理系諸君、大学院入試の準備はどうしてる?|院試攻略のポイント4つ

院試攻略のポイント

大学受験が終わってから数年が経ち、試験前には勉強しても日ごろから机に向かう習慣が薄れてきた頃、理系の皆さんには大学院入試の受験勉強が待っています。

今までろくに勉強してきてないし、どうしよう!と思っている方もどうぞご安心ください。

今回は大学院入試(院試)の攻略法をご紹介します。全国平均レベルの院試から全国的にもかなり難関の院試に対応できるように方法をまとめました。

まず初めに一般的な院試攻略法を見ていった後、他大学の大学院を受験する際に追加すべきポイントをご紹介します。


一般的な院試攻略法

ポイント1.過去問を集める

大学の試験前になると皆さん過去問集めに奔走することが多くなりますよね。大学の試験は過去問に似た問題が多く出ます。院試の場合も全く同じで、まず過去問を集めるところから始めます。

多くの研究室では研究室に保管されていたり、先輩が持っていたりするので、借りてコピーしましょう。専攻によっては事務室で貸し出してくれるところもあります。

なければ他の研究室にも聞いてみてください。

先輩が解いた過去問の解答があるかどうかも聞いてみることをお勧めします。解答があればスムーズに勉強できます。また授業のノートや教科書も準備してください。

ポイント2.過去問を分析する

次に、過去問の分析をしてください。広く浅く出題する方針の専攻と狭く深く出題する方針のところがあります。効率よく勉強するために自分が受ける専攻がどちらのタイプなのか必ず判断してくださいね。

ポイント3.過去問を中心に勉強する

とにかく勉強する上で一番重要なのは過去問です。勉強は過去問を中心に行って、わからないところで授業の教科書やノートに戻って勉強することをお勧めします。

大学の試験問題や大学院の入試問題には先生の問題の癖や好き嫌いが非常に反映されます。教科書を一から勉強するのは遠回りになります。またわからない問題に直面したときに教科書を勉強する方がより記憶に定着しやすくなります。

もちろん、教科書からも出題される可能性もあるので、時間があれば過去問を解いた後一通り勉強すると良いです。

過去問は一度全て解き終えたら、二度目、三度目と繰り返し解いてください。この時、過去に正答できた問題は解かなくても大丈夫なので、チェックを入れて飛ばしていきましょう。(過去に解いた過去問は、1週間ないしは2週間空けてから再度挑戦してみることが好ましいです。)

過去問を分析した結果、自分の受ける試験問題の傾向が授業の教科書と合わない場合や自分がその教科書を好きになれないことがあります。

そのようなときは先輩に院試対策のために使ってよかった教科書を教えてもらいましょう。誰かきっと勉強しやすい教科書を教えてくれるはずです。

院試が難関である専攻では、大学受験の予備校のようにこの時期にはこの問題を何回解くなど、ノウハウが確立されているところもあります。そのような専攻ではそのノウハウ通りにこなさなければ合格は難しいので、ノウハウ通りに行ってください。

ポイント4.英語で点数を稼ぐ

院試での受験科目は多くの場合英語と専門科目です。最近では英語の試験を実施する代わりにTOEICやTOEFLのスコアを点数として反映させる学校も増えてきました。

これは、学生の皆さんにとってはチャンスです。

3年生の間から準備できますし何度か受験して一番いい成績を提出できます。また、ハイスコアを一度とれさえすれば後は専門科目に集中できます。

最後になりましたが、院試勉強で一番大切なことは助け合いです。大学受験とは異なり院試のためには予備校も予想問題集もありません。わからないところはとことん友達に聞き、逆に得意なところはどんどん教えてあげてください。

他大学大学院を受験する場合

ポイント1.院試説明会に参加する

皆さんは高校生のとき大学のオープンキャンパスに参加しましたか?オープンキャンパスでは入学前に大学の雰囲気や情報を知ることができました。

大学院の場合も専攻によっては院試説明会が開催されているところもあります。この院試説明会には必ず出席することをお勧めします。専攻の雰囲気もわかりますし院試に関する情報を仕入れることができます。

またそこで友達ができれば、情報交換ができます。受験ではライバルになりますが、合格してしまえば仲間になります。

ポイント2.研究室訪問に行って情報収集をする

院試説明会が開催されなかった場合はもちろん院試説明会に参加した場合も、必ず研究室訪問に行ってください。

研究室訪問に行くと学生が親切に対応してくれます。そのときに、その専攻で使用されている授業の教科書を教えてもらって同じものを購入するようにしましょう。

もしノートもあれば借りてコピーさせてもらっておくと安心です。そして内部進学と同様過去問は絶対に手に入れてください。先輩が解いた過去問の解答があればそれもコピーさせてもらいましょう。

また、前年の試験の倍率や補欠合格があったかどうか、何割くらい解答できて合格したかなどの情報も一緒に聞いておきましょう。

先輩と連絡先の交換をして、質問が出たときに相談できるようにしておくと心強いです。

ポイント3.他大学大学院を受験するときは特に英語が大切

他大学を受験する際に最も重要なのが英語の点数です。英語はしっかり勉強しておいてください。

というのも、外部から受験した場合専門科目はどうしても不利になります。はっきり言ってできなくて当たり前です。英語だけが唯一公平に勝負できる科目です。

大学の方針にもよりますが、外部から受験した場合、英語さえできていれば専門科目は少々目をつぶってくれるところもあります。

番外編:学部生のいない研究室は外部からの受験が易しい!?

大学院といえば、自分の学部の上にある組織というイメージがありませんか?

学部生の方には馴染みがないと思いますが、学部生のいない、またほんの数人しか配属されない研究室というものが存在します。

規模の大きな大学には、学部の他に研究所などの組織があります。このような組織に属している研究室は学部に直結していないため、学部生はほとんど所属しません。

しかし、大学院の研究科には所属しており、院生は在籍しています。

このような研究室は、内部進学してくる学生が少ないため、院試のライバルが少なく、外部からの受験が圧倒的に易しくなります。もちろん学部生がいないことで活気がなかったり、教員の力が強くなりすぎてしまったりといったデメリットもあります。

しかし有名大学内のこのような研究室を選ぶと、有名大学であることに変わりはありません。理系学生の大学院進学のメリットで紹介したようなメリットは十分満たしているので、外部からの受験に自信がない学生にもお勧めです。

最後に

今回は理系学生のための大学院入試の攻略法をまとめました。内部進学と他大学受験の両方をカバーできるように紹介しているので、ご自身の進路に合わせて参考にしていただければ幸いです。

最後になりましたが、院試は専門性が高くなるので一つのことを復習するのにも時間がかかります。

夏に院試を受けられるのであれば、遅くとも4月からは勉強を始めることをお勧めします。そして最後一ヶ月はラストスパートをかけて頑張ってください!

口コミを投稿する

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA