就活攻略!年収500万超の即戦力人材を目指す学生限定の修行内容とは?

就活攻略!年収500万超の即戦力人材を目指す学生限定の修行内容とは?

終身雇用や年功序列といった日本的経営が崩壊し、最近の若者は会社に希望を持てず3年で3割が退職していきます。

そんな中、企業は即戦力となる人材を求めています。(ここでの即戦力は、「入社してすぐ結果を出せる人材」のことではなく「主体的に問題を解決する能力のある人材」とします。)

では、就活生が年収500万円以上を稼ぐ即戦力人材になるには何をすれば良いのでしょうか?


なぜ、年収500万円以上を目指すべきなのか?

国税庁の民間給与実態統計調査(平成29年度)によると、日本人の平均給与は432万円(男性平均:532万円)となっています。東京都平均は612万円だそうです。

年収500万円が社会人としてのざっくりとした平均的な水準であり、社会人になってひとまず目指すべき目標値として丁度良さそうです。

月収換算で月40万円が目安となります(月収40万円でもボーナスも入れて年収500万円になるはず)。また、東京都の平均給与は612万円なので、都内で働くなら月収50万円を一つの目標にしましょう。

新卒の平均給与が年収250万円程度だとすると倍の給与になりますが、だからこそ目指す意義があるのではないかと思います。

メモ

あくまで目安です。しかし、目標とする給与水準を設定することは企業・職業選びに大変役立ちます。新卒としては難しくても、20代前半のうちに月収40~50万円に到達できる企業を選ぶのが良いと思います。

月収20万円と月収40万円の現実の差は2倍ではない

給与が違う場合、あなたと相手の差は必ずしも額面通りではありません。その理由を説明します。

月収20万円のAさん月収40万円のBさんの生活に必要な経費(面倒なので税金等も含むことにします)をAさん15万円Bさん20万円だと仮定します。すると、Aさんの自由に使えるお金が毎月5万円、Bさんの自由に使えるお金は毎月15万円となります。

さらにAさんもBさんも服飾代に毎月1万円、ゲームに毎月1万円、ネットで適当なものを毎月1万円購入しているとします。

上記を固定的な娯楽費とすると、Aさんの余剰資金(通常とは異なる新たな使い道ができるお金とする)は毎月2万円、Bさんの余剰資金は毎月12万円となります。6倍もの差になりました。

この時、Aさんはお金の使い道がかなり限定されますが、Bさんは少額ではあるものの、貯金・投資・娯楽を分散して行うことができるだけのお金があります。

Aさんはよほど努力しない限り年収が上がらなそうですが、Bさんは投資を続けることで年収がさらに増えていきます。

このように月収が2倍であった場合、生活の豊かさは2倍以上の差ができるのです。

こうした理由からも月収20万円で満足するのではなく、早い段階で月収40万円を目指すべきだと言えます。

新卒社会人が年収500万円を超えるために何をすべきか?

では、大学生がどのように新卒で年収500万円を目指せば良いのでしょうか。

上位大学の学生であれば年収500万円程度は比較的簡単にもらうことができますが、ここでは上位大学の学生でなくともできる方法を紹介します。

新卒から高給取りになるにはプログラミングを学べ

新卒から高給取りになるにはプログラミングを学べ

若い社員がベテラン社員を抜く最も簡単な方法は、新しい知識・技術を学ぶことです。古い会社ほど上の方にいる人間はプログラミングやテクノロジーの技術・専門知識がありません。

しかし、彼らには長い間積み重ねてきた人脈やマネタイズ、組織管理の技能があります。こうした土俵で勝負しても彼らを出し抜くことは困難です。

そこであなたがプログラミングや最新のテクノロジーを学べばどうなるでしょうか?

組織として管理されるだけだと思うかもしれませんが、専門知識のない人間には技術的な正しさを知ることができないので、どんな上司であってもあなたの意見を尊重して頼りにするしかありません。

上司よりもあなたの意見が重要だと判断されれば、必然的に彼らと同水準の給与が支払われることになります。(もしそうでないなら、その会社は辞めてしまっても良いと思います。)

また、エンジニア人材は世界的に不足しているため、就職で困ることはありません。優秀なエンジニアであれば月収50万円以上で雇ってくれる企業はごまんとあります。

プログラミングを学ぶことで、古い体質の企業に就職しても、IT系の企業に就職しても高収入が得られます。また、独立・起業もしやすくなります。

参考:TECH::CAMP(エンジニアスクール)

メモ

プログラミングを学ぶには、最低でも3ヶ月~半年の期間が必要となります。きちんとした技術を身につけるには1年以上かかるので、大学3年の秋学期までには学び始めた方が良いです。

インターンの実務経験で即戦力を身につけろ

インターンの実務経験で即戦力を身につけろ

インターンでは、企業の中で仕事をして実務スキルを高めることができます。企業によっては学生であってもプロジェクトを任せてもらえることもあり、社会人として即戦力となるスキルが磨かれます。

即戦力を求めている企業にとって、インターン経験者は重宝されます。インターンと言っても数日~数週間の短期インターンではなく、3ヶ月~1年程度の長期インターンをおすすめします。

夏季休業期間や春季休業期間には、週5日のフルタイムでインターンしてみると、社会人になるイメージが明確になります。大学生のうちの一度で良いので、長期休業期間をインターンでフル労働してみてください。

勤務先は、就職を希望している業界(ないなら気になっている業界)かつ経営者の近くで学べる小規模ベンチャー企業だと色んな仕事を経験できます。

有給インターンであれば時給1,000円以上もらえるので、実務スキルが上がるだけでなくお金も貯まります。一石二鳥ですね。

参考:長期インターン・有給インターン募集情報を探すならInfrA

メモ

インターンの中には、言われた通りの雑務をこなすだけのバイトと大差ない仕事も存在します。経験が役に立たなそうなインターン先では働く意味があまりないのでご注意ください。

英語力を磨いてグローバル人材になろう

英語力を磨いてグローバル人材になろう

社会人にとって英語ができるかはとても大切です。身近なところでは、SNSで海外向けに発信ができるかどうかでいいね!の数が劇的に変わりますね。

YouTuberでも日本人向けのチャンネルは100万の登録者がいれば一流ですが、海外のチャンネルでは数千万の登録者がいることも多いです。

このように【英語ができる=アプローチできるマーケットが広がる】ことになるので、英語ができる人材の方が高収入が得られます。

日本の成長率は落ちている中、海外では急成長を遂げている国がたくさんあるので、そうした国と仕事ができるようになるのは大きな強みですよね。

もちろん英語でなくても良いですが、高校までで英文・英単語を多く学んでいる英語が最も手っ取り早くグローバルに対応できる言語であると言えます。

近年では、0円から学べる格安短期留学で英語力を磨く選択肢も出てきているので、お金のない学生であっても海外で英語を学ぶことができます。

参考:欧米留学の約1/3の費用で留学可能!フィリピン政府公式認定 語学学校NILS

メモ

英語力には生活レベルやビジネス会話レベルなど様々ですが、私は【日常会話・海外サービスを利用できる・英語でチャットできるレベル】で十分だと思います。要するに、英語が話せてもそれを活かせないと意味がないので、英語力と英語を活かす能力を同時に身につけていきましょう。(プロフェッショナルな仕事がしたい場合は、より高度な英語力を身につけるべきです。)

海外ビジネス経験で同期と差をつけろ

大学生の半数に海外経験がありません。海外でのビジネス経験となるとなおさらです。では、もし海外ビジネス経験のある学生がいたらどう思われるでしょうか?

就活段階で海外で仕事をした経験のある学生は、2,3%いれば良い方だと思います。上位校の学生の割合は5%ほどなので、この経験があるだけで希少価値の高い人財だと判断されます。

そもそも海外でビジネス経験のある人財がいないので、海外未経験でも海外ビジネス体験ができる海外ビジネス武者修行プログラムに参加するだけでも、即戦力人財への大きな弾みがつきます。

参考:大学生向け実績No.1海外インターンシッププログラム

メモ

海外で働いてみたい、日本にいながら海外の企業を相手に働きたいと思っているのであれば、学生のうちから海外を意識して行動することは必須です。日本にいながらできることもたくさんあるので、できることから始めていきましょう。

自ら起業してビジネス感覚を養おう

自ら起業してビジネス感覚を養おう

会社に雇われずに起業して稼いでいる学生は案外多いです。私が学生の時も、個人で利益を出している学生が大勢いました。

Webサービスを開発している、Webサイトの制作をしている、独自のルートで転売をしている、アフィリエイトメディアを運用している、高単価な営業案件を抱えている、塾を経営しているなど…

今であればプログラミングを学んでWebサービスやアプリを開発したりYouTuberになる学生も多いですが、それ以外にも稼ぐ方法はいくらでもあります。

起業して稼ぐ方法には答えがなく、数字がものを言う世界です。自分で金銭的・時間的リスクを背負って明確な答えのない問題を解決することは、今まさに社会で求められている人物像そのものです。

例え失敗したとしても起業して得た経験は、一生役立つものになります。それに目的を持って働くことは楽しいので、学生生活に物足りなさを感じている学生にもおすすめできます。

メモ

ここでの起業は、法人化して会社を経営することだけではなく、個人事業として売上をあげる活動全般を指します。ただし、メルカリでいらない物を売って稼ぐような単発で終わってしまうような活動は除外します。

投資で資産運用の世界に足を踏み出すべし

投資で資産運用の世界に足を踏み出すべし

学生のうちに株やFXなどの投資(トレード含む)を経験しておくと良いです。

学生が投資を始めるメリットは、お金が単なる数字であり、全ての価値が常に変動していることに気づかせてくれる点です。世界経済に興味を持つきっかけにもなります。

株やFXのレバレッジ取引では、元手が5万円しかなくても100万円以上のお金を運用でき、5万円が100万円になることもあれば、一瞬で0円になることもあります。

取引の仕組みを知らなければ、ボタンを押しただけでお金が増えたり減ったりするのは不思議ですよね。

普段日本円ばかり使っていると全てのモノ・通貨の価値が変動している感覚が中々分かりませんが、株やFXを通して生の経済を感じることができます。

価値の変化やトレンドを見極めるのも社会人として必要なスキルの一つであるので、大学生のうちに株やFXに触れてみてください。

参考:FX初心者から上級者、幅広く選ばれているDMMFX

メモ

原則として、投資は余剰資金で行いましょう。生活費を投資する、借金してしまう人も稀に出てくるので、この点だけ気をつけるように。

読書で知識と思考力を養おう

読書で知識と思考力を養おう

知識があれば、より多くの物事を認識できます。認識できるものが増えれば、選択肢が広がります。選択肢が増えれば、それを取捨選択する過程で思考力が身につきます。思考に行動が伴えば判断力が養われます。

論理的に考えるには、知識が必要不可欠です。情報が不足していると、物事を正確に捉えることができず、間違った方向に歩みを進めてしまうだけでなく、間違いに気づくまでに時間がかかります。

小学生の将来の夢がサッカー選手やYouTuberといった知名度だけ高い職業ばかりなのは、職業に関する知識がないからですよね。

大学生になってやっと、起業家や弁護士、会計士、コンサルタント、証券マン、投資家といった職業を強く意識できるようになった人は多いと思います。

知識はすぐ役立つ便利なものではないですが、人生の選択に大きな影響を与えてくれます。職業選択は典型例でどんな職業を志すかであらゆる行動判断が大きく変わってきます。

メモ

必ずしも読書である必要はないですが、本よりも情報の密度の濃い媒体はまだ出てきていません。VRや電脳化技術が発展してくれば、素晴らしい学習プラットフォームができてくるとは思いますが…

給与は職業選択、企業選びの時点で9割決まる

社会人にも市場価格があります。一般的な新卒であれば月収20~25万円が相場ではないかと思います。そして、この市場価格は職業・企業によって異なります。

例えば、特殊技能の必要がない事務系の仕事に就きたいと考えた時点で月収20~25万円の仕事しかありません。

しかし、高度な論理的思考力が必要とされるコンサルティングファームやプログラミング技術が求められるIT企業などになると、月収25~50万円にまで上がります。企業によっては年収1,000万円以上用意するところもあります。

では、この違いは何なのかというと、職業選択企業選びです。

例え優秀な学生でも単純作業が求められる職種・企業であれば月20万円程度しかもらえないし、学歴のない学生でも高収入の職業や企業に就職すれば月50万円もらえます。

職業選択や企業選びは社会人人生にとって最も重要な判断の一つであるので、学生は就活前にどんな職業・企業に就職したいのかをきちんと考えて準備すべきであり、今回紹介したような活動を実践した方が良いです。

まとめ

質の高いインプットとアウトプットを心がける

受験の時も言われたと思うので、質の高いインプットとアウトプットの重要性は分かっていますよね。では、最近の生活を振り返ってみて、質の高いインプットとアウトプットを実践できていますか?

恐らく、多くの学生の答えが「No」であるのではないかと思います。

何となく講義を受けてサークルで遊んでバイトをして…といったような受動的な学生生活を送っていると、しばらくするうちに慣れてきて物足りなくなってくるはず。

そんな時にはプログラミングを学んでみる、インターンを始めてみる、英語に集中してみる、海外でビジネス経験を積む、起業してみる、資産運用を始める、本を読むといった活動をしてみると次々と新たな選択肢が生まれて刺激的な日常が訪れます。

居心地の良い環境にいるだけでは成長機会は限られています。少し居心地は悪くても、いつもとは違った環境に足を踏み出すことで年収500万円超の即戦力人材を目指していきましょう。

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