大学生になったばかりの頃は、これから始まる新生活に胸を躍らせていた人がほとんどなのではないでしょうか。
しかし、大学生活に慣れてくると、そんなわくわく感もだんだん失われ、授業やバイト、試験勉強に追われる日々を過ごすことになりますよね。
今回は私が、そんな生活の中でも、全く後悔なく有意義な学生生活を送ることができた理由を5つご紹介します。
全く後悔せずに有意義な学生生活を送れた5つの理由
1.学内で大人と仲良くなれたから
入学当初は新しい友達を作ることで頭がいっぱいです。同じ学科の友達、サークルの友達など同世代や先輩と仲良くなって、いかに学生生活を楽しく過ごすか、ということに重点を置いていますよね。
もちろん初めはそれでよいのですが、学生生活に慣れたら学内にいる大人と仲良くなってみませんか?
たとえば教授や講師、生協の職員さんや学食の調理担当の方など学内には意外とたくさんの大人がいます。私はそういった学内の大人と仲良くなることで学生生活を有意義に送ることができました。
特に教授や講師の先生と仲良くなるのは得策です。講義や研究でわからないことを教えてもらったり、暇な時に教授の研究室に遊びに行って雑談をしたりすることで仲良くなれます。
学内のこぼれ話が聞けることもあり、卒論の際の研究室選びの参考にもなるなど、私の学生生活にとって教授たちとの人脈は欠かせない存在でした。
2.ひとつの人間関係に依存しなかったから
同じ学科や同じサークルなど、学生生活では複数のグループに所属している人が大半ですよね。そのグループはなるべくたくさん作っておくのがおすすめです。
私は、学科やサークル以外にも、通学の電車が同じ友達、よく図書館や自習室で会う友達、週に一度のあの授業だけで会う友達、SNSで知り合って仲良くなった友達、入学前の合宿で仲良くなった友達などたくさんのグループを持っていました。
たくさんの友達を作ることで情報がたくさん入るだけでなく、あるグループでトラブルになった時など、ほかのグループの友達に相談に乗ってもらうなどできます。
専門的なことであればその分野に精通した友人に相談できたら心強いですし、一つのグループで失敗してしまった時も気にかけてくれたりするのであまり孤独を感じないというメリットもあります。
また、就活のシーズンになると情報が命になります。たくさんのジャンルのグループ間で情報を交換したり、先輩を紹介してもらったりと非常に役に立つ人脈を築くこともできます。
もちろん、たくさん友達がいれば学生生活がより楽しいものになるというのも前提です。
3.単位だけは絶対に落とさなかったから
学生の本分は勉強だというのは単位を取得しないと卒業できないということからもよくわかります。
私は後から楽をしたいタイプなので1,2年生の間に取れる単位はすべて取ってしまう戦略で履修計画を組みました。当然必修科目を再履修するのも絶対に嫌だったので単位を落とすことだけは避けるようにしていました。
必修科目の単位を落とすのは非常に時間の無駄です。同級生には、1限目の必修科目なのに、朝時間通りに起きることができなかったために単位を落としてしまった人が何人もいます。どれだけ朝起きるのが苦手でもそれだけは避けるべきだというのが私の考えです。
大学の履修制度は高校の時と違って割と非情なもの。単位が一つでも足りないと、バッサリと卒業認定をもらえなくなりますので履修は計画的に行いましょう。
4.単位修得後もなるべく学校に行っていたから
コンスタントに単位を修得していくと、当然3,4年生は就活関連やゼミ以外で大学に行くことは少なくなります。
ですが、私は特にやることがなくても毎日学校に足を運んでいました。私の友達もわざわざ学校に来て勉強するタイプの人が多かったので、みんなで学校に行ってそれぞれ自習し、お昼には一緒にお昼ご飯を食べ、煮詰まって疲れたころに一緒にブレイクタイムを過ごしたりと常にコミュニケーションをとるようにしていました。
就活のための勉強や試験勉強はもちろん自分との戦いになりますが、一人で頑張るよりはお互いに刺激し合いながら切磋琢磨するほうが私には合っていたように思います。
単位を修得したあとに大学で一切見なくなった同級生もいましたが、少しさみしいような気持ちになったのを覚えています。もちろん一人で過ごしたい日も、今日は一日寝ていたいという日もあると思います。
そういう日以外は大学に行って先生や同級生、先輩や後輩と交流するのもいい気分転換になるのでおすすめです。
5.規則正しい生活を心がけていたから
大学生は、自分の好きなように授業をとることができるので、生活の時間が不規則になりがちです。午後からの授業のときは昼まで寝ているという人も多いのではないでしょうか。
もちろんその不規則なライフスタイルを含めて大学生活だという見方もあるかもしれませんが、やはり規則正しい生活をすることは有意義な大学生活を送るためにも非常に大切なメソッドでもあります。
夜更かしをして昼まで寝てしまうと体もだるくなってしまいますよね。私も、飲み会などで夜が遅くなっても、なるべく翌日は朝のうちに起きて活動を始めるように意識していました。
一旦生活リズムが狂っても、なるべく早く元のリズムに戻すように時間を調整することは社会人になっても役に立ちます。ぜひ生活リズムを整える訓練をしておきましょう。
有意義な学生生活を送るためのコツ
私の経験から有意義な学生生活を送るコツをまとめると、このようになります。
- 教授や生協の職員などの学内の大人と仲良くなること
- さまざまなジャンルの友達グループに属すること
- 必修科目の単位を絶対に落とさないこと
- 用事がなくてもなるべく学校に行くこと
- 規則正しい生活を心がけること
もちろん、これだけではないですし、他にも学生生活の様々な過ごし方・楽しみ方があると思います。
ですが、反対に考えてみてください。
- 学生だけでつるんで学生生活を送る
- 偏った友達といつも一緒にいる
- 必修科目の単位をたくさん落としてしまう
- 学業のためだけに最小限大学に通う
- 昼夜逆転するなど不規則な生活を送る
こうしてみると、これまで挙げた項目が有意義な学生生活を送る上で少しは大切な要素であることが分かっていただけるのではないでしょうか。
このような失敗と後悔をしている他学生もたくさん見ているので、この記事を読んでくださっている方は、そうならないよう気をつけていただけたら嬉しいです。
まとめ
さて今回は私が全く後悔せずに有意義な学生生活を送れた理由についてご紹介しました。
学生の頃は時間が有り余っているので、時間の使い方が有意義な学生生活が送れるかどうかのポイントになります。もちろん無駄な時間を過ごすのも今しかできない大切なことですが、後悔のない時間の使い方をしてほしいと思います。
本音で書いたつもりですので、良かったら参考にしてみてください。