皆さんは、暇なときや友人と遊びに行くときに、ダーツをすることはありますか?
今回は、ダーツの基本的な遊び方と、誰でも気軽に楽しめる変則ルールを紹介します。
ダーツは1人でも複数人でも、玄人も初心者でも楽しめる競技なので、ぜひどんな遊び方があるか知っておきましょう。
ダーツってどこでするの?
ダーツができる場所はダーツバーだけではありません。
- ダーツ場(投げ場)
- ダーツバー
- ネットカフェ
- ゲームセンター
- ラウンドワン
このような場所に、ダーツが設置されています。ダーツがある場所には、「ハウスダーツ」と呼ばれるゲスト用のダーツが常備されているため、ダーツ道具を持っていなくても気軽にプレイできます。
ダーツの基本ルール・遊び方
基本的にダーツは、1ラウンドで3回投げることができます。ダーツを投げた後、床に落ちたときや、ボードの外に飛び、刺さらなかったとしても1投としてカウントされます。投げる場所は、スローライン(ダーツボードから244㎝離れたところ)からです。
ダーツボーで円状に並んでいる1~20の数字が得点の基準となり、矢が刺さった位置から最も近い数字がプレイヤーの得点になります。
一部のエリアには得点ボーナスが発生します。
- 一番外側の赤や緑の枠内(ダブルリング)に矢を入れると『ダブル』で得点が2倍
- さらに内側の赤や緑の小さな枠内(トリプルリング)に入れると『トリプル』で得点が3倍
- (それ以外は『シングル』)
中心には小さな赤と黒の部分を『ブル』と呼び、下記のように得点がもらえます。
- ブルの中でも内側の黒い点に入れると『インナー(インブル)』で50点
- ブルの黒い点を囲う赤い枠に入れると『アウター(シングルブル)』で25点
中心に投げるのはかっこいいですが、ダーツにおいて最も得点の高い場所はド真ん中の『インブル(50点)』ではなく、その少し上にある『20のトリプル(60点)』です。勘違いしがちなのでご注意を。
参考:ダーツの点数の数え方|ダーツの投げ方やルールを覚えてダーツバーへ行こう
これらを基本ルールとし、様々なゲームがあります。
1.カウントアップ
カウントアップは、得点を0点から加算し、高得点を狙うゲームです。得点の加算を8ラウンドまで行い、トータルスコアの最も高い人が勝ちとなります。
2.ゼロワン
ゼロワンは、決められた持ち点を減らしていき、ちょうど0点を目指すゲームです。もし持ち点がマイナスになってしまうと「バースト」となり、前ラウンドの持ち点から再スタートとなります。
因みに、ゼロワンの由来は、持ち点が「301,501,701」など、下2桁が01になることからゼロワンと呼ばれています。
3.スタンダードクリケット
クリケットは、簡単に言うと陣取りゲームです。「15,16,17,18,19,20」の数字と、ダーツボード中心の2重円の部分「ブル」を使用します。
6つの数字とブルに当たると、マークがつきます。同じところを3回マークすることで「オープン」という、点数が加算される状態となり、4回目からその数字の得点が加算されます。
自分がオープンした数字に対し、ほかのプレイヤーが3回マークすることで、そのエリアは無効化(クローズ)され、ダーツが入っても得点は加算されなくなります。
ゲームは最大20ラウンドまで行い、全てのエリアをクローズしたときに、最終的に得点の高いプレイヤーが勝利です。また、クリケットには様々な種類があり、スタンダード以外のクリケットも楽しめます。
4.ハーフイット
ハーフイットは、持ち点40からスタートし、ラウンドごとに指定されたナンバーにヒットすれば加点されるゲームです。
しかし、指定ナンバーに3本とも当たらなかった時には、持ち点が半分になってしまうという、非常にスリリングなゲームです。
5.ラッキーバルーン
ラッキーバルーンは、ヒットした点数分が空気となり、みんなで1つの風船を膨らませていくゲームです。最終的に、風船を割った人が負けとなります。
ダーツの投げる数は1本~3本まで、状況に応じて自分で選択することが可能です。しかし、アンラッキーマークがでたら、3本すべてスローしなければいけません。
6.サバイバー
サバイバーは、あらかじめ設定された持ち点(300点)を守りながら、相手の持ち点を減らしていくバトルロイヤルゲームです。
ラウンドごとに各プレイヤーのナンバーが決まり、敵のナンバーにヒットすれば敵の持ち点を減らすことができます。
もし自分のナンバーにヒットした場合は、自分の持ち点が回復します。最終的に、持ち点が0点になったプレイヤーはゲームオーバーです。
7.イーグルスアイ
イーグルスアイは、ブル以外は得点できないという、上級者向けのプラクティスゲームです。シングルブルは25点、ダブルブルは50点で、全ラウンドの合計点を競います。
ダーツの遊び方は様々です。大体の機械で、上記のゲームの種類が選択できますので、面白そうなゲームを選んでみるといいでしょう。
しかし、上記のゲームの種類を大方やったという方もいるかと思います。次に、機械には入っていない、変則ルールをお伝えします。
楽しさ10倍!?ダーツの変則ルール
ダーツをみんなで楽しむための変則ルールは、主に4つあります。
1.ハンディマッチ
ダーツは初心者と実力者の差がはっきりとでてしまうゲームです。そのため、普通のゲームをしても、初心者が実力差に勝つことは難しいでしょう。
そのため、ハンディマッチをすることをおすすめします。
例えば、
- 初心者の得点は、シングルゾーンに当たっても2倍になる
- 初心者の持ち点をあらかじめ優位にしておく
- 実力者は1ラウンドで2回しか投げることができない
- 実力者は、スローラインより1メートル後ろから投げなければいけない
といったハンディキャップをつけた状態でダーツをすることで、初心者や実力者関係なく楽しむことができます。
2.身体の使い方を制限する
皆さんダーツをするときに、基本的に利き手で投げますよね?そこを逆の手で投げてみてはいかがでしょうか?
きっとコントロールが難しいですが、それは実力者も同じです。ロースコアなゲームになってしまいますが、それはそれで盛り上がります。
右手は左脳と、左手は右脳とつながっています。利き手ではない手を使うことで、集中力を高める効果や意識力を向上する効果、怒りの感情をコントロールする効果があって脳を活性化させることができます。
また、聞き足とは逆の足で立って投げるというルールもおすすめです。バランス感覚を取れず、安定して投げることができませんが、体のバランスを鍛える運動にもなりますし、ふらふらして投げるので、みんなで笑いながらダーツをすることができます。
3.チームプレイを行う
ダーツは基本的に1ゲームを1人で行い、ほかのプレイヤーと対戦するゲームです。今回はその1ゲームを1人ではなく、2,3人でチームを組んで行い、チーム戦を行うことをおすすめします。
チーム戦では、1ラウンドを各1投ずつ投げます。そのため、1人当たりの投げる回数は少なくなりますが、もし得点が低くても、チーム内のメンバーがフォローできます。
また、チームで戦うために対抗心が生まれ、チーム内での結束力が高まります。ダーツ会場にいるレベルが同じくらいのグループと勝負することも面白いです。
4.ダーツで王様ゲーム
まずはみんなでダーツを楽しみ、1回目の勝者を王様とします。その時に王様より、2回目のゲームでの順位を適当に指名し、命令をします。
例えば、
- 2番目に勝った人がものまねをする
- 最下位の人が誰にも話せてない秘密を暴露する
- 4番目に勝った人が、3番目に勝った人にハグをする
などです。
みんな命令に従いたくないので、王様が指定した番号から避けようとします。そのため、みんなゲーム中は真剣になり、ゲーム後は天国と地獄に分かれ、結果として盛り上がります。
まとめ
いかがでしたか?ダーツは楽しい遊び方や変則ルールもたくさんあります。オリジナルルールを作って遊ぶ人も多いです。
これからダーツに行くときは、やったことのない遊びを試しつつ、新しい遊びを考案してみても盛り上がるのではないでしょうか。
この記事がちょっとでも参考になったら嬉しいです。