友達がいない大学生が知るべき友達作りの方程式を徹底解説します

友達がいない大学生が知るべき友達作りの方程式を徹底解説します

友達がいないことで悩んではいませんか。では、その問題はどこにあるのでしょうか。

「友達が欲しいけど、友達ができない」方は友達作りの方程式を知ることで、自分の生活における問題を発見し、何をすれば良いかが明確に分かってきます。

今回は、友達の作り方を友達作りの方程式とともに解説していきます。


本記事における友達の定義

友達がどういった存在かわからない状態で、友達が「いる・いない」の判断をすることはできません。

ここでは、客観的に友達の有無が確認できるよう、友達の定義をしていきます。

遠慮なく対等に話し合える知人

本記事での友達の定義は「遠慮なく対等に話し合える知人」とします。この定義を要素ごとに分解すると、以下のようになります。

  • 遠慮なく:思ったことを素直に伝えることができる
    例)「だが断る」など、嫌なことを嫌だと言える
  • 対等に:上下関係、搾取関係が存在しない
    例)「焼きそばパン買ってこいよ」と一方的に命令する/されることがない
  • 話し合える:相互にコミュニケーションを図ることができる
    例)お互いに質問に対して返事が返ってくる
  • 知人:知り合いである
    例)お互いに顔と名前が一致していると確信できる

程度の問題はあれど、明らかにこれらの要素が一つでもかけている人間は、友達とは言いません。

友達作りの方程式

では、友達を作るにはどうすれば良いのか?

友達作りの方程式を理解することで、現状の問題点とともにやるべきことが明確に見えてきます。

友達作りの方程式
(出会いの数)×(仲良くなる確率)×( 1-(友達でなくなる確率))=(友達の数)
※ここでの(出会いの数)は、(知り合いになった人数)と同義とする。

この方程式に準拠した場合、友達を作る、友達を増やすためにすべきことは以下の3つになります。

  • 1.質の高い出会いを増やす
  • 2.他人と仲良くなるためのコミュ力を身につける
  • 3.友達との関係を途切れさせない

それぞれ説明していきます。

友達を作るためにすべき3つのこと

1.質の高い出会いを増やす

まずは出会いの絶対数を増やすことが大切です。とはいえ、真面目で正義感の強い人が極悪ヤンキーの集会場に行っても友達はできないように、友達になれる見込みのある出会いが必要となります。

世代が近い、共通点や共感できる点が多い、興味ある分やが同じような人との質の高い出会いがあると良いでしょう。

具体的な大学生におすすめの出会いの場は以下になります。

イベント(単発)
・出会い系アプリ
・合コン/街コン
・ナイトクラブ
・同窓会
・各種イベント
・オフ会
コミュニティ(継続)
・サークル(学内・学外・社会人向け)に参加する
・バイトを始める
・インターンシップを始める
・学生団体に入る
・留学する
・LINEグループに入る

出会いには、単発で次の出会いへとつながるイベント系の出会いと、所属することで継続的な出会いが生まれるコミュニティ系の出会いがあります。両者を使い分けることで出会いが連鎖する理想的な出会い環境を整えていくことができます。

社会人でもそうですが、近年の友達作りや人脈作りの特徴として、コミュニティに参加するのが主流となっています。昔からある方法ですが、SNSやWebサービスによって多様なコミュニティの情報を知ることができる状況となっています。

なお、友達が欲しいからといって無理して興味のないことをしたり、嘘の自分を取り繕うのは逆効果です。素の自分で接した方が相手も心を開いてくれやすいですし、素で接してできた友達の方があなたにとっても居心地が良いはずです。

短期的に考えると嘘の自分で八方美人を演じた方が楽ですが、中長期的には素で接した方が楽な人間関係を築くことができます。

2.他人と仲良くなるためのコミュ力を身につける

次にコミュニケーション力をつけていきましょう。出会いから仲良くなれるまでの確率が向上すれば、必然的に友達の数が増えます。

「仲良くなりたいのに話しかけられない」「興味のある話題なのに、会話に入っていけない」「会話が続かずに気まづい雰囲気になってしまう」

こうしたことで、仲良くなる機会を逃してしまってはいませんか。

コミュニケーション理論は色々とありますが、基本的には慣れです。多くの人と接する中で多様な価値観に触れていけば、自然とコミュニケーションがとれるようになっています。

人間の脳にはDMN(デフォルト・モード・ネットワーク)という脳回路が存在し、無意識に他者を理解し社会適合性を保とうとします。

こうしたアルゴリズムが人間には備わっているため、「どう付き合えば良いのか?」と意識して考えるよりもたくさんの出会いの中で自分がどう感じるかを大切にした方が良いです。

他人の意見はしっかり聞くようにするなど、最低限他人を気遣う気概だけ持っておきましょう。

リアルなコミュニケーションが苦手でネットばかりしている人は他者批判をして自己満足・自己優越感に浸ることが多い傾向にあります。ですが、こうした人たちは現実にその人を目の前にすると批判ができなくなってしまったりします。

これは実際に人と話し合う、議論し合う経験が不足しているから起きるのではないかと思います。質の高い出会いを増やしていく中で多様な人と触れ合う経験があると役に立ちます。

その上でコミュニケーション関連の書籍などを読んでおくと、人との付き合いが億劫でなくなり、仲良くなるコツを掴みやすくなります。

3.友達との関係を途切れさせない

仲良くなっても友達として遊んだりする機会がなく、自然と疎遠になってしまうことも多いですよね。そこで、上手にコミュニケーションをとるだけではなく、いかに関係を継続していくかが大事になってきます。

例えば、定期的に遊びや食事に誘う、勉強会を開く、学祭等のプロジェクトを共に行う、旅行やイベントに一緒に出かけるなど…

こうしたイベントを用意することで関係性を構築していくことができます。親しい中になったら当たり前にやることですが、早いうちから心を開いて一緒に行動することができれば、友達の数が比例的に増えていきます。

誘われるのを待つのではなく、自分から誘えるようになると良いですね。

また、誘われやすくすることや、誘われた時の対応の仕方も考える必要があります。フットワークの軽い人に友達が多いのは、誘ったら来てくれるからでもあるのです。

友達作りの方程式に当てはめてみる

先ほどの友達作りの方程式に数字を当てはめてみます。ここまでで紹介したような友達を増やすための施策を行ったら、どれだけ友達ができやすくなるのでしょうか。

友達作りの方程式
(出会いの数)×(仲良くなる確率)×( 1-(友達でなくなる確率))=(友達の数)

例1)友達作りが苦手な状態
(出会いの数)= 5人/月
(仲良くなる確率)= 5%
(友達でなくなる確率) = 50%

(友達の数)= 0.125人/月=1.5人/年

例2)適度に友達ができている状態
(出会いの数)= 10人/月
(仲良くなる確率)= 10%
(友達でなくなる確率) = 30%

(友達の数)= 0.7人/月=8.4人/年

例1と例2では、友達の数に5.6倍の差が出ました。ポイントとしては、それぞれの要素が足し算ではなく掛け算によって結果が算出されるので、各要素を向上させることで指数関数的に友達ができる数が増える点です。

  • 質の高い出会いを増やす
  • 他人と仲良くなるためのコミュ力を身につける
  • 友達との関係を途切れさせない

「友達を作らなきゃ」と焦る必要はないものの、これらの要素について考えてみて今のあなたの生活に足りないものは何かを考えてみてください。そうして発見した課題を解決していけば、自然と友達ができてくるはずです。

計算通りにうまくいくことはありませんが、構造的な問題を見つめることで課題が明確に見えてきます。

友達作りのコツとは?

最後に友達作りのコツをまとめていきます。

友達を増やすためにすべきこと
・コミュニティに所属する
・単発の出会いを増やす
・積極的に話しかける
・人の話を聞く
・イベントに知り合いを誘う
・不用意に誘いを断らない
・素の自分で接する
・気づいた点を少しずつ改善していく
友達を増やすためにすべきでないこと
・出会いを拒む
・家に引きこもる
・話しかけられるのを待つ
・人の話を聞かない
・イベントに出かけない
・誘いが来たら断る
・自分を偽る
・ダメな点を治さない

全体として、人間関係を面倒くさがらずに積極的に行動すること(他人の自由を侵害するのはNG)が大切になってきます。こうした点を覚えておけば、友達作りはもちろん、社会人になってからの人脈作り等にも役立つはずです。

まとめ

出会いがなければ友達はできない

友達作りに困っている人は、出会いの場に顔を出すことがない人であることがほとんどです。人との会話が苦手、自分に自信がないなどのコンプレックスを抱えているのだと思いますが、出会いがなければ友達はできません。

そうした方は、出会いを目的とするのではなく、イベントやコミュニティ内の活動を目的として活動の場を広げることをおすすめします。

友達作りのためにサークルに加入するのは気が引けても、「英語を勉強するために英語サークルに入る」といったことならまだ大丈夫ですよね。「最悪、友達ができなくとも英語の勉強を習慣化できれば良い」といった気持ちでいけば、より気が楽になるのではないかと思います。。

「人混みが苦手→人間観察で人の職業や性格等を推理する」など、苦手な行動の目的をすり替えてみると別の楽しみ方が生まれたりするので、自分なりに試行錯誤しながらうまくいかないことも楽しんでいきましょう。

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