大学生の皆さんは、講義やアルバイト、サークルなどに忙しいと思います。中間テストや期末テストの時期になると、筆記試験やレポート課題などで徹夜している方もいるでしょう。
さらに、アルバイトをしていたり、部活やボランティア活動などの課外活動もやっている場合は、とても忙しくなります。
ですが、効率よく勉強したり、スケジュールを立てれば、学業と課外活動の両立は難しくありません。
ここでは、私の体験も交えて学業と課外活動の両立について解説していきます。ぜひ参考として読んでみてくださいね。
普段の学業をしっかりやっていれば慌てない!
1.普段の授業をきちんと受けるの当然
たまに、「自主休講」と言って自分で勝手に大学の授業をサボる方がいます。
体調が悪かったり、電車が遅延してどうしても間に合わない場合は仕方がありませんが、ただ「朝起きるのがしんどい」「面倒くさい」「今度友達にノート借りればいいや」という理由で休むと後々苦労することになります。
テスト前に焦って試験が上手くいかず盛大に単位を落とし、成績が家に届くなんんてことは嫌ですよね。
あなた自身も「4年次まで単位を多く残して就活に支障が出る」、「卒論が書けずに留年する」なんてことは望んでいないと思いますので、後のことを考えて普段の授業をきちんと受けるようにしましょう。
遠くの席に座ってスマートフォンをいじるなどもやめてくださいね。
2.サークルや部活を継続出来なくなるかも?
サークルや部活に打ち込むあまり、学業がおろそかになっているのであれば、本末転倒になってしまいます。それでは、遊んでばかりで勉強の成績が良くない小学生と同じです。
大学生はもう大人なのですから、公私を使い分けてサークルや部活と学業を両立できるはず。
大学の活動は自分の意思がないと周囲に流されるだけで終わってしまいます。何をすべきなのかを自分の頭で考え、行動するようにしましょう。
3.前に陣取れば自分に有利でしかない
人間の集中力というものは大体30分から1時間が限界と言われていますが、大学の授業は1コマ約90分と言われています。
講義では途中の雑談で息抜きをしつつ、「ここは覚えておいてください」と言われた箇所だけは赤ペンで書いて、さらにマーカーを引くなどして押さえておきます。板書は全部写すのでなく、要所を抑えれば良いわけで、そうすれば効率よく勉強できますし、テスト前に見直しやすいノートになります。
前の方に座れば、教授の声は良く聞こえますし、板書も良く見えます。私は最前列のど真ん中にあえて座ることで、授業中眠くならない緊張感を自分に与えていました。これは結構効果がありますので、ぜひ試してみてください。
さらに、聞き逃した点や質問したいことがあっても教授の近くを陣取れば他の学生より早く質問でき、質問してからすぐに次の教室に向かって少々休めます。
手帳を駆使して簡潔にスケジューリングする!
1.紙の手帳はやっぱり便利!
課外活動と学業を両立させるためには、いつサークルや部活、ボランティアがあるのか、重要なイベントごとがあるのかをしっかり把握すべきです。最近はスマートフォンでスケジュールが立てられますが、個人的にはやはり紙媒体の方がお勧めです。
理由としては、もしスマホの電池がなくなってしまった場合、確認したくてもできないという不便さがあるからです。
別に高価なものでなくてもよく、自分の好みで持ち運びしやすいもので良いと思いますので、紙の手帳を持っておくとスケジューリングが楽になります。
2.ペンの色を分かりやすくすることで見やすく!
私が特に気を使っていたのは、ペンの色です。女子学生は何かとカラフルにしがちな方が多いですが、それだと何が重要なのか一発でわかりません。
小テストや中間テスト、レポートの締め切りなどは赤で書き、サークル活動など課外活動は青で書くなどの単純な色分けなら、そこらの文房具屋で売っている多機能ボールペン一本で済みます。
また、そのレポートなどが終わったかどうかをチェックするために、「済」や「OK」と書かれたハンコを使ってもいいと思います。見た目もわかりやすいですし、達成感が味わえます。
百円均一などにもそういうグッズがあるので、活用してみてください。
課外活動をうまくこなすコツは?
1.課外活動と自分の体力を知ることが重要!
学業も課外活動も頑張ろうとして、結局オーバーワークになってしまい、体を壊しがちな方や、疲れすぎて授業に出られないという本末転倒な方もいます。
確かに課外活動を行うことで、大学の講義では得られないものがあります。チームワークや達成感などを知るためには、サークル、部活、ボランティアなどは有意義です。ですが、自分の体力がどれくらいあるのかを知っておくことも大切です。
特に、今まで体育会系に入ったことのない方や、あまりチームワークが得意でなく、頻繁な連絡がストレスに繋がる方は、最初から参加できる日を少なめに設定できるのなら、そうした方が得策です。
「私ならやれます!」と言っておいて、結局できないのは、他のメンバーにも迷惑をかけますし、無理をすることになるのでやめてくださいね。
2.課外活動の打ち上げと授業の調整を確認!
サークルや部活に入っていると、たいてい何かイベントごとがあるたびに飲み会が開催されます。
大学生の飲み会はつきものです。ゼミでも課外活動でもどこでもあります。特に成人してからの学生だと、飲めることが嬉しくて羽目を外しがちになってしまうかもしれません。
ですが、課外活動の飲み会やアフター(部活後の食事)の次の日に、1限の講義が入っていないかちゃんとチェックしてください。
特に遠方から自宅通いしている学生は、朝起きられなくなる可能性があります。そういう時は、無理をせずに飲まずにいるか、控えめにするのが賢い大人への第一歩です。
3.どちらも忙しい時は食生活に注意すべき!
レポートもテストもある、でも課外活動で重要なイベントや大会も近いという時は、何が何でも体が優先です。体が資本と言いますが、これは社会人になってからさらに痛感します。
忙しいからといって、お菓子や簡易な食事で済ませていると、文字どおり倒れることもあります。
ですから、どんなに忙しくても、昼ごはんだけはしっかり時間をかけて食べるなど、時間配分や量を決めてみてくださいね。これはダイエットでも同じですが、無理をしないことが一番なのです。
体力があれば、気力も出てきますので、課外活動も学業もしっかりとこなすことができます。
何事も早めの対策が肝心である!
1.テスト勉強は1週間前では遅い!
中学生あたりから、だいたいテスト勉強を1週間前で行っている方は多いのではないでしょうか?
確かに中高生までなら、脳も若い上に詰め込み型で乗り切れたかもしれません。ですが、大学の講義は第二外国語や専門外の一般教養もあるので、そうは行きません。
専門的になる3年生以降はさらに難易度が上がります。なので、テスト勉強はできれば10日前〜が望ましいです。
前にも述べましたが、普段からしっかり講義を受けていれば慌てる必要はないので、2週間も要りませんが、高得点を狙うなら10日前がベストです。
GPAなど成績を参考にする企業もあるので、あまりに成績が悪いと、就職で不利になるので、しっかり計画を立ててくださいね。
2.課外活動の準備も早めに!
課外活動はあくまで自分の趣味でやっている人もいますが、大イベントの前に慌てて資料を作るようだと、完成物がとても良いものになるとは言えません。
他の方との連絡を密に取り、自分が担当しているものは、きちんと提出期限の3日前くらいには完成させるくらいの勢いでないと、結局無理がたたります。
課外活動であろうとも、手抜きをしないよう入念に逆算することが大切です。
学業と課外活動の両立は絶対にできる!
これを読んでくださった方は、どうすれば学業と課外活動をしっかりこなすことができるのか、お判りいただけたと思います。
もし、どちらかが疎かになってしまっていると、卒業した時になんとなく心残りになってしまうので、スケジューリングの徹底だけはしっかり行ってくださいね。