのデメリット
- キーボードがなく、外部のキーボードを取り付けてもタイピングし辛い
- 高度なドキュメント編集ができない
- 高性能なソフトウェアが活用できない
- USBポートがない
- 一部閲覧できないWebサイトがある
一部資料の編集などできないのは、タブレットを利用する上で大きな欠点になります。結局、普通のパソコンを探して作業しなければならず、何だかタブレットを持つ意味が薄れてきてしまいます。
次に、ノートパソコンについてみていきます。。
ノートパソコンのメリット
- 文章が書きやすい
- 拡張性が高い
- 様々なソフトウェアが使える
- 容量が多い
- マウスを繋げて使える
- 対応してなくて困ることは基本的にない
やはりパソコン業務をする上で特に困ることがないというのが、ノートパソコンを利用する一番のメリットかと思います。機材の問題とかで困らず作業できるのがやはり一番良いですよね。
ノートパソコンのデメリット
- 使うにはスペースが必要
- 大きくて重い
- 起動に時間がかかる(タブレットに比べて)
- 画面をタップして操作できない
ノートパソコンはどこしらに置いて作業しなければならないので、そういった作業スペースの確保が一番の問題かと思います。タップできないので、手を使った直感的な作業はできません。ただ、それでも快適に使えるよう設計されているので、そんなに困ることはありません。
総評
ノートパソコンは実務用。タブレットは趣味用。でも、タブレットにできることは大抵スマホでもできる。
正直なところ、タブレットにできることはスマホでもできちゃいます。なので、タブレットを購入する上で最も困るのは、スマホとの共存です。
普段スマホを使っていると、スマホで何でもこなそうとしちゃいます。すると、タブレットを使う機会が減ります。そしてそれが習慣化すると、「あれ?タブレットいらないじゃん。」となります。
もしタブレットを使う場合は、きちんとタブレットを使う目的と意義を明確にした上で利用することが大切です。
文章を書いたり、高度な作業をするならノートパソコン
学生や社会人がパソコンを利用する目的は、暇つぶしなどといった用途もありますが、レポートなどの文章作成や資料作成(レポートや提案資料など)といった作業がメインになってくるのではないでしょうか。
であれば、タブレットよりもノートパソコンを利用する方が適していると言えます。
タブレットを使って文章を書くのは、無駄が多くて余計な時間がかかってしまうことが多いです。
自由な暇つぶしがしたいならタブレット
電車の中やお風呂や行列に並ぶ時間…そういった”微妙な時間”に活用するには、タブレットは適していると思います。ただ、普通にゲームなどしているなら、スマホで十分なので、使い方は工夫する必要があります。
例えば、趣味の映画鑑賞や電子書籍を読むため。YouTubeの動画をスマホよりも大画面で楽しむために使うとして、スマホだとどうしても嫌で、どうしてもタブレットが良いという気持ちがあるならタブレットを利用するのが良いと思います。
タブレットって結構、中途半端な端末なんですよね。
まとめ
タブレットとノートパソコンの違いは、タッチパネルかそうでないかの違いだけではありません。よく見てみると、結構大きな違いがあります。また、製造するメーカーや機種によってもスペックやデザインなど全然違ってきます。
デジタル端末を選ぶ際には、きちんと利用する目的を明確にした上で最適なモノを選んでいきましょう。
最近では、タブレットとノートパソコンを一体化したような2in1タブレットPCというのが流行り始めています。本当に広まっていくかは分かりませんが、選択肢の一つとして入れておくのも良いかもしれません。