大学生の一人暮らしはなかなか大変ですよね。学業と一緒に家事もこなさなくてはいけないし、仕送りが少ない学生の多くはバイトも頑張らないといけません。そこからサークル活動や遊びもしたいとなるとさぞや忙しい生活が予想されます。
毎月給料日前になると「お金がない…」なんて心配する方もいるのではないでしょうか。
というわけで、今回は一人暮らしで大変な大学生の「賢い」過ごし方、お金の貯まる節約術を紹介していきます。
一人暮らしの大学生の「賢い」節約術
1.基本のき!自炊しよう
食事をパン1個で済ますなら1食100円ちょっとで済みますが、それだと栄養バランスが悪いですし我慢できずに外食などで散財しがちです。栄養失調などになってお金が減っちゃうかもしれません。
自炊が上手くできるようになれば1食200円ほどで栄養ある美味しいおかず付きのご飯を食べることができます。
1食200円で済ませれば食費を月2万円以下に抑えられます。(1食200円でも十分美味しいご飯が食べられます。)
2.水筒を持ち歩こう
喉が乾くとコンビニや自販機で飲み物を買いたくなってしまいますが、100円のジュースを週5本飲むとすると月2,000円、年間で12,000円も使っていることになります。
自宅で作ったお茶などを水筒に入れて持ち運べば飲み物を買う必要ないので、この出費をまるまる抑えることができます。
3.タバコは吸わない!
1箱400円のタバコを週3箱吸っている人は月4,800円程度(年間57,600円)がタバコ代に消えていってしまっています。せっかく他の所で節約してもタバコ代で消えてしまっては勿体ないですよね。
どうしてもタバコを吸いたいなら、紙タバコは体に悪いのでパイプのものに変えましょう。
4.テレビは置かない!
最近はテレビを観る人が減ってきてますし、1日3時間以上テレビを観る人は知能が低下すると言われていますから、わざわざテレビを置いておく必要はないでしょう。
3万円ほどのテレビ本体費用と相当量の時間の節約になります。
5.ソシャゲは無課金を貫く!
スマホアプリに万単位でお金をつぎ込む人もいますが、節約したいのであれば無課金を貫きましょう。課金しないと物語が進まないようなゲームは控えるべきです。
6.節約家というキャラ作り
これは意外と重要。お金のある友人に合わせて散財するのが当たり前になってしまうとお金が常に足りない状態になってしまいます。
「家賃とか全部バイト代で払ってるんだ。」など伝えておき、お金を無駄遣いできない状況にある認識を持ってもらいましょう。
無理に見栄を張ってキャッシングや学生ローンに手を出してる友人がいましたが、最終的に支払いに追われて大変そうでした。
7.飲み会は宅飲みにする
飲み会となると1回で3,000円くらい普通に消えていきますよね。でも、宅飲みであれば1人3,000円も使わなくても飲み会を楽しむことが可能です。
それに、どこにでもあるような飲み屋でお酒を楽しむよりも宅飲みの方が楽しいですし。
8.コンビニは使わない
ジュースの価格を見れば一目瞭然ですが、コンビニの商品は基本的に定価で売られています。それがスーパーなら3割引の価格で売られていることが少なくありません。
それにコンビニはどこにでもあるので、コンビニで物を買う癖がついてしまうと、買う必要のないものもなんとなく買ってしまったりと無駄の温床になりがちです。
9.親にお米を送ってもらう
仕送りを増やしてもらうなどの交渉はなかなか言いづらかったりしますが、「何か余ってる米とか食材とかあったら送ってもらえる?」といったことなら言いやすいですよね。
田んぼばかりのど田舎出身の人であれば大量のお米を送ってくれることでしょう。
10.買い物はセール時間に
スーパーで食材を買うのは当たり前ですが、セール商品であればちょっと良いものを安く買えたりするので贅沢な気分を味わうことができます。
11.高い物はネットで価格を比較する
パソコンや家電製品などの高額商品はネットで価格を比較検討して、なるべく安く買いましょう。店頭で買うことはおすすめしません。
5万円ほどの商品であれば、2万円で十分な機能がついたものが見つかったりと一回の買い物で数万円の節約ができたりします。
参考:『価格コム』
12.家賃を抑える
家賃が5万円か7万円かでは毎月の出費が単純に2万円も変わってきます。交通の便など考慮すべき点もありますが、なるべく安い賃貸を選ぶようにしましょう。
13.SIMフリーの格安スマホを選ぶ
大手キャリアのスマホを利用していると通信費だけで毎月8,000円ほど払っている人もいますが、今時のスマホは端末代と通信費込みで毎月2000円あれば持てます。(本当です)
なんとかバリューなどで通信費が安くなっているように見えるかもしれませんが、価格で考えるならSIMフリーの格安スマホしか選択肢はありません。(SIMフリー携帯は海外でもSIMカード挿入してネットが使えるので便利です。)
14.モバイルWi-Fiを活用する
パソコンを繋げるにはスマホのテザリング機能やネット回線に契約する必要があります。パソコンをテザリングで繋いでしまうと、通信制限がかかった場合に何もできなくなってしまうのでモバイルwifiを持っておきましょう。
毎月3,000円ほどかかりますが、ネットが繋がるかどうかは調べものをする際に死活問題となるのでパソコンをよく利用する学生には必須です。
15.クレジットカードを活用する
高い買い物や定期的な引き落としはクレジットカードで決済しておくとポイントが貯まっていきます。例えば、購入金額の1%がポイントとして貯まるとすると、
- 10万円のパソコンを購入→1,000ポイント
- 毎月7万円かかる家賃・光熱費・通信費をクレジット払いで→8,400ポイント/年
家賃をクレジット払いできるかは賃貸によりますが、支払いをクレジットカードにすれば知らぬ間にポイントが貯まっていき、1年後には数万円分の特典が得られることも少なくありません。
参考:『楽天カード』
16.シェアハウスに住む
トイレやキッチンが共同だったりするシェアハウスは比較的家賃が安かったりします。加えて何もしなくても色んな人とコミュニケーションがとれるので楽しいです。
17.友人や恋人と同棲する
誰かと同棲して家賃を半々で支払うことにすれば、かなりの節約になります。家賃10万円の賃貸を契約しても5万円で済むので良い家に安く住むことも可能です。
料理が得意な彼女との同棲でお弁当を作ってもらって…なんてのはちょっと憧れます(笑)
実質いくらの節約になるのか
これらの節約術を実践した場合、年間でいくらの節約になるのかを適当に算出してみます。
自炊する→月15,000円
水筒を持ち歩く→月2,000円
タバコをやめる→月4,800円
テレビを置かない→30,000円
飲み会は自宅で→月3,000円
コンビニは使わない→月1,000円
親に米を送ってもらう→月1,000円
買い物はセール時間に→月1,000円
高い買い物はネットで→10,000円/回
安い賃貸を選ぶ→10,000円/月
格安スマホを使用→3,000円/月
クレジットカードを使用→10,000円/年
同棲する→20,000円/月※分かりづらいのは省いています
すると、こんなに節約することができます。
60,800円/月(毎月の節約となる項目のみ)
790,600円/年(テレビ・高い買い物はネットで(3回)・クレジットカードの金額を追加)
年間で80万円近く変わってくるので、大学生からすると結構な金額になるかと思います。
「別にタバコ吸ってないし」など思われる気がしますが、ちょっとした生活の仕方でお金の出る金額が大きく変わってくるということを分かっていただけたら嬉しいです。
成功のポイント
無理せず、無駄をせず。
何のために節約するのかを考えてみると、何かしらの理由があるはずです。
- 大学を卒業するため
- 留学費用を貯めるため
- サークルの旅行に行くため
- 恋人をリッチなデートに誘うため
- …
節約の大事なのは、使うべきところにはお金を使い、必要のないところにはお金を使わないことです。
お金はただのツールでしかありません。何のために使うのかを意識してお金を使うべきところを見極めていきましょう。