大学生がどのパソコンを買うか悩む時、必ずといって良いほど選択肢に挙がるのがApple社のMacBookシリーズかと思います。
でも、MacBookを買うとして、どのモデルを選べが良いのか悩む方がほとんどなのではないでしょうか?
現在あるモデルはこの3つです。
- MacBook
- MacBook Air
- MacBook Pro
少し前まではAirとProだけでしたが、ただのMacBookという選択肢が増えたことによって悩みが止まらなくなってしまうことがあるはず。
今回は、大学生がMacBookを買うとして、どのモデルを選べが良いのか? という悩みを完全に解決していきます。まず、それぞれの特徴を確認しておきましょう。(デスクトップのiMacは検討する必要ないので除く)
この記事の目次
MacBook|12インチ
新しく発表された12インチのMacBook。MacBook Airよりも薄くて軽い(1kg未満)。感圧タッチトラックパッドを搭載され、画面が高解像度のRetinaディスプレイになっています。また、キーボードは再設計し40%高さが低くなりました。ただ、スペック不足と拡張性が乏しいのが疑問視とされています。
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MacBook Air|11/13インチ
MacBookシリーズの中では最安で使える高性能ノートパソコン。十分なスペックで拡張性もあり、動作も軽い。
世界を驚かせたAppleを代表するノートパソコンです。大抵の作業はこれでこなせます。
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MacBook Pro|13インチ
重たい作業をするプロ仕様のMacBookモデルです。様々な機能を同時並列で動かして効率良く作業したいと思っている方でパソコンを持ち運んで使う機会が多い方に好まれています。
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MacBook Pro|15インチ
重たい作業をするプロ仕様のMacBookモデルです。特に、動画編集や楽曲作成、複雑な画像作成/処理を行う方に向いていて、重たい作業でも快適に実行することができます。持ち運びは若干大変ですが、iMacと同等レベルのスペックを利用することができます。
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では、それぞれの特徴を確認したところで、どのモデルを選ぶのが良いか考えていきましょう。
高度なソフトウェアを使う学生はMacBook Pro一択
まず、分かりやすいMacBook Proから見ていきます。
Adobe製品のIllustratorやPhotoshop、Premiereのようなソフトウェアを利用する場合、低スペックのモデルでは処理速度が追いつかずに起動中にソフトウェアがダウンしてしまい、作業データが消失するといった事態になりがちです。
そういった事態を避けるためにもこまめにデータを保存することは大切ですが、パソコン自体もハイスペックなものにするのが好ましいです。
なので、高度なソフトウェアを授業や趣味で利用する場合は、MacBook Pro一択になります。逆に、高度な作業をしないのであれば、MacBook Proを選ぶ必要はなくなります。
だって、分厚くて重たいだけですからね。(重たい作業でなければ、快適さはほぼ変わりません。ただ、後で説明しますが13インチのMacBook Airなら13インチのMacBook Proの方が良いかと。)
因みに、13インチの15インチのMacBook Proがありますが、ここは以下の3つの視点で考えると良いと思います。
- どれだけ重たい作業をするのか
- どこでメインに使うのか
- 持ち運びは頻繁にあるのか
動画編集や楽曲制作などをメインに行うのであれば、15インチの方が向いています。ただ、近所のカフェなどの若干狭いスペースで作業するのが多いと、15インチは大きいと感じるかもしれません。また、頻繁に外に持ち運んで使うのであれば、13インチの方が利便性があると考えられます。
この点を踏まえて、自分にあったサイズのものを選びましょう。
MacBookとMacBook Air はどっちが良いの?
ということで、問題は最近出てきたただのMacBookという奴です。見た目はMacBookと変わらないように見えますが、若干仕様が違うみたいです。
それぞれの大きな特徴としては、以下のような点らしいです。
MacBook|148,000円〜(詳しく)
- Airよりもさらに薄く、幅も小さい
- 大きく高精細なディスプレイ(12インチ)
- より洗練されたデザイン、選べる本体色
- 感圧トラックパッドで「強く押し込む」操作が可能に
MacBook Air|102,800円〜(詳しく)
- CPUの性能が高い
- USBポートが2つあり、接続ポートが豊富
- ストロークの深いキーボード
性能的にはそこまでの差はありませんが、デザイン面がかなり変わりました。正直、MacBookのデザインの方が無駄なく美しいです。12インチというサイズも完璧に思えます。賛否両論ありますが、僕的には神がかった出来に見えました。
ただ、価格的にかなり違うので、背伸びできないようでしたらMacBook Airで良いかと思います。(僕は次MacBookを買います(笑))
参考:『新しいMacBookとMacBookAirをじっくり比較したらAir一択だった |ニカイドウレンジ公式ブログ』
MacBookにはUSBポートがありません。ただ、「データはクラウド管理れば良いからいらないよね。」という意味なわけで、USBのデータ端末を使うことも近年減ってきているので、そんなに問題にはならないかと思います。
MacBook Airにするとして、11インチと13インチのどっちにすべき?
というわけで、MacBookの選択肢は置いておいて、あとはどのサイズのMacBook Airを選ぶかになりました。
ここは人によって意見の割れるところですが、大学生であれば11インチの方が良いと思います。僕は大学期間の大半を11インチのMacBook Airを使ってきましたが、正解だったと感じています。
その理由は、以下の3つです。
- ノートを広げながらの作業がしやすい
- ちょっと作業スペースの狭いカフェでも作業しやすい
- 小さくてスマートさがある
大学生の場合、パソコンで作業しながら教科書や資料とノートを開いて…みたいな場面があると思いますが、その際に13インチ以上のMacBook(他のパソコンでも)だとスペースが狭くて作業がしにくくなります。
ですが、11インチ程度であれば調度よい感じに収まるので、デスク上のマルチタスクに向いています。また、13インチのMacBook Airを選ぶのであれば「せっかくならPro選んだ方が良くない?」というのが持論としてあります。(動画編集とかやるようになるかもしれないし。)
ただ、13インチのMacBook Airを勧める人の意見に、「11インチだと画面が狭くてメインのPCとして利用するには問題がある。」といったものがあります。
確かに、13インチあれば、画面を2分割して別々の作業するのがやりやすいです。なので、そこら辺の塩梅をどう捉えるかですね。完全に好みの問題だと思うので、家電量販店にでも行って現物を見て確かめる他ないです。
正直、どっちもどっちですが、13インチのMacBook Airはマウスパッド周辺が空白だらけでダサい印象があります。13インチのMacBook Airを買うなら、MacBook Proの13インチの方が美しいです。
迷ったら電気屋さんの店頭で触ってみましょう。
スペックの比較表
※画像をクリックすると、参考元のサイトに飛びます。
参考:『12インチMacBookで新たな選択肢!Air/Proのスペックと機能の違いを比較!|IT Strike』
ありがたいことに、すごい分かりやすくまとめられています。興味ある方は元サイトもチェックしてみて下さい。
総評
MacBookシリーズに新たにただのMacBookが加わったことで、選択にどれだけの影響を及ぼすのかと思いましたが、今はまだAirやProの方が総合的に見て優勢みたいですね。ノートパソコンのデザインとしては、MacBookが一番だと思います。
MacBookシリーズはノートパソコンの相場からすると、価格面で高い印象があります。ただ、スペックを見ていくと、特に動画編集などの重たい作業をする方はMacBook Pro以外の選択肢がないくらい、他のPCとは差があります。
とはいえ最近では、Windowsの高性能パソコンが増えてきているので、今後どうなっていくのかは見物ですね。
では、良きMacBookライフを!