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思考法・実用書
マインドマップ・MECE・フェミル推定・クリティカルシンキング…これらについて学んだことはありますか? 大学で学ぶこともあれば、そうでないこともあるでしょうが、ロジカルかつクリエイティブな思考を養う上で基本となる思考法・フレームワークを知っておくと思考の幅が広がるとともに自らの論理に自信が持てるようになります。
身につけるのは難しいかもしれませんが、できたら学生のうちに入門書を読んでおくことをおすすめします。
知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ|苅谷 剛彦
周囲に流されるのではなく、多角的な視点から自分の頭で考えを持つことの大切さが分かります。これを読めば、自分の頭で考えられるような気になれます。考える力を養いたい人はもちろん、論理的に考えるのが苦手な人や他人に流されやすい人におすすめ。
デザイン思考が世界を変える|ティム・ブラウン
世界的に有名なデザインコンサルティングファームIDEOの創業者ティム・ブラウン氏の書籍となります。デザイン思考はデザイナーのためにあるのではなく、人々のニーズを探り出し、創造的問題解決によって生活を豊かにするためのものです。デザインに興味のない人にほど読んで欲しい。仕事に対する価値観を変えてくれます。
マインドマップ超入門|トニー・ブザン
マインドマップは学習・情報整理・アイデア出しなど幅広く活用でき、社会に出たら知らない人はいないほど有名な思考ツールです。脳の構造と相性が良く、大学生が上手に活用すれば学習効率が飛躍的に向上するはず。マインドマップを知らない人は、これを読むかネットで調べるなりしてください。
地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」
「日本の電柱の数はいくつあると思いますか?」あなたはこの質問に対してどのような回答ができますか?(このような質問は「フェミル推定」という思考法を用いて答えていくのですが、その過程で地頭力(直感で正しい道を選び、最適な解を導き出す能力)が鍛えられていきます。)
※フェミル推定の論題はコンサルティング会社の面接で出題されることがあるので、コンサルティングファームへの就職を考えている学生は必読です。
伝え方が9割|佐々木 圭一
内容は同じでも伝え方によって受ける印象は異なります。では、どのような伝え方であれば相手に良い印象を与えられるのでしょうか。悪口のつもりはないのに相手に感じの悪い印象を与えてしまうなど、伝え方で損をしている人は読んでみてください。
本を読みたくなる本
本を読む本|J・モーティマー・アドラー,V・チャールズ・ドーレン
読書力|斎藤孝
本は10冊同時に読め!―本を読まない人はサルである!生き方に差がつく「超並列」読書術|成毛 眞
本を読むことは、知識が増えるだけではなく様々な利点があります。読書を勧める系の本は、読書家の著者が本を読むことの利点・本を読まないことのリスク・本の読み方・おすすめの書籍などを紹介してくれており、読書初心者におすすめです。
大学生におすすめの著者
瀧本哲史
京都大学で絶大な人気を誇る瀧本哲史氏の書籍は、大学生にとって非常に刺激的です。初の著書となる『僕は君たちに武器を配りたい』はベストセラーとなり、各大学でも話題となりました。瀧本氏の書籍は、これからの社会を生き抜く術を学ぶには最適です。
僕は君たちに武器を配りたい
武器としての決断思考
戦略がすべて
堀江貴文
ホリエモンこと堀江貴文氏は情報感度が高く、時代の少し先を行った考えを持っています。常識に縛られて思考が凝り固まっている人にとっては刺激が得られる本となるかもしれません。ホリエモンの本は大学生向けのようなものが多いので、本屋に寄ったら立ち読みでもしてみると良いと思います。
著書の中でも『ゼロ なにもない自分に小さな一を足していく』はホリエモンのネガティブな面に触れた書籍で、大学時代の彼の姿や考え方も書かれていて面白いと思います。『本音で生きる』は空気を読みがちな大学生にはぴったりかもしれません。
本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方
ゼロ なにもない自分に小さな一を足していく
好きなことだけで生きていく。
多動力
すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論
本田健
本田健氏の書籍は個人的にはおすすめではないですが、好きな方は好きなので有名なものをいくつかピックアップしました。