大学に入るとサークルなどで先輩・後輩という位置関係になるシーンが多くあります。
上下関係において、好かれている人と嫌われる人は極端に分かれます。なぜこのようなことになるのか気になりますよね。
今回はそんな先輩・後輩に好かれるメリットや嫌われるリスク、どんな特徴があって、どうすれば円滑に進むのかをまとめました。
人間関係が上手くいかないという方やもっと先輩・後輩と仲良くなりたいという方必見です。
先輩・後輩に好かれるメリット
先輩・後輩に好かれるメリットはその人によって様々ですが、主に以下の3つが挙げられます。
- 情報交換ができる
- 人脈が広がる
- 仲間意識が強くなる
情報交換できる
大学では授業や就活などの情報交換できる相手というのは非常に重要です。例えばどんな授業が面白いとかどの授業が単位が取りやすいかなどはその授業を知っている人に聞くのが1番です。そんなとき先輩・後輩からいち早く情報を得られるのは強みになります。
人脈が広がる
情報交換ために人脈が広がることもあり、「先輩の友達」「後輩の知り合い」と仲良くなったりと、プラスな出会いもあります。
就職活動中に自分の行きたい会社や業界に入っている先輩と知り合いならばネットや説明会では分からない本当の会社の姿を見ることができます。自分の行きたい会社で無かったとしても、一足先に就職活動を終えている先輩の話というのはプラスです。
誰も頼る人がいない状況というのは酷なものです。気軽に相談できる先輩・後輩が多くいると色々なメリットがあります。
仲間意識が強くなる
サークル活動などの関係ならより一層仲間としてのつながりが強くなりチームとしての一体感が増すなどのメリットが考えられます。競技系のサークルならある程度コミュニケーションの取れるチームの方が強いし結果を残せますよね?
なんでも話せる先輩・後輩関係も気を使わなくていいので楽です。
先輩・後輩に嫌われるリスク
嫌われるリスクとしては、主に以下の2点があります。
- 居場所がなくなる
- 大学がつまらなくなる
先輩・後輩とも良好な関係を築けないというのは同期とも上手くいっていないは場合が多いです。そうなると居場所がなくなり孤立する可能性が出てきます。
また人間関係が上手くいかないと大学自体に行きたくなくなることも考えられリスクが大きいです。特に大学はクラスというよりも自分の取っている授業次第なので、友達以外の人脈がないのはマイナスになります。
友達と違い先輩・後輩関係は「信頼関係」「尊敬」なども重要です。好かれていないということで「信頼関係」が構築できなかったり、先輩としての威厳を感じられないなどのリスクもあります。
好かれる人・嫌われる人の違い
なぜ先輩・後輩の関係ではなぜ好かれる人・嫌われる人に分かれるのでしょうか。ここではそれぞれの特徴をまとめています。
先輩や後輩に好かれる人の特徴
- コミュニケーションがしっかり取れる
- オン・オフのメリハリがある
- 人から認められる実力や行動をしている
- 態度で示すことのできる人
先輩や後輩に嫌われる人の特徴
- 無口・無表情
- 話しかけずらい雰囲気
- 自分からは話さない人
先輩・後輩の関係というのはサークルなどの活動内で発展することはもちろん、それ以外のオフの時間が非常に重要になってきます。その時間でお互いの知らない魅力を聞いてより好意をもったり、もっと仲良くしてみたいと思うのです。
その為、活動中と活動外のメリハリが付いている人は好かれやすいですし、反対に自分から関係性を持とうとしていない人は良好な関係を築くのが難しいです。
活動中に厳しい態度を取ったとしても、オフの時間には切り替えて楽しく接することが出来るのが上手な関係と言えます。
例えばサークルなどの活動でずっと仲良く馴れ合いの関係性でいるのは良くないですし、かと言って終わってからもピリピリしたムードでは勿体無いです。先輩であれば「こんな厳しくして嫌われないかな?」と思ってもオンとオフの使い分けをしっかりできているなら問題ありません。
また、好かれる人は「認められている人」が非常に多いです。それは「実力」や「成績」に限らず憧れや尊敬に値するような行動、頑張っている姿など様々あります。あの先輩素敵だな・あの後輩頑張ってるなというところから良好な関係が築けるのです。
好かれるには自分を魅力的な人間に見せるのが重要になります。見た目を繕ったり、わざと性格を変えたりするわけではなく、こんな事が好きでこんな人物なんだよと自分から相手に伝える事でもっと知りたいと興味を持ってもらえるきっかけが生まれるんです。
先輩・後輩に嫌われない為には?
先輩・後輩に嫌われないようにするのは簡単で
- コミュニケーション力
- 洞察力
を付けることです。
まずは、先輩・後輩とコミュニケーションを取りましょう。上下関係に限らず、よく知らない人の事を好きになるのは難しいものです。相手がどんな人でどんな考えを持っているのか自分から話しかけて聞いてみましょう。
どんな風にコミュニケーションを取れば良いのか分からないという時には「洞察力」が重要になります。
普段から人を見るという癖がついていると、ちょっとしたことで話のネタを掴みやすいです。好きなものや、髪型の変化、持ち物など「洞察力」があるだけで話をするのが楽になります。私はあなたに興味・関心があるんだよという事が分かるだけで相手も心を開いてくれる可能性が高いです。
反対に何も話さず関係性を持たなければそもそも仲良くなれませんし、「怖い」「無口」とマイナスな印象が付いてしまうので気をつけましょう。
先輩・後輩に嫌われない為には自分が相手のことを好きになることから始まります。自分のことを嫌っている人間と仲良くなりたいと思いませんよね?反対に自分のことを好きだと言ってくれたら嫌な気はしません。男女間だと難しいかもしれませんが同性の先輩・後輩なら言葉で好意を伝えるのも良いですね。
好かれる先輩・後輩はどんな人?
好かれる先輩
好かれる先輩は「気さくに話しかけてくれる」「褒める・叱るの飴と鞭がある」「適度な上下関係がある」という点が挙げられます。好かれる先輩とは後輩にとってどんな存在なのかと言うと、友達のように仲良くできるが、先輩として尊敬できる人です。
あくまで「先輩」であり「友達」ではないのだという認識を持つことで後輩が憧れる立場になれます。その為には「気さくに話しかけてくれる」コミュニケーション能力と、良いところは良い、ダメなところはダメと指摘してくれる「飴と鞭」が必要なのです。
好かれる後輩
好かれる後輩は「可愛げ・しっかりした面の両極」「ノリ・愛想の良さ」という点が挙げられます。先輩は可愛げがあって面倒を見たくなるような人が好きです。でも、可愛げがあるだけでなく、後輩として頼れる・任せられる安心感というのも大切になります。一見両極端に思えますが、シーンによって使い分けできるとなお良しです。
もし先輩が目の前でボケたら後輩のあなたはどうしますか?そんな時愛想笑いで終わってしまう人はNGですよ。先輩のボケにも突っ込めるくらいのノリの良さは先輩に好かれるポイントになります。これは関係性が構築されているからこそできることですね。
先輩・後輩関係を良好に保つには?
先輩・後輩とのつながりはあるけれど、あまり仲良くないし会った時だけの関係だなという時には、こんなポイントに気をつけてみましょう。
- 関係性を保つ為には自分から
- 定期的な連絡
- 特定の人に絞らない
まず初めに好かれる人は自分からアクションを起こしています。「定期的な連絡」などを取るだけでも関係を良好にするポイントです。「ご飯行きましょう」「飲みに行きましょう」「一緒に遊ぼう」と直接でもメールやLINEでも自分から連絡を取って関係性が切れてしまわないようにするのがいいですね。
相手からの連絡を待つなんていうのはNGですよ。何事も受け身ではなく主体的に動きましょう。
そして、その連絡やアクションが出来ても、間違えを起こす人が多いのが「特定の人」に絞ってしまうことです。確かに好かれると言われるなら1人でも2人でもいいかもしれませんが、勿体無いと思います。
誰か1人を誘うなら、その人と仲の良い周りの人も巻き込んでいくのが重要です。1人を誘うより4人を誘った方が多くの人とか関わりを持てますよね。
まとめ
今回は先輩・後輩に好かれる人・嫌われる人の特徴や良好な関係を築く為のポイントをご紹介しました。
普段の活動に加え上下の関係性が良好だと活動自体が楽しくなります。また、先輩・後輩は長く付き合っていける存在です。是非多くの方と交流を持って楽しく活動してみてください。