つまらない大学生活のループから抜け出したい。そんなことを考えたことはありませんか?
大学生と話をすると「大学生活がつまらない」という話を良く聞きます。多くの学生が意外とこういった悩みを抱えているみたいです。
今回は、様々な大学生と話をしてみて大学生活をつまらないと感じる理由が何となく分かってきたので、その理由と対策についてまとめてみました。
追記:具体的に何ができるかなどをまとめた記事も作っておきました。
つまらない大学生活を楽しい毎日へと変化させる10の方法
あなたはボーリング場でカラオケを歌いますか?
- ボーリング場に行ったらボーリングをする
- カラオケに入ったら歌を歌う
当たり前のように思うかもしれませんが、どこに行くかが決定した時点であなたの行動の99%は制限されます。
大学生活をつまらないと感じるのであれば、あなたが今いる居場所に問題がある可能性が高いです。つまらない大学生活を劇的に変えたいのであれば、考え方だけではなく、活動の拠点を移した方が良いわけです。
この点を踏まえて大学生活がつまらない理由について分析してみましょう。
大学生活がつまらないと感じる5つの理由
- 大学の授業が社会に出た時のためにならないし教授の話がしょうもない
- 飲みや遊びばかりのサークル活動にやりがいを感じない
- 自分と話の合う仲間が見つからない
- 将来に対する不安や危機感を常に感じている
- 大学生になってやりたいことがやれていないorやりたいことがない
正直、大学生活ってつまらないですよね。こう思うのは当たり前だと思います。大学の授業はクソだし、お酒が苦手で飲みのあるサークル活動等は辛いし、中々自分の話に共感してくれる人もいない…将来の不安だってある。思い描いていた大学生活と現実はギャップのあるものです。
何となく大学生活を過ごしていると、大学1年の終わり頃から大学の授業への苛立ち・社会への不安や危機感・今の大学生活への違和感・何も行動できていない自分への無力感…こうしたマイナスの感情に押しつぶされることになります。
確かに大学生活はつまらないかもしれない
話を聞いていると、大学生活に違和感を感じる大学生は以下のような情報を元に大学生活をつまらないと判断していると分かりました。
- 毎日のように遊んで飲んでを繰り返すようなサークルなど、かなり劣悪な環境に身を置いている
- 好奇心旺盛または成長意欲が高いが、大学生活で成長している実感を持っていない
- 志望校に受からず学歴コンプレックスを感じていたりと、通っている大学の学生と付き合うのをためらってしまっている
- ビジネス関係や自己啓発系の本を読んで社会に対する危機感を抱き、今の活動内容に大きな不安を感じている
このような状態では大学生活をつまらないと感じずにはいられないでしょう。外的な要因としては、教授の質の低さや大学の構造的な課題、大学生全体の学ぶ意識の欠如、出会いの運のなさなどが考えられます。
客観的な立場から現状の大学教育や社会の状況を考えても、大学生活をつまらないと感じるのは正常な判断だと思います。同性の友人がいて充実してるようにみえても、恋人ができないと物足りなさを感じてしまったりもしますよね。
ホリエモンや茂木健一郎氏のような著名人も「大学はオワコンだ」と痛烈な批判をしています。
ですが、そう感じてしまう根本的な原因はたった一つです。それは…
問題解決に向かって行動を起こせていないから
大学生活を楽しめていないあなたは、自分で変化を起こそうとせず、受動的に得た情報を元に判断してしまっていませんか?
確かに話の合わなくてつまらない先輩や同級生と同じ時間を過ごしているかもしれないし、やっている活動の内容がとてもつまらないものかもしれません。大学の教授の授業はつまらないし、大学生活が思っていたものと違ってやりたいことがやれずに退屈なのかもしれません。
大学生活をつまらないと感じてしまっている学生の中には、不満を抱いている今の自分に満足してしまっている人もいます。当たり前ですが、不満を言っているだけでは何も変わりません。
つまらない大学生活を変えるため、具体的に何をしてますか?
なので、現状を打破する方法はたった一つです。実際に自らの抱えている大学生活に対する違和感や問題を解決するために行動するだけ。
このような記事を読んで情報収集するのもその一つですね。どんなにつまらないことでも、それを何とかしようと問題解決に向かって行動していれば、大学生活をつまらないと言っている暇がなくなるはずです。
(暇がなくなるという点がポイント。実際はつまらなかったとしても、自分で行動を起こして忙しくなれば、そんなこと考えるだけ無駄であると思えるようになります。別のことをやりながら「大学つまらないなぁ」と同時に考えられる人はいません。)
悩みや不安というのは、人の頭の中にしか存在しません。目の前の出来事をどう認識するかが問題なわけです。つまらないと感じる気持ちを前向きな気持ちに昇華させれたら、現状に変化が生まれていきます。
大学をつまらないと感じる学生の特徴
以下のような学生は、学生生活に対して不満を抱きやすい傾向にあります。
- 理想主義で現状に満足していない
- 何かに依存しがち(他人任せ)
- やりたいことがない
- ネガティブ思考
- 他人と比較して考えがち
- 将来や人間関係などの不安や悩みを抱えている
- コミュニケーションが苦手
これらは悪いことではないですが、やりたいことや興味あることがあっても「(才能がないから・お金がないから・時間がないから・大学が気に入らないから)自分にはできない」と塞ぎ込んでしまっては何も解決できません。
一つずつできることを積み重ねていくしかないのです。
やることはとても簡単です
「でも、具体的に何をすればいいのか分からない」と思うかもしれませんが、問題が分かっている時点でやるべきことはほぼ見えているはずです。
周りがつまらない先輩や同級生ばかりなら、その人達が集まっている場所に行かなければいい。今の活動自体がつまらないなら、別の活動を始めてみればいい。大学の授業がつまらないなら、授業中に別の楽しいことをしていればいい。やりたいことがやれていないなら、それができるようにすればいい。
具体的には、今やっているサークル活動を辞めて学生団体を始める。飲み会や遊びに費やしている時間とお金をビジネス書や実用書代に充てる。海外留学してみる。外部の勉強会やインターンシップに参加してみる。とにかくバイトをしてお金を貯めてみる…など新しいことを始めてみましょう。やれることは無数にあるはずです。
行動したら幾度となく失敗することになりますが、失敗を乗り越えていくことで自分のやりたいことや、やるべきことが見えてきます。
最初からやりたいことがある人はごく稀ですし、それが自分に合っているかは時間が経たないと分かりません。
行動する際のコツは、不要な消費や浪費を抑えて興味のあること、やりたいこと、やった方が良いと思うことに時間とお金を投資することです。(消費・投資・浪費についての考え方、お金の使い方についてはこちら↓の記事に書いているので、参考にしてみて下さい)
まずはやめることから始めてみる
新しく何かを始めようと思っても、大学生は授業・バイト・サークル…で忙しかったりしますよね。そんな時は「やめることから始める」のがおすすめです。
テレビを見ない・ソシャゲをしない・ルーチン化したつまらないサークルをやめるなど。すると時間が余り、「暇だなぁ。面白いことないかな」と自然と新しいことを始めようと動き出すことができます。
簡単なことですが、超強力なメソッドなので活用してみてください。
※余った時間をゲームに注ぐなどの非生産的な行為は避けるようにしましょう。
最後に
理想と現実のギャップが問題
こうありたい。こうあったらいいのに。こうあるべきだ…。そんな理想があるから人はそれを現状と比較して課題を見つけることができます。大学生活がつまらない。違和感を感じている…。そんな時は自分の想い描いている世界観と実際の活動が合っていないということです。
どういう状態が好ましいと思うかは人それぞれなので、問題の感じ方もそれぞれ違い、何が正しいというのはありません。理想だけを追い求めている場合は現実を見ていかなければなりませんが、今の生活に違和感を感じているのであればそれを満足させられれる方向に行動を起こしていくことが大切です。
高校までは言われた通りにやれば良かったのが、大学に入ると「将来については自分の頭で考えてください」といきなり主体性を求められるようになります。親や先生の言う通りにしてきた良い子ほど困惑してしまいますよね。
ですが、今困惑しているのは受動性から主体性に切り替わる際のストレスであり、成長痛のようなものだと理解すれば悩む必要はなくなるのではないでしょうか。(中学生の時に骨に違和感があっても「成長痛だから」と深刻に悩んだりはしませんでしたよね。)
主体的に状況を変化させていく感覚が掴めたら一生役に立つので、4年間かけて様々な学びに積極的にトライしていきましょう。
「人生詰んだ」と思ったら、非日常を体験してみる
現状に不満を抱えている人間が、現状の中で答えを探しても、中々見つかりません。
そんな時は、一度外の世界に足を踏み出してみると価値観がガラッと変わります。
例えば、「武者修行プログラム」のような海外インターンに参加してみてはどうでしょうか。
海外ビジネス武者修行プログラムは、大学生がベトナムで現役の戦略コンサルのサポートを受けつつ、「自分で考えた企画を実践する」実践型海外インターンプログラムです。
2週間で「圧倒的な成長を求める」「挑戦する環境がほしい」「将来は海外で活躍したい」そんな大学生にぴったり。
過去200名以上が参加し、大学生向けの海外プログラムとしては、実績No.1・満足度No.1の海外インターンプログラムとなっています。
参加時の英語・ビジネススキルは一切不問で誰でも参加が可能です。お客様は欧米人観光客、スタッフはベトナム人という環境の中ビジネス経験をすることで強制的に実践的な英語が身に付けることができます。|大学生向け実績No.1海外インターンシッププログラム
武者修行プログラムは、ベトナムで現役コンサルタントの元、企画立案から実行までを実際に体験する海外インターンです。実際にやることは「ベトナム人相手に商売をして、利益を上げる」ことです。
海外ビジネスという普通の学生では味わえない非日常で刺激的な体験ができ、費用もかなり格安で出世払いに対応しているので、おすすめです。
まとめ
「大学生活はつまらない」のは今の自分の状況に満足できていないということです。なので、もしこのままではいけないと思ったら現在の環境を変えてみましょう。
今付き合っている人や時間やお金の使い方を変えて、幅広い知識を取り入れ、経験を積めば視野が広がり行動の選択肢が飛躍的に増えます。一つ一つの作業は地味ですが、それを積み重ねることが成長へと繋がります。
何も上手くいかないのは、問題解決に動けていないから。何もせずにつまらないと感じてしまっていたら、何か行動に移してみましょう。思っているだけでは何も変わりません。思考の質と行動の質を少しずつ上げることです。
たくさん失敗したら自分の負けパターンがわかってくる。
そしたら、そうならないように先手が打てるようにもなります。|林修
都内在住、神奈川県内の女子大に通う大学1年生です。
私は父の仕事が上手くいかず家族が大変な時期に無理いって浪人させてもらいましたが、結果一番思志望校の中で滑りどめのなかのすべり止め。お嬢様大学というブランドだけが取り柄の大学にしか入れませんでした。交通費も馬鹿にならず高い学費を親にだしてもらっていることに申し訳ないと思いながらもこの一年間何もせずにおわってしまいました。
サークルに参加せず意味のない飲み会も嫌い。同級生とは違うと思っていましたが、記事を読んで何も変わらないことに気がつきました。自分の理想と違う学校生活を受験のせいにして、学校を言い訳に何もしていない自分が入ました。また、やりたいことをいつもあやふやにして口だけの自分に不満があったということにも気が付きました。毎日何は不愉快で何がいやだったのか。これまでの20年間何かをきちんとやり遂げることもなく口だけで親に何も示せてこなかったこと、何も達成していないから自信すらない。だから、私自身新しいことを始めるのが怖く、何もせず立ち止まっていることを認めるしかありませんでした。
まだ、今後の三年間どのように過ごすかきちんと考える必要がありますが、この記事のおかげで少し気持ちの整理とい言いますか、自分の非を認めて成長していきたいと思いました。ありがとうございました。今後も愛読させていただきます。
※>>ぽんこつさん
コメント欄で読みやすいよう改行させていただいてます。
>>ぽんこつさん
コメントありがとうございます。真剣に読んでくださって嬉しい限りです。
深く悩んでいるようでしたら、コメントではなく「問い合わせ」(スマホだと一番上のメールアイコン)から連絡いただいても大丈夫ですからね(笑)そしたらメールの方で個別対応もできます。
それはともかく、一番良いなと思ったのは、目線が過去から将来の方向に向かうようになったことです。過去の同じ後悔をループさせていても意味ないですもんね。それだけでモノの見え方が少し変わったのではないでしょうか。時間的には、卒業まであと3年間あるとのことなので全然問題ないです。
ただ、>>ぽんこつさんの場合だと、二つ気に留めておいて欲しいことがあります。
一つは、今までの状態が当たり前になってしまっていると、いざ動こうと思ったときに「思ったように行動できない」ことが起きる可能性が高いということです。(一種のトラウマ状態みたいなもの)
ですが、そこで「やっぱり私には何もできないんだ。」と諦めて元に戻ったりせずに(投げ出してしまうことがあっても以前の状態に戻るのは良くない)、自分のやりたいことをやるための方向に立ち止まらず歩き続けることが大切です。
もう一つは、まだ今後の方向性が定まっていないようですが、先の見えていない心理状態だと宗教的な思想に染まりやすいということです。(真っ暗な場所で光が見えたら、それが何であれその方向に出口があると錯覚するようなもの)
詳しくは知りませんが、悪質なビジネスとかも大学生の中で結構流行ってるらしいので、気をつけて下さい。
p.s.
客観的で無責任な意見ですが、今の>>ぽんこつさんは今後どうなっていくか分からず面白い状態です。もし何かやろうとしていることがあったりしたら教えてもらえると嬉しいです。
ぜひ非凡なチャレンジをしてみてください^^
コメント失礼します!
自分は今、経営学部の1年です。
学部自体では話す機会などがほとんどないので、最初の頃近くにいた人と絡んでいます。しかし話も合うわけではないので話を合わせようとするだけで疲れます。自分と話が合う人を求めサークルや部活に体験などで参加してみたりしていますが、未だになんとも言えない疲労が続きます。そもそも1週間のうち少し顔を合わせるだけ、授業だけ同じという薄い環境が多い大学でなかなか仲良くもなれません。まだ始まってばかりで焦りすぎというのもあるかもしれませんが。
普段から人の性格やらに合わせないとと第一に考えてしまう性格なのですが、大学では自分の好き嫌いははっきりさせてもいいのでしょうか?
「誰と付き合うのか」ではなく、「何をしたいのか」を考えると良いのではないでしょうか?
目標が決まれば、誰と一緒にいたいのかや他者との付き合い方も自分なりの方法が見えてきます。
例えば、「とにかく大学生活を楽しもう!」と「たくさん勉強するぞ!」と思っている学生では、どういう人付き合いをしていくかは自ずと変わってくるのが分かりますよね。
薄い関係に悩んでいるということは、「長く付き合える友人と巡り会いたい」という気持ちが強いのかと思います。
やはりフィーリングも大事ですが、共通の目的や目標がある人とは長く付き合っていけるような気がしています。
好き嫌いははっきりさせて良いですが、嫌いなものの良い部分を見落とさないよう気を付けましょう。
具体的な行動を起こすなんてそれはそうでしょう。私は行動を起こし続けてきました。しかしどうしても抜け出せないループもある。授業がツマラナイなら別の楽しいことをすればいい?出来るわけないでしょう。単位のために。自分が面白いように進むだけじゃダメなのが日本社会なんですよ。あなたは正しい。素晴らしいご意見をお持ちだ。しかし浅い。あなたの主張はまだなにも行動してない臆病者になら響くだろうが私達のように既にたくさんの行動を起こしても大学、強いては日本社会に不満を感じている人達からすれば全く救いにならないお言葉です。大学に退屈を抱える人間の30%はあなたに同調するだろうが残りはあなたの考えもしない理由で退屈を感じている。もっと色々な人間を見てこれからもっと深いことが書けるようになることをお祈りします。
私は地方大学生ですが私はそこの地域の人ではないのでなかなか集団になじめません。サークルは存在はするが活動はなく、部活は強い人だけあるいはちゃんと活動がされていない。まわりは人と遊ぶよりもバイトばかり。大学の教授は無断で授業に休む。授業とは関係のない雑学で毎回授業が終わる。経済的事情でちゃんとした大学に行けなかったため非常に悔しい思いをしています。田舎の田舎の方にいくと地域性が強くなり同じ地域にいる人で仲良くしてしまい特定の数人としか関われなくなり
人との関わりがバイトが忙しいからってSNSになるみたいです。ちなみに私は学びたいことは学んでないので何の目的なしに大学へ通ってます。大学へ片道2時間かけて通っているときもありました。
コメントありがとうございます。
何か参考になったらと思い、こちらに返信書いてみました。
https://campus-hub.jp/article699