中退経験者の話
中退経験者のブログも参考になるかと思いますので、少し引用しておきます。
僕は大学4年時の後期に起業しようとしていて、休学を使おうと思ってたから単位は一コマ(ゼミ)分だけ足りなかった。
ただ、急に思い立って「俳優を目指そう」と決めたことで、選択肢がいくつか生まれた。
- 残り半年間分学費を払って大学を卒業する
- 今すぐやめる
- 休学して、落ち着いてから復学する
ここでネックになったのは、冒頭の中退理由ランキングにもあった、経済的理由だった。 大学を卒業するも、休学するにもお金がかかる。
ただし、大学をやめてしまえば「大卒」という肩書きは得られなくなるし、普通に就職はできないだろうと思った。
ましてや、俳優を目指すとなれば、「オーディション」や「養成所」、「交通費」などの出費も重なる。
ここで、僕にとって大事なのは「俳優になること」であって、『絶対に俳優になりたい』という想いを実現させるためには、二兎(卒業にかかる費用と俳優活動にかかる費用)を追うのではなく、出費を一本化すべきだと思い、中退という道を選んだ。|僕が卒業間近で大学中退という最終学歴を選んだ4つの理由
自分の気持ちがぶれてきた
最初のインターン先と、面接で辞退した会社などを見て、ぼくは「映画業界に行きたい」という気持ちが「この道に進んでいいのだろうか?」というモヤモヤに変わっていきました。加えて、映画の専門学校にも夜間で通っていたため、その友人から話を聞いても、他の会社も良い環境とは言えないという情報ばかり。
そうやって、休学前とは全く予想しなかった迷走する日々が始まっていったのです。
悩んで苦しんだ休学後悔期「ホリエモンに思考停止野郎って言われた」|映画業界に行くため大学休学したらホリエモンにdisられ、会社クビになった話
調べてみると、大学を中退や休学を経験している学生は、以下の理由であることが多いようです。
- 大学への反発
- 自分探し
- やむを得ない理由
やむを得ない理由というのは、経済的理由・身体的/精神的異常などが当てはまります。
理由が様々であるので、ひとえに「したいなら中退した方が良い・休学した方が良い」なんてことは言えず、唯一言えるのは「中退・休学したところで人生が詰むわけではない」ということです。
中退をすると大学を卒業して就職するレールからは外れますから、孤独な一面もありますし、苦労もします。「大学が嫌だからなんとなく辞める」のはなるべくやめた方が良いです。
何となくで大学を辞めてしまうと、大学をやめた瞬間からやることがなくなります。結婚をゴールとした夫婦が離婚しやすいように、目先の利益だけ見てしまうと、後になって後悔することになります。
選択の先に何が起きるのかを考え、後悔しない道を選びましょう。
大学を中退したら就職はどうすればいいの?
大学を中退する際に死ぬほど悩むのが就職についてです。
やりたいことがあって中退したのであれば良いですが、経済的な理由で大学に通えなくなった場合などはどうすれば良いでしょうか。
ポイントとなるのは、
- 大卒者と同じ土俵で戦わないこと
です。(あくまで個人的な意見です。)
新卒の学生がいっぱいいるような就活系イベントに出席して良い企業から内定をもらおうと思っても、同じ条件であれば大卒者の方が優遇されやすいですから中退だと希望する企業から内定をもらうのは難しいでしょう。
なら、別の方法を考えましょう。具体的には以下のような方法があります。
1.働きたい企業にバイトやインターン生として潜り込む
大手企業はきちんとした実績がなければ内定は難しいですが、成長しているベンチャー企業であれば常に人手が足りてないので、正社員でなければ簡単に潜り込むことができます。
社員数の多い企業だと雑用ばかりになる可能性が高いので、狙い目は少数精鋭のベンチャー企業です。こうした企業なら経営者や優秀な社員の近くで働けて劇的な成長が見込めると同時に高収入へと繋がりやすいです。
2.プログラミングを学習して付加価値をつける
現在プログラミング人材は世界的に不足しています。そんな中でプログラミングさえ身につければ就職に困ることはありません。
就職支援をしているプログラミング学習スクールもあり、そういったスクールなら授業料も安く済みます。(育成した人材を企業に斡旋することで収益を得ているため)
参考:プログラミングのオンラインスクールのCodeCamp
参考:TechAcademy [テックアカデミー]
このように普通の大学生として普通の就職活動を行うのではなく、ほんの少し違ったやり方にすれば就職は難しくありません。(面接だけして即内定は難しいので正社員になるまでちょっと時間はかかりますが…)
中退してもやり方次第でそこら辺にいる大卒よりも圧倒的に稼ぐことも可能です。
中退したからといって諦めることはないので、ぜひ頑張ってみてください。