9割以上の大学生がサークル・部活動・学生団体に所属すると言われる中、それ以外の活動では何を頑張っているのでしょうか。
仲の良い友人でなければ、大学での活動以外に何をしているのかを聞くことはあまりないですよね。
今回は、株式会社イオレの『大学生の5割は交友関係が広くなることをサークルのメリットと感じている』を参考に、大学生がサークル・部活動以外に何を頑張っているのかを見ていきます。
今一番熱中していることはなんですか?
(サークル・部活動以外)
1位:趣味・習い事
熱中している大学生の割合:17.0%
サークル活動等の傍ら、趣味や習い事に精を出している学生も多いようです。授業の予習・復習や専門分野の研究をしていたら中々そんな時間はとれないでしょうが、日本の大学ではそんなことしなくても単位がとれるので余った時間を自分の好きなことに費やすことができているようです。
2位:アルバイト
熱中している大学生の割合:16.3%
アルバイトに熱中している大学生も多いようです。大学生になって初めてアルバイトをしてお金を稼ぐという経験をし、楽しく仕事ができると熱中していく人が多いです。
3位:友達と遊ぶ
熱中している大学生の割合:16.2%
社会人になってからだと、友達と遊ぶ時間は取りづらくなります。毎日のように友達と顔を合わせて時間を気にすることなく遊ぶことができるのは大学生まで。
社会人になってくると仕事やお金等も絡んできますから、純粋な遊びを楽しみたいなら今のうちです。(ただ、最低限の勉強はしておかないとやばいです。)
4位:恋愛
熱中している大学生の割合:14.8%
恋人ができると高校生までとは違った恋愛を楽しむことができます。車でドライブに出かける、二人で泊まりがけの旅行をする、おしゃれなディナーを楽しむ…。
時間もあり、自分たちのお金で色々と楽しめるようになりますから、恋愛に熱中する学生が多いのも頷けます。
5位:勉強
熱中している大学生の割合:8.1%
学生の本分は学業であるにも関わらず、勉強に精を出している大学生は10%未満です。ただ、社会人の学生時代の後悔で一番多いのは「もっと勉強しておけば良かった」というものです。
社会人になってからだと勉強当てられる時間は限られてきます。大学の講義についてでなくても良いので、様々なことを勉強していきましょう。
6位:ゲーム
熱中している大学生の割合:5.9%
勉強に夢中になっている大学生は5.9%とあまり多くはありません。ゲームで得られるものは非常に限られていますし、小学生とも同じ土俵で戦うことになるので、ゲーム系企業への就職を目指していないのであればおすすめはできません。
7位:インターン
熱中している大学生の割合:3.1%
最近流行りのインターンシップですが、まだまだやっている学生は少ないです。アルバイトよりもインターンシップの方が実践的な仕事を学べますし、一般的なアルバイトよりも高い時給を出してくれる企業も多いので、メリットはたくさんあります。
インターンシップは就活時期になってからではなく、早めの段階でやっておくと良いでしょう。
8位:ボランティア活動
熱中している大学生の割合:3.0%
ボランティアに熱中している大学生はインターンシップと同程度です。ボランティアではお金がもらえないですから、お金に余裕のない限りは社会貢献事業をしている企業でのアルバイト・インターンシップ等をしてみると良いでしょう。
人は常に別の何かを犠牲にしている
あることに時間を費やすということは、それ以外の費やすことのできた何かを失うことと同じです。
例えば、サークル仲間と飲み会をしている時間。
この時間をアルバイトに当てていればお金を稼ぐことができますし、学習に当てれば知識が増えます。何かを選択するということは、その他の可能性を捨てることであり、周囲の人間に流されて目先の快楽に酔うのではなく広い視点と長い時間軸をもとに本当に大切なものは何かを考えて選択することが大切です。
まとめ
違った時間の使い方を考える
大学で学ぶことは多くの学生が学ぶことであり、それだけで他の学生と大きな違いは生まれません。そこで、大学以外の活動で何をするかが問われてきます。
中には、ずっと勉強している学生もいるでしょうし、遊びばかり頑張っている学生もいるでしょう。
需要と供給の問題等もありますが、希少性の法則でみんなと同じ人間よりも他とは違う人間の方が価値が高く見えます。
大学の活動はある程度決まっていますから、それ以外の時間をどのように過ごすか改めて考えてみてください。